ジッケンノート

社会人を目前に初めてジャニーズに落ちた人間がどのような経過を辿るのか記録する

10年前女子高生だった極楽とんぼファン(吠え魂リスナー)が思うこれまでとこれからの話

春先以来久々のお笑いの話。

というか、煮詰まりすぎたので思ってることまとめる。

先日のめちゃイケを受けて、賛否両論出ることは予想していたし、やはり女性層からは特に反発が強いなと思ったので一ファンの私見に過ぎないけど、極楽とんぼの女性ファンとして、これまでのこと、これからのこと、まとめて残しておきたいなと思ったので、ブログに認める。

 

  • はじまり

今から14年前、2002年冬、SMAP香取慎吾くんの主演ドラマと同時期に放送されためちゃイケのSPがそもそものはじまり。

キレ芸と喧嘩コントの怖い荒々しい芸風の彼ら。

時々テレビで見掛けても怖いなと思ってあんまりちゃんと見ていなかった。

そもそも、まだお笑いオタクですらなかった。

めちゃイケ加藤浩次の結婚と奥様の出産に密着したSP。

24時間カメラを回すことでテレビの短い出演じゃわからない彼の人間くさくて誠実なところが沢山映っていた。

男らしく強く、でも真面目で優しい。

同時、まだ小学校5年生だった私はぼんやりこんな人と結婚できたら素敵だろうなと。

若手の頃は男前と言われたそれなりに整った顔と元女優の美人な奥様を見て、 加藤夫妻のファンになった。

じゃあ、その時、加藤浩次の相方のことをどう思っていたかと言えば、面白いけど好きでも嫌いでもなかった。

まだ、コンビのファンではなかった。

 

  • 吠え魂リスナーになった中学生

それから数ヶ月後、小学校6年生の夏休み。

暑さで寝苦しくて目が覚めて、中々再び眠りにつくことができなくて、本当何の気なしに滅多につけないラジカセをつけた。

いくつかチューニングをしているとどこかで聞いたことのある声がして、チューニングする手を止めた。

TBSラジオ 極楽とんぼの吠え魂だった。

テレビよりさらに自由で放送コードは多分ギリギリで、下ネタ全開で。

夜中に起きてこんな教育的には絶対悪いラジオを聴いていることにドキドキして、でもこんな教育的に悪そうで刺激的なものなんて普通に生活してたら出会えないから私はラジオに釘付けになった。

金曜日の深夜1時。小学生が起きて迎えるには少し時間が深くて毎回ちゃんと聞けたわけじゃないけど、私は彼らのラジオのリスナーになった。

それから、少しずつ他の芸人さんのラジオやテレビを見るようになって、私はお笑いオタクになった。

クレヨンしんちゃんすら観てはいけないと言われて漫画の類も10歳まで与えられずに育ったから、厳格な父は彼らの出るバラエティーにいい顔はしなかったけど、何度も何度も交渉してめちゃイケガキの使い(当時同じく好きになった雨上がりがよく出ていた)を見る権利を得た。

中学生になって夜ふかしすること自体はそんなに難しくなくなって、でも、土曜日に授業のある学校に進んだから金曜日に夜ふかしをすると土曜日の授業は半分以上船を漕いで過ごす。

土曜日の夜は天国でめちゃイケがあって、スーパーサッカーを見る、日曜日は朝からガッチリ マンデー。

金曜日の夜から週末は極楽とんぼ漬け。

一番極楽とんぼと深夜ラジオが好きだった時代で、吠え魂じゃなく、ニッポン放送の中高生向けラジオで上田晋也の知ってる!?24時という番組があって、期間限定コーナーではあったのだけれど、芸能人にラブレターをしたためる企画で加藤浩次宛に書いたラブレターが採用されたのは、ラジオに投稿したネタが初めて読まれたことと合わせて今でも当時のMDを捨てられないでいる。

思い立って聞き直すと大して面白くないのだけれども。

 

  • 2006年のあの日から

それから、数年の間に私のお笑いオタクは進行して若手芸人の何組かを応援するようになった。

これはジャニオタブログでもあるからジャニオタ的に言うと担降りみたいなものである。

でも、決して極楽とんぼが嫌いになったわけじゃなくてもっと応援したいと思う人ができてしまっただけで、でもめちゃイケと吠え魂だけは欠かさなかった。

2006年の春、スッキリが始まった。

スーパーサッカーやガッチリ・マンデーでキャスター業が増えていたとは言え、朝のニュースキャスターである。

今でこそバナナマンの設楽さんや一時はロンブーの淳さんもキャスター業をやっていたけれど、吉本の高卒芸人、それも本人たちが社会不適合者なんてタイトルをつけたDVDを発売していて、若手の頃には違法駐車の罰金を延滞し過ぎて捕まって留置所で2番と呼ばれた加藤浩次が朝の顔である。

ちょっとした事件だった。

毎日平日朝真面目に振るまわなくてはいけない反動か、2人の吠え魂の最後の時期だから記憶が相当美化されているかもしれないが、ラジオの下ネタや悪ふざけは一層ひどくなっていた気がする。

 

テレビでも極楽とんぼの面白くない方と言われると加藤浩次が爆裂お父さんでそのフラストレーションを昇華しようとしていたことも覚えている。それこそ、確か事件の週の前の放送か、2週間位前の放送内容だった。

芸人の活動だけにとどまらず、加藤浩次は前述のスーパーサッカー。相方は野球のラジオ。

お互いドラマにも出て、芸人としての活動に加えて幅の広い活動に一番脂の乗った時期だった。

朝いつものように起きるとあのニュースが報じられていた。

私が極楽とんぼのラジオを聴いていることを知っている両親は一応気を遣ったのが、彼のことを悪くは言わなかったけど「どうなっちゃうんだろうね」と言った。

私が一番知りたかった。

吉本を解雇される。

吉本の芸人さんを好きになってほぼ4年、解散や引退、芸人さんは社会生活を送る上でかなりギリギリのラインにいる人も多いから不祥事めいたこともなかったわけじゃないけど、解雇までされるというのは聞いたことがなかった。

前代未聞の非常事態。

動揺したまま高校に行って、家に帰ってきて、ネットニュースを見たら加藤浩次が号泣したことを知り、You Tubeでその動画を見た。

加藤浩次が泣いているのをそれまでに1度だけ見たことがある。

めちゃイケのSPで生まれたばかりの小羽ちゃんを抱いたとき、ポロリとこぼした嬉し涙だった。

でも、パソコンに映ったその姿は悔しくて悲しくて大号泣をしていた。

慣れないバラエティに出てメソメソ泣くアイドルにテレビは戦場だと容赦ない言葉を吐いて先陣を切るめちゃイケの若頭が泣いている。

異常事態だった。

吉本を解雇、事実上の解散。それ以上のことは何もわからなかった。

 

その週の極楽とんぼの吠え魂、事前に最終回になることは報じられていたと記憶している。

開始早々、事件について詫びて、相方には会っていないけれども、報道で伝えられているように相方が解雇になって事実上の解散と言われているがコンビの解散は「俺と相方が決めること」と強く宣言した声に救われたのを覚えている。

 

それから8ヶ月後、深夜金曜3時の時間帯に加藤浩次の吠え魂が帰ってきた。

冒頭と最後、必ず極楽とんぼ加藤浩次と名乗ること。

でも、相方と親交のあった後輩がそれとなく相方の話題を出すと話をそらしたり、話題の中で相方に会えばきっと殴ってしまうと言った発言もあった。

 

先日のめちゃイケめちゃイケメンバーの中には僅かながらに連絡を取ったことのあるメンバーがいたことが触れられているし、昨年加藤浩次が後輩たちと行ったイルネス製作所の最終公演を相方が見に来ていて、共演者の後輩芸人の働きかけにより最後に9年ぶりに同じ舞台に立ったこともニュースになっているけれども、それでも最初の数年は全く連絡を取っていなかったのだ、加藤浩次は。

それは、芸人人生をぶち壊した相方への怒りなのか、娘を持つ父として未成年淫行に及んだ相方への怒りなのか、そういうことは一切語らなかったけれども、この10年のうち5年くらいはいじられても頭を下げるばかりで、将来的なコンビでの活動について加藤浩次は触れることがなかった。

コンビとしての未練はずっとあったと思っている。

だから名乗る時は極楽とんぼ加藤浩次と名乗る。

でも、相方への怒りだったり、社会的な反応だったりそういうものから解散に踏み切ることも再結成のために周囲に働きかけることもできなかったのだろうなと勝手に思っている。

 

それから、2014年、イルネス共和国の公演が発表された。

後輩たちとコントをするイルネス一座の旗揚げで、あの事件以来ネタをするのは初めてと報じられていた。

その前後からコンビ活動の再開を願っている発言も何度か聞くことがあった。

芸人人生をこれだけ振り回しておいてきっとまだ許していない部分はあると思う。

けれども、芸人としての加藤浩次が相方として道連れにするのは道連れになるのは山本圭一しかいないんだろうと思った。

 

  • 活動再開に思うこと

私が中学生高校生の時に好きだったもの。

お笑いとTHE BLUE HEARTS

どう考えても一般的な会社勤めは無理そうな態度だったり格好だったり、そういう大人が好きだった。

私は偏差値60くらいの中堅進学校の中で勉強が少しばかり出来るくらいで、取り柄もなくてアトピーで人とコミュニケーションをとるのがびっくりするくらい苦手で、アトピーバイキンといじめられることもあって、いじめられても周りの大人にに守ってもらえるように、大人が望む優等生を演じることが唯一の処世術だった。

その処世術を捨てて大人に反抗する勇気もなかったけれども、そんな処世術でしか学校という集団社会で生きていけない自分が情けなくて息が詰まってずっとずっと苦しかった。

だから、テレビやラジオの中とはいえ、社会的にギリギリな大人たちがふざけてギリギリのところで生きていることに救われていた。

大人の理想とか校則とかそういうものを捨てても生きていける彼らにずっと憧れていた。

 

社会的にギリギリセーフだから笑えていた彼ら。

相方1人とは言え、不起訴にはなったとは言え、社会的規範から外れてアウトになってしまった相方を持つコンビを見て、あの頃と同じように笑えるのか、本当はよくわからない。

 

10年前、女子高生という立場で感じた、自分と同じようなまだ未成年の女の子に手を出した行為に対する生理的嫌悪感も消えたわけじゃない。

本当に個人的な話だけれども、あの事件があった私が高校1年生だった時、しょうもない理想を押し付けてくる先生たちとは違った、恩師だと思っていた先生が、買春をして捕まったこともあって、男性の性的暴行の中でも特に未成年淫行には嫌悪感しかない。

先生の行為のせいで、中学時代にあったわずかばかりの楽しかった思い出だって、素直に良い思い出に出来ない。

相方という距離よりもずっとずっと遠いのに、私は先生のことを許せていない。

 

だけど、だから、うんと近いところにいて、もっともっと許せない気持ちを持ったはずの加藤浩次がそれでもコンビとして活動したいという思いの形を見てみたい。

先のめちゃイケで、「本当にどうしようもないやつだ」と言いながら、「それでももう一度やりたい」と泣きながら訴えるお笑いコンビという運命の相方に出会ってしまった奇跡を私はもう一度見たい。

 

女性ファンとして生理的嫌悪感は消えたわけじゃない。

あの頃と同じように笑えるとも思ってもいない。

でも、お笑いコンビが見せてくれる奇跡を私は信じたい。

 

開演まで1時間を切った今の心境。

いわきへ向かう特急の中から。

 

 

関ジャニ∞デビュー10周年新規が2016年夏松竹座でANOTHERを見てきた話

ど新規ジャニオタのジャニーズ研究フィールドワーク、今回の現場は大阪松竹座

関ジャニ∞ファンにとって聖地の中の聖地、大阪松竹座に行ってきました。

古参新規問わず関ジャニ∞ファンにおける大阪松竹座の存在は説明するまでも無いと思いますが、はてブロ「ジャニーズ」カテゴリでエイトにはそんなに興味の無い人も読んでくれているかもしれないし、今回親しいフォロワーさんに「松竹座行ってくるんですよ」とお話ししたら「いいなあ」とか「私も一度行ってみたい」などやはりエイトの原点、彼らがそこで活動していた頃をリアルタイムで知らない、しかも非関西圏のファンにとって憧れと幻想が詰まった場所のようになっているなと思ったので、今回の記事は松竹座とエイト及び関西ジャニーズ、そしてANOTHERの歴史について自分の勉強もかねてまとめつつ、私が関東から関西まで足を運んだ理由の彼について知ってもらえたら嬉しいなと思う。

 

1.松竹座とは

大阪松竹座は、大正12年(1923年)関西初の洋式劇場として誕生しました。

大林組の木村得三郎によって設計された正面の大アーチが特徴的なネオ・ルネッサンス様式の建築は、大阪の顔として親しまれました。開館は同年5月17日で、柿葺落し記念公演は、ドイツ映画『ファラオの恋』、松竹蒲田作品『母』、そして松竹楽劇部による実演『アルルの女』でした。

その後、松竹楽劇部(後のOSK)の本拠地となり、大正15年(1926年)4月には、以後恒例となるレビュー『春のおどり』の第一回公演が行われました。松竹楽劇部をメインに、海外の舞踊団、俳優による実演も行われ浪速の新しい文化の拠点となっていきました。

以後戦前は洋画を中心に、戦中と戦後すぐには邦画封切館として興行、そして、昭和27年(1952年)7月からは洋画封切館として再発足、数々の名作を上映し、平成6年(1994年)5月洋画封切館としての歴史の幕を閉じました。

公式サイトhttp://www.shochiku.co.jp/play/shochikuza/about/history.phpより

93年前に関西初の洋式劇場として建てられた大変由緒ある劇場。

14年前にエイトが初めてANOTHERをやったときですら建立79年。

よくエイトは松竹座の1000人のキャパが埋められなかったと苦労話を語りますが、松竹座の歴史に重きを置いてこの発言を見ると、まだデビューしてない子達がこの劇場使って一夏舞台やるってことの有り難みの方を感じなさいな!と思うほどの歴史。
もちろん、エイトの「埋められなかった」発言についてはタッキーがいるJr.全体のコンサートなら東京ドーム5万人埋められるのに関西Jr.だけじゃ1000人も埋められないということからくる発言によるのだけれどもエイトの発言だけ取ると松竹座が凄さが伝わらない部分もある。

立地もすごくよくて、なんば駅14番出口徒歩3分。
なんばがターミナル駅であることはわかるけどそんなん言われても非関西圏にはイメージしにくいとは思うのだが、非関西圏の方でも大阪の風景でイメージするものっていくつかあると思う。
ちなみに私は根っからのお笑いオタクなので千日前のNGKの前の風景。
そして、心斎橋のグリコの看板とかカニ料理屋さんの大きなカニ
松竹座は心斎橋筋道頓堀川を渡ってグリコの看板を通り過ぎたその裏にある。
はす向かいには前述のカニ料理屋さん。
おそらくは大阪なんばの一等地中の一等地。
ちなみにまるちゃんのサタプラの看板もこの近くにある。

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左端に見切れているのが松竹座。
正面からみると、お城みたい。

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ちなみに中も大層綺麗だった。

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写真撮っていいかわからなかったから公式サイト画像引用。

「埋められなかった」「ガラガラだった」って何度もぼやくから若手芸人が使うような古くてボロい劇場ですら埋まらなかったんだと思ってたけど行ってみてびっくり。
外観までは冬に大阪遠征した際に見ていて一等地じゃん?めちゃくちゃ立派じゃん?とびっくりしたんですが、中もめちゃくちゃきれい。
ちなみに、エイトメンバーが初めて松竹座を使用したのは2002年のANOTHERではなくその前に99年冬に関西Jr.コンサートをここでやっているようで、関西Jr.と松竹座の歴史はそこから始まっている模様。
確かジャニーズとしてはもっと前から使っているようなんだけど正確なことが見つけられなかったのでご存知の方はご一報ください。
99年冬コンから約2年半の年月を経て、一夏の長期公演をするようになったのが2002年夏の演目がANOTHERとなる。

 

2.ANOTHERとは

次に、ANOTHERとは。
初演は1993年、デビュー3年目のSMAPと当時ジャニーズJr.だったKinKi Kidsを中心に演じられたお芝居で、同じく当時ジャニーズJr.だったV6イノッチと森田くんも出演した勿論、ジャニーさん演出の舞台。
その後再演、再再演で少しずつ物語に変化はあるものの、大筋としては冒険旅行に出かけた少年たちの乗った船が難破し、無人島に漂着してしまう。無人島と思われた島には先住民がいて、よその世界からやってきた少年たちと対立をする。その対立を経て成長していく少年たちの物語。

初演の1993年、東京のアートスフィアと京都の南座を衛星中継し、二つの場面を同時進行させるという当時の技術の粋を集めたと言っても過言ではない演出があったとのこと。
さすがジャニーさん、23年前もぶっとんでらっしゃる。
ちなみに、フォロワーさんでこの23年前の演目を見られていた方がいて、ちょっとだけお話を聞くことができたのだけれど、今でもスポーツ中継で海外とつないだ際に上手く繋がらなくてスタジオに引き取る場合も珍しくなくて20年以上前は東京と京都だって不安定。
中継をつなぐシーンで上手く繋がらなくて、その間は演者のアドリブでつないでいたとのこと。

そして、前述の通り、それから約9年後、大阪松竹座で後の関ジャニ∞ととなる関西ジャニーズJr.によって再演されたのが2002年のANOTHER。
この舞台の中心人物だったメンバーを中心に関ジャニ∞が結成される。*1

2013年の夏に当時の関西ジャニーズJr.、現ジャニーズWESTのメンバーを中心に再再演。
ちなみに2013年に関しては東京の日生劇場でも上演され、こちらには東京のJr.も出演。

2002年の上演をきっかけに関ジャニ∞が結成され2004年デビュー。
2013年の中心メンバーたちが2014年にジャニーズWESTとしてデビュー。
どちらもデビューまでに紆余曲折あったものの*2関ジャニ∞の活躍は言うまでもなく、ジャニーズWESTも順調に活躍の幅を広げているように思う。

この舞台の中心メンバーが2度もデビューにたどり着いたこともあり、20年以上前に初演が上演されたという歴史も含めて関西Jr.のファンにとってはかなり特別な演目と捉えられている様子。
そして、この2016年夏現関西ジャニーズJr.により松竹座で3回目となる公演が行われた訳です。

 

3.SMAP版・エイト版・WEST版のキャストとあらすじ

年齢比較もしてみたかったので、当時の年齢も併記。公演中に誕生日を迎えるケースもあるので、原則公演年の8月末日の満年齢で。
一般人になっている方も多いので現在ジャニーズ事務所を退所されている人は記載しない方針。デビュー後退所された森さんは記載。

SMAP
1993年 東京のアートスフィア及び京都の南座

「少年の島」編 「沈黙の島」編

 

関ジャニ∞
2002年大阪松竹座

漂流者 先住民

 

ジャニーズWEST
2013年 大阪松竹座

漂流者 先住民

 SMAP版と関ジャニ∞版では流れ着いた島というのが、胎内被曝者が差別から逃れるためにやってきた島であることが、作中で言及されるので島の人間と言葉が通じるのは納得。
WEST版がわからないんだけど、2016年版は日本語が通じる理由が少し説明不足な気がした。
SMAP版は役名がついているけれども、関ジャニ∞版以降は基本演者の名前なので、それぞれどんな役かわかりにくいけれども、共通しているポイントがあって、途中でホームシックで心を病んで入水自殺を図ってしまう役が一人。
SMAP堂本剛関ジャニ∞錦戸亮、WEST版永瀬廉(敬称略)
ジャニーさんのスペオキの匂いがする。スペオキを芝居上とはいえ死なせるジャニーさんの性癖。
ちなみに、仲間が死んでしまったことに特に責任を感じるリーダー格がSMAP中居正広関ジャニ∞村上信五、WEST版桐山照史(敬称略)
桐山くんも後々はジャニーズを代表するMCの仲間入りをするのだろうか…(中居・村上の共通点MCくらいしか見つけられなかった。そもそも、村上くん高槻の木村拓哉だし…)

デビューしている、していないの違いは大きいけれども、SMAP版と関ジャニ∞版を比較すると演者の年齢は実は大差がない。
SMAP版は年長者2TOPの中居くん・木村くんが21歳になる年で、関ジャニ∞版年長者三馬鹿も同じく21歳になる年。
SMAP最年少の香取くんも高校2年生。関ジャニ∞だと内くんが高校1年生の時。
前述の死んでしまうスペオキ枠は剛君中3で14歳、亮ちゃんが17歳、高校通ってれば3年生でちょっと開きがあるかなと思うけど、亮ちゃん小さかった時期長かったし...
WEST版はやっぱり兄組は24、25でこの時点で三馬鹿のデビュー時より年上だけれども、弟組は小瀧くんを除いて20歳前後、SMAP年長組、三馬鹿がANOTHERやった時とほぼ同じくらいなんだなあとか、この比較に特に意味はないけどちょっと面白かった。

 

4.2016年夏、デビュー10周年新規が何故松竹座に向かったか

Anotherの歴史はこれくらいにして、以降は感想中心。
このブログは元々は「関ジャニ∞はジャニーズっぽくないから好き」と言っていたエイトオンリー担がご縁があって他の現場に連れて行ってもらって「他のジャニーズも結構面白いんじゃないか?」と思ったことと、人生最初で最後(予定)の担当様こと横山裕さんが「なんでもやれるジャニーズであることが誇り」と発言したことにより「よこやまさんが誇りに思うジャニーズとは何か」とよこやまさんとエイトへの愛を深めつつ、他のジャニーズに対しても見識を広めていく過程を記録しようとして始めたものである。

周りの関ジャニ∞と掛け持ちのフォロワーさんからえびだったりセクゾンだったりいろいろ教えていただいているのですが、その中に関西Jr.と掛け持ちをしているフォロワーさんがいらっしゃって今年の春の段階で、エイトの聖地でエイトの後輩を見に行きませんかと春松竹のお誘いを受け、当たればフォロワーさんのお役に立てるしと軽い気持ちで試しに申し込んだチケットは外れてしまい、フォロワーさんからは譲りを探すので一緒に行きませんかとも仰っていただいたもののの関東住まいのため松竹座にいくことは所謂遠征になるのでそこまでしなくてもいいやと春松竹は見送った経緯があります。

その春松竹のオーラスにて夏の演目がANOTHERであることが発表された。関西ジャニーズJr.だった今のエイトの面々が関ジャニ∞になったきっかけの舞台。
またフォロワーさんに申し込み協力して当たったら……なんてことを口走り、まあ、でも、まだ悩まなかった訳ではなく。
大阪松竹座の中には入ってみたいけどエイト以外で遠征しだしたらきりがないぞと。
今年の春先のブログではエイト以外は有休使わない、遠征しないルールでオタ活するって宣言もしてましたので。
その後、今年の5月にA.B.C-Z戸塚祥太くんが主演する舞台は席種を選ばなければ公演直前でもチケットが手に入り、えび担のフォロワーさんに良かったら行ってきてと言われたこと、そして、この舞台に自担横山裕さんを尊敬する先輩に挙げている関西Jr.の藤原丈一郎くんが出演するということ、遠征をせずとも関西の子が観れる機会は逃してはならぬとチケットを確保した数日後、ANOTHERの申し込みが始まり、とりあえず、フォロワーさんに協力という体で申し込み、そうこうしているうちに寝盗られ観劇の日になり。
そしたら、丈くんめちゃくちゃ可愛かったんですよ。
あと、アドリブっぽいところがあってそのシーンでの頭の回転が見事で、お顔が綺麗でボケれてツッコめる人が好きなので好きにならないはずがない。
丈くんをホームの松竹座で見てみたい!よっしゃ、松竹座に行こう!と覚悟が決まったところでANOTHERのチケットが当たり、「エイト以外で遠征しないルール? いやいや、これはエイトの道のりを学ぶための遠征、エイト遠征と言っても過言ではない」と言い訳をしつつ、大阪松竹座に足を運ぶこととなった訳。
劇場に足を踏み入れた感想は冒頭の通り。

 

 5.松竹座で2016年関ジュ版ANOTHERを見て

2016年関西ジャニーズJr.版配役

漂流者 先住民

 
2016年関ジュ版は今まで言及した枠でいうと、リーダー格が向井康二くんで、死んでしまう役が高橋恭平くん。
康二くんは何年も関ジュのメインを張っているので言うまでもないけれども過去の例を踏まえると恭平くんは同じラインの道枝くん・長尾くんと比べてもこれからの注目株なんだろうなと。
道枝くんは3年前の大西流星くんと同じ役どころなので、充分注目枠だけれども。
ただ、関ジャニ∞版や松竹WEST版とは異なって、2016年関ジュ版は島の別のところに流された西畑大吾くんがいて、2年前に漂流して1人でサバイバルーを続ける藤原丈一郎くんと大吾くんが出会って、ともに島の住人と対立しながら仲間との合流、島からの脱出を図る。
大吾くん・丈くんペアと康二くんたちグループの2つの視点で話が進む。
2年前にも漂流者出してるってどんだけ不安定な海域なんだと思うけど、たぶんツッコんだら負け笑
一人別のところに流されてしまうのは、今回は言及しないけれども2013年に東京ジュニアも交えて日生劇場で上演されたバージョンと同じとのこと。*3 

日生版の話はおいておくとして印象に残っている場面や気になった子たちについて。 

 シーンとしては、流星くんが漂流する前の暮らしを回想するシーンで何故かオーディションを受けるシーンがある。
何の脈絡もないんだけれど、ダンススクールなり、芸能事務所なりに所属していたという設定だと飲み込むことにして、そのシーンには最近のオーディションで合格したばかりのジュニアが自己紹介と特技を披露したり、本編とは関係なくメインお芝居にも出ているジュニアがコントや漫才を披露したりする。
空席ばかりだったとされる関ジャニ∞時代だけでなく、即日完売満員御礼といわれるようになった現在でも関西の現場はリピーターに支えられているところが大きいようで、おそらくはリピーターに飽きられずに足を運んでもらうことと入ったばかりのジュニアを青田買いさせる目的のシーンだろう。*4 
オーディションなので審査員役を務めるジュニアがいる。

それが、康二くんと室龍太くん。
康二くんにいたっては『世界のコニー』という所属事務所社長を連想させるようなキャラで、本編が弟が死んでしまうシリアスな役なので反動かとにかくよくボケる、ボケる。
先日の少年倶楽部in大阪でも関西ジュニアにはツッコミが龍太くんしかいないと話題に上がっていたけれども、その龍太くんも根っからのツッコミ気質ではないようで、ツッコミが特別上手ではないように見えた。
しつこいくらいにボケる康二くんに対してはどうしてもツッコミが弱いこともあって、康二くんが一人で悪ふざけしているように見えてしまうのが少し残念だったなと思う。勿論、松竹座に来ているお客さんはほとんどが関西ジュニアのファンだからボケるのとふざけて見えることの違いなんて本人達が楽しそうなら気にはしないんだろうけども、そのままの空気でテレビに出ることがあれば損をすることになるんじゃないかなと思った次第。
康二くんの隣に少しキツいくらいのツッコミが出来る人材を置いてほしい。
去年の春までシンメだった彼を思い出してしまうから本人も周りの大人達も迂闊に康二くんの隣にツッコミを置けないんだろうけれども少なくともバラエティ面に関しては康二くんを活かす人材が必要だと思った。
舞台映えする細身だけれども長身の恵まれた体格、それを大胆かつしなやかなダンス、そして、物おじすることなくボケる度胸があるんだからもっとそれが活かされなきゃ勿体ない。
関西ジュニアの周りにいる大人たちがもっと使い方考えるべきジュニアNo.2だと個人的に思う。

 

関西ジュニアの周りにいる大人たちがもっと使い方考えるべきジュニアNo1が龍太くんなんだけれども、龍太くんは、島の長として、文一くん不在でステージ上に立つ関西ジュニア最年長として堂々たるパフォーマンスで、棒の上のアクションは本当に見事でした。ただ、前述のオーディションコーナー、最後にフレッシュジュニア達がCan do! Can go!を踊るのだけれど、世界のコニーに扮する康二くんも踊る中、龍太くんは一人手拍子をしていた。
勿論、フレッシュジュニアの見せ場で、最年長の彼の出番ではないのかもしれないけれども、干支一回りくらい違うであろう小さい子達のダンスに手拍子をする姿は保父さんみたいで、ちょっと切なささえ感じてしまった。
年長者として、後輩の手本になって後輩の指導をする役目と言うのは確かに必要だし、かつてのエイトがそうだったとジャニーズWESTや当時のエイトを知る関西ジュニアが証言をしている。
でも、エイトはその舞台のメインだった。主役として座長として後輩達の手本になる義務があったのだと思う。
龍太くんは今回の舞台でクリアファイルもパンフ撮影時のフォトセットもあるメイン4人ではあったけれども主役は明らかに大吾くんだったし、ショータイムを見ても中心は康二くん、流星くん、更には14年組と呼ばれる下の世代に移りつつある。
以前、レコメンにゲスト出演した際にデビューについてはかなり消極的な発言をしていたこともある。デビューが全てではないと元々がジャニオタではない私は簡単に思ってしまうのだけれども、デビューが全てでないからこそ、龍太くんにも文一くんのような次のステージに進む為のお仕事があればいいのになと思ってしまった。
舞台方面に舵を切ればアイドル然として歌い踊る機会は激減してしまう。
そのことを本人やファンがどう捉えるのか関西ジュニア担ですらない松竹座一見の勝手な感想なのだけれども、能力があるように見えるだけにその能力を後輩の指導だけに費やすことは本当にもったいないと思う。

 

主役の西畑大吾くんは朝ドラ2本、外部舞台の出演経験に映画の公開も2本控えているだけあって圧倒的な演技力の違いを感じた。
ショータイムで一人で歌うところなんて、他にも一人で歌ってる子もいたけど宝塚のトップスターのような名実ともにNo1のオーラを感じたくらい。

 

流星くんはアイドル性もスター性も申し分ないんだろうけど、今の年齢が関西ジュニアの中でとても中途半端なんだろうなと思ってしまった。

康二くんと赤名くんが揉める場面の仲裁では赤名くんとは学年1つしか違わないものの小柄だからここ3人が対等に見えないところがあったり、長尾くん恭平くんペアだったり、大橋くんリチャードくん朝田くんのトリオだったり、何となく括られてるグループもなく、かといって現在TOPの大吾くんがいるからセンター然となるわけでもない。
顕著だったのがショータイムのBrotherで兄側が大吾くん康二くん丈一郎くんなのだけれども、普段、関西ジュニアで大吾くん康二くんと括られることが多いのは勿論流星くん。
ただ、弟側の道枝くん恭平くん長尾くんと組ませることを考えると、背格好がほぼ一緒になってしまうからここに流星くんを持ってくることは出来なかったことがわかる。
龍太くんだと干支一回りくらい離れてしまうし、本編で重要な役回りで大吾くん康二くんとも年の近い丈一郎くんが抜擢されたのだと思う。
個人的には流星くんより丈一郎くんの方が見せ場も多かったように思えるのだけれども、関西ジュニアのメインどころとして何年も活躍している流星くんに丈一郎くんの役をやらせられなかった理由としては大吾くん達が漂流する前に漂流している必要があったから大吾くんより少なくとも3つは年下に見える流星くんにあの役はつけられなかったのだと思う。
屋良くんのオーディションを経ての優馬くんバックの経験や寝盗られ宗介での外部舞台の経験で丈一郎くんが確実に序列を上げていることは間違いないけれど流星くんの立ち位置の中途半端なところが今回のキャスティングに大きく関わっているように思える。

 

藤原丈一郎くんについて。
今回の松竹座遠征においては前述の通り、エイトの原点松竹座に行ってみたいという願望と丈一郎くんを松竹座で見てみたいという興味に基づいた遠征だったので、丈一郎の出番が多かったことは大変ラッキーだったなと思う。
元々記念にパンフは買うつもりでいたけどメインの4人しかフォトセットやクリアファイルがないことを残念に思っていたら遠征前日に丈一郎くんのフォトセットが発売されたので喜び勇んで観賞用保存用布教用に3セット買ってしまったくらい。
外部仕事の経験値は大吾くんに劣るとしてもジャニーズJr.歴12年の経験と直前の寝盗られでの経験もあってか、演技面でずば抜けていた大吾くんとの二人のシーンも大吾くんに負けず劣らずの熱演だったし、花道を走り抜けるシーンでの真剣なまなざしを花道横の席で半径1m足らずの距離で見てしまって完全に好きになってしまった。
尊敬する先輩がよこやまさんじゃなくなる時が来たとしても丈くんのことはこれからも応援したいし、幸せになってくれなきゃ私が勝手に困る枠*5に入っちゃった。

 

14年組トリオしかり、小島正門吉岡赤名のバンド組、本編ではバラバラだったFunky8にちびジュ達。
それぞれ言及するとキリがないけれど、グループ不在、メインはいるけどシンメはいない関西ジュニアの状況はすごく不安定で革命前夜のような静かだけれどもでも確実に何かが動いている、グループ乱立の東京ジュニアとは違う空気を感じた。

 

事前に関西ジュニアの予習はしていたのでこれまで丈くんが雑誌等に掲載されるときの括りのメンバーとはバラバラの活躍だったことはわかっている。

お笑いオタクのコンビ至上主義思想のもとジャニオタになって、時々メンバーのよこやまさんいじりに腹を立て、箱推し出来てないんじゃないかと悩みに悩みまくって血迷ってアカ消しをしたこともあって、どんなによこやまさんが好きでもメンバーに嫌いな人ができてしまったらジャニオタごと辞める覚悟の箱推し原理主義者なので、勿論丈くんのいるFunky8を応援したい。でも、たとえセンターじゃなくてももっとステージのいい位置で歌う、踊る丈くんを見てみたい。
もっとデビューに近いところで輝いてほしい。
今までの箱推しとは違う感情の芽生えを自覚せざるえなかった。

 

エイトが初めてANOTHERをやった時、マルちゃん、ヤスくん、内くんはV.WESTだった。
もう一人V.WESTだったメンバーはショータイムには出ていたが本編には出ていなかったそうだ。
その事情はわからないけれども同じグループが切り離されることにメンバーや当時ファンは何を思ったのだろうか。
東京で活躍していた三馬鹿と亮ちゃんが大阪に帰ってきて新しく括られることをどう思ったのだろうか。
大倉くんが最終的にドラムとして抜擢されたことに対しても同じ括りで活動してたメンバーに対する愛着を持っていたファンもいただろうし、関西ローカルとは言えレギュラー番組を持つユニットへの抜擢を喜んだファンもいたんだろうなと勝手に思う。

全部新規ファンの想像に過ぎないけれどもジュニアだったエイト本人達や辞めていったジュニア、そしてファンのいろんな思いを飲み込んで今の関ジャニ∞があるんだと思わずにはいられなくなった松竹座遠征。
ジュニアを知ればジャニーズの楽曲いろいろ勉強できるし、ジャニーズ勉強するには手っ取り早いんじゃないかと思って、担当とは別に軽率に何人か推しを作ってみたものの、ジャニーズジュニアを応援するっていうことの難しさを考えずにはいられなくなった夏*6となった

 

それでも、エイトの日程とチケット運次第ですが丈くん見にクリパに行くことを画策している、だって好きになっちゃったんだもーん*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 

おしまい。

 


 

 

*1:大倉くんが加わることになった経緯は関ジャニ∞史においては重要だけれども今回はANOTHERの話なので割愛

*2:NEWSのデビューとかWEST4についてはこれまたANOTHER史からは逸れるので割愛

*3:ちなみにこのとき、一人はぐれてしまったのは中山優馬くん。これまた、スペオキ。

*4: そういう意図が客にバレバレなつくりをしているのはいかがなものかとは思う

*5:ジャニーズだろうがなかろうがこの人たちが幸せじゃなかったら勝手につらくなる;よこやまさん・みずき・みやちかくん・じょうくん

*6:HiHiJetの編成やら、Travis Japanの8人編成やら推しジュニアのユニットの編成が不安定

〜元気が出るLIVE 映像化からアイドルの健康及び死について考える〜

いやあ、荒れに荒れましたね。元気が出るLIVE映像化。

否定的な意見もわかるし、肯定的な意見もよくわかる。

個人的にはいいところも悪いところもある作品だったと思っているのでスケープゴートみたいにインフィニティが袋叩きになってるのが見ていられなかったり……

基本的に根がいじめられっ子体質なのと、5年くらい前にジャニオタに推し芸人怒涛のごとく叩かれたことがあるので、ジャニオタが束になって1つの欠点を叩く風潮がジャニオタ3年目でもまだ苦手です。

インフィニティは会社だけど、その会社を構成してるのは一人一人の人間なんだから対人間に発してる言葉であることは自覚したほうがいいんじゃないの?窓口ないから人間に届いてるかどうかわからないけどw

ファンのことみんなブス、ブスって連発してて、確かに泣き顔映すインフィニティはセンス悪いなって思ったけど、何かを作るって背景には全部作者の意図があるわけだから、作者の意図を想像して好意的に物事解釈すればいいのに。

文系って作者の意図を考えるのが仕事でしょ?  あれ?私のタイムラインみんな理系だったかな?理系ならよこやまさんの美しさについて遺伝子学の見地から一緒に語り合おうよ!物理学専攻なら音響設備としても視覚的配慮の見地から見ても一番効果的な音響設備との配置について見解をきかせてほしい。(理系ブラックジョーク)

大喜利的に面白いブスいじりもあったけど感情的なブスという言葉が並ぶタイムラインを見て、私はみんなバカだなあと思ったり。

ブスもバカもあたまごなしに人を貶してる言葉なので私も同じ穴のムジナではあるのですけどね。

 

さてさて、原稿用紙1枚以上も前置きしましたが本題です。

学級会のように議論が紛糾した今回の作品ですが、個人的にはファンを映すか映さないかだけじゃなくてもっと考えるべきことがあったかなと思ったのにツイッターでも考察が大好きなはてブロですら言及している記事を見つけられなかったので発売から2週間以上がたったけどこうしてブログを書くことにしました。

否定的な意見も肯定的な意見もいっぱいあるし、人と同じことしてもつまんないし。

 

議題:アイドルの健康と死について。

ジャニオタ3年生の若輩者が調べた限りですが、元気が出るLIVEはジャニーズにおいてメンバーが病欠したLIVEを映像化した唯一の映像作品です。

メンバーが病欠したライブという条件にすると一昨年のタッキー&翼のライブについてはライブ前に翼くんがメニエール症候群を発症したことでタッキーだけのライブにはなったようですがこちらは映像化されていません。

ツアー帯同してたJr.が怪我や病気で戦線離脱したケースはあるかもしれないけど、今回はメインのデビュー組に限って話を進めます。

 

前述のタッキー&翼のライブは本来翼くんがいるはずのポジションにライトが当たるなどの演出がされ、いないけど翼くんの存在を感じる、タッキーのソロコンではないタッキー&翼のコンサートだったと当時ツイッター等のレポを見ました。

病気等で本人の意思と反して戦線離脱しなくてはいけなくなったメンバーが出た時、残されたメンバーはそれをどう受け入れて表現するか。

それは慢性疾患を患った翼くんと相棒タッキー、そしてそのファンだけが考える受け止めることじゃないんじゃないと個人的には思います。

今年頭、SMAPの解散騒動が世間を騒がしました。

事務所のお家騒動によって解散させられたり、活動を休止させられるような本人達の意思と反するような事態はあってはならないと思いますが、彼らに生涯アイドルを求める人達が圧倒的多数でありました。

その生涯アイドルを求める人達はアイドルがいつか死んでいくことをどこまで考えているのかなと思ったんです。

これも、新米ジャニオタが簡単に調べただけなので、誤りがあるかもしれませんが、ジャニーズのアイドルとして死んでいった人はまだ誰もいないんです。

フォーリーブスで再結成後にお亡くなりになられた方などはいますが、既にジャニーズ所属ではありませんでした。

アイドルに生涯アイドルを求めるならその人生の終わりである死から逃れることはできません。

人が死ぬことについて考えることは不謹慎だと思う人もいるでしょうが、死はどんなに愛されるアイドルにだって訪れます。

私がジャニーズの中で一番好きな関ジャニ∞は最年長が35歳で脂が乗ってきてむしろこれから!と思っておりますが、これくらいの歳で突然死する人だっているし、大病を患って長患いの末に亡くなる方だっています。

80代のおじいちゃんに比べたら明日いなくなってしまう可能性は低いわけですが突然腸閉塞になる可能性と変わらないくらいあるんじゃないかなと思う訳です。

 

今回オーラスの様子が映像化されていることに「撮影の予備日は作ってなかったのか?」だったり、「万が一に備えて次は予備日作って欲しい」だったりというような意見を沢山目にしました。

じゃあ、エイトの例年のツアースケジュールのちょうど真ん中の名古屋か機材設備のコスト削減で大都市東京で予備日を撮影するとして大阪オーラスまで3〜4週間しかないんですよね。

万が一、今度はツアー半ばで誰かが病欠したとしてそれが数週間以上の入院を余儀なくされるものだったら仮に予備日を用意できたとしても予備日前に入院が必要な病気を患ったら普通数週間でライブやれるほど回復するとは思えないんですね。

大倉くんの現場復帰は早かったですが、既にロケは終了してて座ってしゃべるスタジオ収録とラジオだけだったから早かったと思うわけです。

家庭の医学によると腸閉塞で入院すると2〜3週間は入院することが一般的なようですし、平均1ヶ月長くたって2ヶ月の短いツアー期間。

予備日を作ることは多少なりとも今回のような事態のリスク軽減にはなるんでしょうけど、ツアー中に誰かが病に倒れることに対してどこまでリスクを軽減できるかと考えた場合そこまで効果的な案とも思えないんですね。

 

タッキー&翼関ジャニ∞のようにツアー中もしくはツアースケジュール決定後(チケットの販売も済んでいる)場合、払い戻し対応等は行うでしょうが基本的にライブは行われる方針のようです。

払い戻しする以上にキャンセルしたほうが経費がかさむからだと思いますが、これは体調不良に限らず、不祥事の場合も多分これに準ずるんじゃないかと。

チケット発売終わってたら決行。

 

で、もう1つ考えたことがありまして、メンバーの誰かが無期限長期療養しなきゃいけない状況になったとき、果たしてそのユニットはライブツアーを行うのか?

 

その時期にメンバーが復活してるかどうか何もわからない状況で年間のスケジュールを組まなきゃいけなくなって、ツアーをやるのかどうか。

赤西くんの語学留学中に行ったKAT-TUNのコンサートについては映像化されてる回には赤西くん戻ってきてたみたいだけどWikipediaに企画段階で赤西くん不在だったためソロ曲なしというような記述があったので、おそらく5人での活動が決まってから発表されてツアー開始って解釈をしてるんですが、人数減ってもツアーやるんですよね。

KAT-TUN担の方に聞いたら5人が前提のライブだったのこと。赤西くん復帰で追加がかかったともおしえていただきました)

 

個人の意思で留学決めてグループ離れたメンバーと病気療養でステージに立ちたくても立てないメンバー(仮)を同じ土俵に挙げたらまずいですかね。

本当にそんな事態になったら「○○くんがかわいそうだからツアーなんてやらないで。・°°・(>_<)・°°・。」ってファンも溢れるんだろうなと思うんですけどね。

ひとりはみんなのために、みんなはひとりのためになんて耳障りのいい言葉がありますが、果たして誰かが病に倒れたときにツアーをやるかやらないか、これはファンの顔映すこと以上、腸閉塞以上に紛糾しそうだなと思うわけです。

 

病に倒れるのが自担でも自担じゃなくても絶対紛糾する。

自担のいないグループのライブなんで見たくないって考えを持ったら、今度は自担は元気なのにツアーやリリースがなくて活躍するところ見られないってことになるんですよ。

ソロ仕事は全くないわけじゃないけど人数が多いユニになればなるほどそのあたりのケアが十分とは言えないだろうし。

充電期間に入ったKAT-TUNを例に出すのはKAT-TUN担の傷を抉るようで少し申し訳ない気はするんですけど、亀梨くんには来年公開の映画が2本決まってるけど中丸くん上田くんは従来のソロでのレギュラーのみ。

もちろん、亀梨くんはKAT-TUNの旗頭だから充電期間に入る前からソロ仕事が多かったと言ってしまえば身も蓋もないのかもしれないけど、メンバー間の知名度や露出に多少格差があってもそれぞれのファンが同じように楽しめるのがシングルのリリースやコンサートなのにそれがなくなってしまうかもしれない。

 

こんなことをぽつぽつ通勤電車の中で打っていたらタイムリーなことにこの週末、スバラジですばるくんが元気が出るLIVEで6人でやったことに言及がありました。

そこでは、「1人でもやる」といった発言があったので、万が一、開演直前みんなが食中毒になっても誰かが大丈夫ならLIVEやってくれるんだなと思ったんです。

ただ、やっぱり、最初から参加出来るか不明な長期療養って形をとらなきゃいけなくなった時にコンサートをやるのというところまでは意識した発言ではなかったように感じられて。

 

よこやまさんは「こんなときやからコンサートやらなあかんのちゃう」って言いそうだけど、出られないのがすばるくんだったら「すばるがおらんのにやっても……」って言うんじゃないかなとか……

勝手なイメージであって、実際エイトがそんな場面に直面しないことが一番望ましいんですが、もしそうなったとき、彼らがどんな選択をしても受け止められるくらいの度量の深いオタクでありたいなと考えています。

 

 

あと、冒頭ジャニーズアイドルのまま死んでいった人は居ないと触れた件について。

 

ジャニーズのアイドルで前例はないけれども社会的に考えたとき一番近い例は誰かなと考えていたときに、フォロワーさんから教えていただいたのはX JAPANのHIDEさん。

私は当時小学校上がるか上がらなかったくらいなので個人の記憶としてはっきり覚えているわけではないのですが、当時は後追い自殺が社会的に問題になったようで。

熱愛報道だったり、脱退報道だったりでファンが「今日、会社(学校)やすみます」なんてことが多発するジャニオタの世界。

生きている人間はみんな当たり前に死んでいくのだけれどそれを理解して受け止めるだけの土壌があるのかと考えたら多分そうではない。

これだけ巨大エンターテイメント化しているジャニーズのアイドルとそれを取り巻くファンの世界。

 

やっぱり不謹慎なことを考えるな!って怒る人もたくさんいるだろうけれど、いつか起こりうる未来の出来事について考えても良いんじゃないかなと思うわけです。

勿論、その場面に直面したとき、どんな答えを出すのかは自分たちが応援しているアイドルにしかわからないことで、そのアイドルの出した答えに賛同するも反対するもファンの自由です。

ただ、賛成でも反対でも一ファンとしての考えは持っていてもいいんじゃないかなと思います。

そして、私はいろんな意見を聞いてみたいなと思います。

 

もし、あなたの大好きなアイドルが病気や怪我でユニットに参加できなくなったとき、死んでしまったとき、貴方は大好きなアイドルのいたグループを応援できますか?

 

 タラレバの話ばかりの記事ですがもしこんなことを考えてくれる人がいたら貴方の考えを聞かせてください。

 

あんまりまとまりのない記事になっちゃったけど罪と夏も出るし元気が出るLIVEの是非について問うのはもうおしまい!

初めてのジャニーズのコンサート 「十祭」に行った日

お題「初めて○○のコンサートに行った日」

たまには頑張ってまだ流行ってる内に書くぞ!と思ったけどだらだら書いてるうちにまたワンテンポ遅れた気がする。

でも、気にせず初めてコンサートに行った日について。

このブログを立ち上げた時にジャニオタになるまでということでざっくり初コンサートのことは書いているんですが。

2014.8.9 十祭 味の素スタジアムが初コンサートでした。

よこやまさんのトランペットをきっかけに関ジャニ∞に興味を持ったときはM1、大学院1年目の冬でして絶賛就活中。

理系の院生なんて大体研究室にこもってるからバイトもできないし時間もお金もないし、入会金込み5000円さえ躊躇せざるえない状態。

いや、でも、コンサート行きたいからファンクラブ入りたいし……、迷いに迷った挙句、志望度はともかくどっか一箇所内定もらうまでは我慢すると決めて、ファンクラブ入ることをモチベーションにして就活をしてました。 

冬のコンサートに間に合うまでには就職決まってないと社会的に困るなと、思いつつ同期が続々と内定貰ってく中、4月末にこれまでエントリーシート出してたところ全部落ちて手持ちゼロって悲惨な状況になり、5月に関ジャニ∞の会で十祭の開催が発表。

あ、これは間に合わんな、まあ、冬に間に合えばいいやと思った5月末に内定いただきまして、間に合えば御の字と郵便局駆け込んだ十祭申し込み間に合っちゃって、これまたダメで元々と申し込んだら当たっちゃった!ってな具合でど新規の癖にアニバーサリーイベント参戦決定。

いや、めっちゃ軽く書いたけど就活と研究室の両立で体壊して、GW明けにまとめて何社かエントリーしたところがダメなら就活スパッと諦めて資格取れる専門学校受け直せって家族に言われて模試も受けたような状況ではあったんですけどね。まあ、苦労話書いてもしょうがないし、ジャニオタと就活ブログも人気のあるテーマだけど理系修士の就活情報なんて需要もないから結果オーライってことで。

 

 

申し込み当時はまだ遠征に対してハードルが高かったのと、日曜日は前々から予定が決まってたので土曜日一本釣り。

一人で行くのが怖かったので、同じように就活で荒んだ心に関ジャニ∞が入り込んだ同じく10周年新規すばる担の学部生時代の友人と、テレビで見る分には関ジャニ∞好きだよー、見た目可愛くて実は男らしいヤスくんがタイプかなという妹と一緒に行くことに。

まあ、最初からそのつもりで3枚で申し込んだんだけど。

ちなみに、すばる担の友人も20歳を過ぎて初めてのジャニーズのコンサート。

妹は中学生の時に学校の友達にテゴマスコンにつれてってもらってからファンクラブには入らなかったけどしばらく手越くんのファンをしたので辛うじてジャニコン経験者だったので頼りにしてたんですが。

「お姉ちゃんたち初めてのジャニーズだからどうしたらいいかわからん、うちわどうしたらいい?双眼鏡って必須?」

「私つれてってもらっただけだからうちわ持たなかったもん。代々木スタンド前列だったからわかんない。必要だと思ったら必要なんじゃない? 」

「雨具ってどうすればいいかな?」

「だから、代々木だったから!」

バッサリ。

 

とりあえず、双眼鏡調べてた時に色々オススメされてる中で予算とフィットしたものを買い、研究室の中間発表で死んでた私に代わり、すばる担が作ってくれたうちわを持っていざ味の素スタジアムへ!

当日地方から上京してきた友人と新宿駅で落ち合って飛田給駅へ。

熱中症対策もバッチリだから!」と塩飴を取り出した友人。「しょっぱいもの食べると甘いもの欲しくなると思ってさ」と続けてドライフルーツの袋まで取り出して。

「でもね、さっき気がついたんだけどドライフルーツってカリウム含有量多いから」

『利尿作用あるからダメじゃん!』

理系女子、無い女子力を必死にかき集めて美容に良さそうな甘いものを用意したのが裏目に笑

 

初めてのグッズ列、日常生活での使い道など考えずにTシャツ買ったり法被買ったり。

浮かれてました。

もちろん、ポスター2枚と集合とよこやまさんのフォトセとetcetc

ボディーシールなんて貼っちゃったりして(人生初)

はしかとジャニーズは大人になってから罹ると重い。

 

そして、夕方開場して、席がこれまた、な、なんとアリーナだったんです。

初コンサート、初野外、初アリーナ。

初日だったので座席配列などの情報は一切なかったんですが、自分たちのブロックと後ろのブロックの間に少し広めの通路、これ、トロッコ通るんじゃない?3列後ろ、数メートル後ろをジャニーズ通るの?

運使いすぎでは???

初めてのコンサート思いの外良席のようで興奮するど新規ジャニオタ大学院生2人。

「お姉ちゃんたち、まだ関ジャニ∞出てきてないから落ち着いて」と妹に宥められつつ。

 

そして、開演。いろは節で出てくる関ジャニ∞さんたち!!

実在した〜!?!?生きてる!?!?

生きてるけど同じヒト科ヒト属Homo sapiens sapiensとは思えない美しさ!?!?

生物学の分類改めなくて大丈夫!?!?

絶対塩基配列違うから!!!

 

十祭の東京公演はよこやまさん、金髪だったんですよ、背中にペガサスが刺繍された法被羽織ってたんですけど見る角度によっては片側だけ後ろに縫い付けられた翼が肩越しに見えたんです。

その姿は片翼もがれた天使そのものでした。

美しすぎて人の心を誑かしてしまったから片翼もがれて堕天した天使様だったんですね。

人間、あまりに美しいものを見ると多分脳細胞破壊されるんでしょうね、語彙力の喪失。

白い 細い 神々しいの形容詞3点セットをずっと公演中うわ言のように言ってたそうです(妹談)

 

十祭を語る上で外せないジャニーズメドレー。

参戦時点では関ジャニ∞はジャニーズっぽくないから好きなんて言ってましたが、しかし!!!

基本的にテレビっ子なので知っている曲ばかり、関ジャニ∞のライブのはずなのに何でみんな踊れるの?と言った疑問はもちろんありましたが、曲は知ってるからリズムに乗って、周りの人見よう見まねで踊って。

 

事件はweeeekで起こりました。

よこやまさんの乗ったトロッコがこちらに近づいてくるではありませんか!

いや、うん、トロッコ通りそうだねって浮かれてたけどよこやまさん来るとか心の準備出来てない。

トロッコの上で飛び跳ねながら観客を煽るよこやまゆうさんがこちらに近づいてくる。

その距離、わずか3m弱。

 

生きてる〜!?!?

 

飛び跳ねた時にぶかぶかのTシャツがひらりとめくれて、素肌が露わになって。

 

白い〜 陶器で出来てる〜!?!?

 

白磁のような肌っていう比喩初めて心から納得した。

というか、白磁なんて比喩よこやまさん以外に使うことを禁ずる。

白磁 オブ 白磁

いや、白磁より白かった。

メラニン色素持ってます???メラノサイト仕事してる???

 

びっくりするくらい細くて、急激なダイエットしてた時期だったから病気なんじゃないかと思うほどで。

お腹いっぱいご飯食べさせてお天道様によく当てたふかふかの毛布でくるんで保護して、ユネスコ

世界遺産級の造形美だから!!!

 

ジャニーズメドレーにノリノリだったはずがもはや放心状態。

美しすぎるものは人をダメにする。

 

放心状態にぶっこまれたアンダルシア。

前にジャニオタになった経緯について記事あげた時にも書いたんですけど知らなかったんですよ。

ジャニオタ必修曲らしいけど、現役で事務所所属してたって活躍してたのが産まれる前で、親の年齢に近い方の曲なんてジャニオタじゃなきゃ知らんがな。

よくよく調べたら大好きなマーシーによる楽曲提供作品だったんですけど、そもそもヒロトマーシーもリアルタイム世代ではないのと、ブルーハーツ時代過剰信仰でハイロウズクロマニヨンズはざっくりしか聴いてない人間なので楽曲提供までは調べてなくて。

ど新規でもゆるおたでもここまでずっと楽しかったのに一気に包まれる疎外感。

周りめっちゃ盛り上がってるし、踊ってるし、え?そもそもこれ誰の何て曲よ???

帰りの電車の中でレポ探して調べましたけど。

ジャニーズについてあまりにも無知で知らないことがあると楽しめることが減るというこの経験がジャニーズ研究したほうがいいんじゃないかという考えになり、今や軽率に他ユニ現場に足を運ぶオタクに。

 

A・RA・SHIのスケスケ衣装見てこういうバカなことに全力なとこが映像見ててたまらなく好きだとおもったので大爆笑しながら曲に乗って。

 

 

そして、ハチフェス!

気まずいKicyu!!!

深夜履歴書書いてる時に眠気覚ましに踊ってた成果を発揮せんとノリノリで踊り。

後にすばる担に「すばる以外のユニットの踊りはさすがにノーマークだった、私も踊りたかった!」と言われてドヤ顔を決める。

 

ヨコヒナtorn!!!!

ジャニウェブでの投票の段階から人気No1と言っても過言ではなかった組み合わせかつ楽曲!

すばるくんが亮ちゃんとペアだったからヨコヒナ来る!!!と思ったけど本当にキター!!!

黒い衣装に風に吹かれる金糸のような髪が映える映える映える。

ヨコヒナがそれぞれ正統のアイドル曲踊ってるだけでもそれなりにテンション上がるのに向かい合ってる!手を組んでる!

oh ジーザス。

tornという曲を産み落としたキッカケのユニットの2人に感謝だし、作詞作曲してくださった方にも感謝だし、衣装作ってくれた方にも感謝。

ヨコヒナが共に生きるこの時代に感謝。

正直なところ、興奮しすぎてあんまり記憶ないんですけどね。

ヨコヒナが美しかった。美しいは正義。

 

村上担から賛否両論、否が多いのはわかってゆけどBabunだって、DVDので見ててシンゴー!ってやりたかったのやれて楽しかったし、エイト全員出てきたらみんなまよわずエイトー!って叫ぶのみんな訓練されすぎでは?と思ったけど楽しくて楽しくて。

エイトレンジャーやヘブンリとかこれまで繰り返しDVDで見たものが全部詰まってた。

 

純情恋花火が流れる中で打ち上がった花火の美しさと儚さ、夢のようなひとときだった。

 

最後の挨拶、横山さんが泣いてるのだけは見てて本当心配になったけど。

芸能人のファンは10年以上してたけど芸人さんは基本泣くことはないし、見たことあってもテレビの向こう側のことだからステージと客席で物理的距離はあるにしてもリアルタイムで好きな人が泣いてるのに出くわすの初めてで、でも何もできないの辛すぎた。

激やせしてた時期だから流れてた重病説鵜呑みにしかけたくらい。

テイチク移籍の涙だってわかるまでは病気なんじゃないかという本気で心配してた。

 

でも、関ジャニ∞が涙で終わるわけはなくて、さすがにファン3年目で何度も聞いてるよ!ってツッコミ入れたくなる定番曲だって初めて体験になるからアンコールだってめちゃくちゃ楽しくて。

 

アンコールの最後、みんなで手を繋ぐのもDVDで何度も見ていて。

勿論、その時点でファンクラブ入ってたし、会員証の裏のEIGHTER NAMEっていう字面を見て、自分は関ジャニ∞のファンなんだってニヤニヤしてたけど。家でテレビ越し応援するんじゃなくて、会場で何万人ものファンの1人として手をつないで、横山さんが言うところのひとつになったとき、とても幸せな気持ちになった。

ファンから見たアイドルは替えが効かないナンバーワンでオンリーワンの存在で、逆にアイドルから見たファンは集合体でしかないと思ってるけど、エイトが大切にしてるファンっていう集合体の1つになれたことにとにかく満ち足りた気持ちでいっぱいになった。

勿論、現場に行ける行けないはチケットの運とか遠征にかかる時間やお金、本人の経済事情や家庭環境も大いに影響するから一概にいわゆる茶の間ファンが悪いなんて言うつもりは毛頭ないけど、現場に行ってみたい気持ちがあって行ける環境にあるなら一度は絶対行ったほうがいい。

 

初めてのコンサート「十祭」に行ったら現場中毒になってその年のツアーは3会場多ステしてしまうようになっちゃいましたとさ。

上手く話のオチはつかなかったけど、以上初めてのコンサート体験記録でした。

 

 

 

関ジャニ∞10周年新規元お笑いオタク社会人の応援スタンスについて

流行ってたのは先週、先々週くらいだよ、と言われてしまいそうなくらい若干乗り遅れた自覚はあるけど今後どんなジャニオタに変化していくのか後で今の状態見返したら何か面白いかもしれないから乗っかっておこうかなと。
大体、昔から流行には乗れないタイプなのでね、気にしない。

【基本情報】

25歳
社会人2年目
首都圏実家暮らし

大学院生の時になんとなく観た音楽バラエティをきっかけに10周年の関ジャニ∞に真っ逆さまに落ちる、ハマる。
小6〜ずっとお笑いオタクで吉本興業の事務所担、バラエティの上手いジャニーズは好きだけど歌って踊るアイドルには興味がなかったジャニオタ3年生。

【担当と推し】

メンバー内で好きな順位は割と明確だけど、基本は箱推し。

推し:HiHi JET 井上瑞稀くん
Funky8 藤原丈一郎くん

お笑いで好きなコンビは、ライセンス・平成ノブシコブシ極楽とんぼ雨上がり決死隊
最近はちゃんと追いかけられてないのでお笑い自体が元担のような立ち位置になってきてると思う。


【TV番組を視聴・録画する基準】

視聴も録画もしてダビングもする
 関ジャニ∞クロニクル
 関ジャム
 ジャニ勉
 ヒルナンデス 木曜日
 エイトのでてる歌番組

自担が出てるので。ただし、編集は超絶苦手なのでCMカットだけして、ベタ焼きすることが多い。
ヒルナンデスのおしゃれ探しは見返さないなと思うようになったので最近はバッサリ切るけど、自担メインじゃなくてもスタジオはほぼ未編集で残す。

村上信五とスポーツの神様
村上マヨネーズ

自担じゃないけど村上くんのアイドルスキルとバラエティスキル両方堪能できるから残す。
村マヨの相棒ブラックマヨネーズは勿論、村スポはアシスタント枠の芸人さんも中堅どころで番組としてお笑いファンとしても楽しく見れるから好き。

ジャニーズ勉強しようと思って去年から毎週録画するようになった。
観たら消してたけど、井上瑞稀くん好きになってからダビングして残してる。

時間が合えばリアルタイムで視聴。
月曜から夜ふかし/ありえへん世界/サタデープラス/イチゲンさん
一応録画してるのでリアルタイムで見れない時は録画を見ることもあるけどTLがそんなに盛り上がってないと見ないで消しちゃう。
夜ふかしもありえへんもイチゲンさんも面白くないわけじゃないけどエイトがやる意味のあるバラエティじゃないと残す意味がないと思う。
その程度のバラエティなら山ほどあるし。

とりあえず録画してる番組
めちゃイケ/アメトーーク/お笑いの好きなコンビが出るネタ番
ジャニーズにハマる前は全部録画してダビングしてたけど最近は観たら消すし、観ないことも増えてきた。

嫌いになったわけじゃないけどHDDの残量との戦いだから優先順位的に止むを得ず。
お笑いオタクの時は画質にこだわってなかったのでお笑い関係の番組は今でも画質は低い。
ジャニーズの番組はフォロワーさんにダビングすることもあるので基本的にDR。

【雑誌を買う基準】

ドル誌
ファンになった時はエイトがドル誌を卒業してたのでドル誌5誌は基本買わない。
ファンになる前の物は集めようと思ってもキリがないのと、ドル誌の文章の薄さというか軽さがあんまり好みじゃない。
MYOJOの一万字は読み応えがあるなと思ったのでエイト7人分は集めましたけど。
瑞稀くんを推すようになってからは立ち読みはしてますがこれは買い!って思える記事にはまだ出会えず。

週刊テレビ誌連載
ジョンのクロニクル、ガイドのジャム、ライフの勉の連載については自担がコメントしてたり扱いが良さそうな時は買う。
最初は毎週買ってたんだけどうっかり買い忘れてコンプリート欲がどうでもよくなった笑

音楽誌・映画誌・舞台誌
自担が載ってれば迷わず買う。
音楽も映画も詳しいわけじゃないけど専門誌の切り口やインタビューは聞き手や書き手のエネルギーを感じるから好き。
自担以外のエイトメンバーがソロ仕事で載るような時はヴィジュアル良かったり、インタビューの中で気になるワードがあると買っちゃう。
マルベス関連は迷わず買いそう……

お笑い雑誌
定期的に刊行してる雑誌がない\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
昔は文句もいっぱい言ったけどお笑いポポロすら懐かしく好意的に思えるよ。

【CDを買う基準】

ファンクラブに入ってからはCDは全種類1枚ずつ予約購入。
ファンクラブに入る前のものは中古で少しずつ集めた。
雑誌はキリがないけど円盤はどうにかなりそうだからコンプリートしようって思ってしまったのが原因。

セクゾンのバックに瑞稀くんがいるのは知ってるんだけどそこには手は出さない。
デビューしたら中古で探すかもしれない。
 

【映像作品を買う基準】

ファンクラブに入ってからはDVD初回盤とBDを1枚ずつ
ファンになる前の初回盤はブックオフで地道に購入。
ファンになる前のBDは持ってないものがほとんどなのでこれからもチマチマと集めようかなあとは思ってる。美しい画質で自担を拝みたい。

後、たぐちくんの脱退発表の後、それまで悩んでたquarter即ポチった。
後でプレミア付いて後悔したくなかったのが理由。

今年はよこやまさんの演技作品を少しずつ集めるのが目標。

【現場に行く基準】

懐と有給休暇の許す限り
関ジャニ∞のグループ活動及びよこやまさんのソロ活動はたとえ日の中、水の中、あの子のスカートの中w
とは言いつつ、元気コン4箇所8公演入ったら一公演一公演のありがたみが薄れた気がするので今年は少しセーブする予定。

グループのコンサートやよこやまさんのソロ仕事以外で、エイトメンバーのソロ活動もチケットの運と縁に恵まれたら喜んで行く。
ただし、よこやまさん以外のメンバーのソロ仕事は多ステはしない。
これは私がよこやまさんに、消費するのがファンだけなんてスケールの小さい仕事してほしくなくて、見たい人がいるなら担当なんて関係ないと思ってるから他担でも私が見たいものは観に行く。
ただ、見たい人が一人でも多く観れた方がいいと思うから担当以外は多ステはしないでおこうと決めている、今のところは。
イフオアだけは多ステしようか迷った、Dear…見たかった……
よこやまさんの仕事に関しては欲張っちゃいけないと思いつつ2回は見たい。
前情報なしに新鮮な気持ちで1回と、1回目見て気になったところちゃんと余裕持って観れる2回目。

エイト以外も、去年フォロワーさんにKAT-TUNに連れて行ってもらって以来、他Gの現場は現場で楽しいのでチケット取れたり声かけてもらったら何でも行く。
ただし、遠征はせず有給休暇は使わない範囲。

【遠征する基準】

自担及び自ユニに限る。
札幌、盛岡、名古屋、大阪は遠征済み。
近場で観れたらそれに越したことはないけど地方は地方で楽しいので地方だから行かないって選択肢はない。
スケジュールと懐事情とチケットの有無で行けるところには行く。 

地方でチケが余ってても自ユニ以外は遠征しない方針だったけど、8月松竹座のANOTHER当たったので見に行ってくる。
エイトいないけどエイトのホームグラウンド一度見てみたかったからこれは例外だと思ってる、演目がANOTHERだし。

【グッズを買う基準】

よこやまさんが写ってるものは絶対買う。
Ex.フォトセット、クリアファイル、ポスター(それぞれ個人と集合)、パンフ
タオルやTシャツは普段使いしないなと気付いたので元気コンは買わなかったけど、よこやまさんプロデュースと言うならばニット帽は買う。
でも、すばソロとイフオアのラグランが可愛かったのでそれは買ったw
ペンラはタンバリン型が面白かったから今年は買ったけど防振双眼鏡で野鳥の会をするスタイルなので今後の購入は形状次第。
これからはタンバリン腕にハメてようと思ってる。
写真飾りは買うか買わないか迷って買ったけど、エイトから届いた年賀状入れたらなかなかおめでたい雰囲気になったので良かったと思ってる。

クリエのグッズ列に並んだ時は使わない(チケットはない)ペンライトは買わなかったけどHiHi JETのファイルは2枚買った。

【ジャニショで写真を買う基準】

よこやまさんが写ってるもの全部。
ジャニオタ自覚後初めてのジャニショで出てるよこやまさん写真全種類買ってしまってから歯止めがきかない。
厳選?なにそれ?商品になってる時点で厳選されてるんだから買わない選択肢がないと思ってる。

【まとめ】

雑誌の類は割と厳選してる方だと思ってるけど写真とか糸目つけないものもあるし、シビアなんだかそうじゃないんだか、自分でも不明。
ジャニオタ3年目の今のスタンスはこんなところ、自担以外で遠征しないルールも崩壊予定だし、来年また見返してみたら色々変わってるんだろうなとは思うので、また来年書いてみようかなと思う。

16.4.29 10ks!感想

およそ1年ぶりにKAT-TUNのコンサートに行ってきたぞー!!!

 
軽くジャニアンチで「関ジャニ∞はジャニーズらしくないから好きなだけ」って言ってた人間が去年の9uarterを皮切りに、えび座、KinKi、ジャニワ、そして再びのKAT-TUN
たった1年でこの有様だ!
(ちなみに、明日は寝盗られるし、7月のサマステも決定している、6月はコイベビに行くか悩んでいる)
 
身内及びフォロワーさんにまで「よっし〜はどこに行こうとしてるの?」と言われているが気にしない。
だって、またコンサートあったら行きたいな!って去年も書いてるし!

 

laboratorynote.hatenablog.com

 まさか、うちわ持とうと思ってた彼がいなくなるなんて夢にも思わなかったけどな!!!

いや、うん、本当はね、秋に10周年コンサート発表された時にファンクラブ入ろうと思ったんですよ。
春にコンサートだから申し込み余裕あるな、ボーナス出たらファンクラブ入ろうと思ってたら11.24 Dead or Alive事変。
TLを見るとたぐちくんに翻意してほしくて、4人のKAT-TUNが好きだって伝えたくてFCに入る人が沢山いたけど、いかんせん、本人たちが解散って言ったら解散、引退って言ったら引退って世界に慣れ過ぎてしまったお笑いオタは恨み言は沢山言ったけど、それが何にもならないことがわかってて、歌番組やバラエティ、あと何回たぐちくんの姿が見えるかなと思いながら年を越して、春が来て、ベストアルバムの発売日と3月末日という期日に少しだけ期待して、でも彼はまだいるのに3人だけの広告、3人だけのアンサーソング。
彼がいなくなることを改めて突きつけられて3月25日、きっとこれが最後の姿だなとテレビ越しにお別れして、やっぱりアイドルの彼をみるのはそれが最後になった。
 
すぐSNSに現れたけどな!!!ビックリしたわ!!!
 
これまで仲良くしてたタレントさんのSNSじゃなくて、誰だよ隣のおっさん!!みたいな登場の仕方、ちょっと心配してるからね。
そのへんの普通の人の自己顕示欲や承認欲求の道具として使われてはいないかい?
いろいろ思うことはあるけど今回はそんな話がしたいわけじゃないからこの辺でたぐちくんのしあわせだけ祈って、本題に戻る。
 
結局ファンクラブには入らなかった。
3人が嫌いなわけじゃないけど、KAT-TUNに好意的になれたきっかけのたぐちくんがいないKAT-TUNをどう見ていいのかわからなかったから。
チケットの当落の直前に充電期間の発表があって、今でこそ前向きな個々が力をつけるための期間だとKAT-TUN担もそうじゃないジャニオタもわかってるけど、ジャニオタじゃない人はまだ否定的な意味で捉える人もいて、3人でももしかしたらKAT-TUNという冠を載せたコンサートは見納めになるのではないかと思うとファンクラブには入らなかったけどやっぱりコンサートには行きたいと思った。
 
オーラス公演じゃなければ、席にこだわらなければ見つかるかなと思ってたらありがたいことにエイトと掛け持ちしてるフォロワーさんに誘っていただいて4.29、東京ドームに足を運んだ。
 
ベストアルバムも初回A盤を購入して、一通り聞いて、聴かなくてもKAT-TUNはタイアップが多いから06年に中高生やっててKAT-TUNヤンキーみたいで怖いって毛嫌いしてても一通り曲わかるんだけどね(その辺りがKAT-TUNのすごいところで怖いところ)
 
席アリーナだったよ!!!!それもバクステかなり近いところ!!!!
見られたいわけじゃないけどこんな席なら、うちわ持ちたかったよ、たぐちくん!!!
 
はじめに3人とファンだけのステージにしたって、メッセージが出てきて、コンサートが始まる。
海賊船KAT-TUN号の出航、本人たちが登場する前に水演出!
水ってここぞって時のじゃないの???
エイトさんなんか1回も水演出しないライブとかザラだぞw 
前回のツアーはCANDY MY LOVEでだけだぞ!
全員30代の男性がセーラー服着てるところに水演出だぞ!!
さすが本人登場前からレーザー使うKinKi Kids兄さんのバックとして誕生したグループだけのことはある。
本人登場前に水。(大事なことなのでもう一度)
開演前にステージにかかっていたこれまでのコンサートロゴがあしらわれた白い布は船の帆だったんだなということにもここで気づいた。
 
完璧に構築された世界観、quarter見た時もそれぞれのパーツが1つになるステージすごいと思ったけどそんな次元じゃなかった。
過去と現在、時空の海を旅する海賊船KAT-TUN号、最初はステージのセンターあったのは、船首にあしらわれたマリア像だったのに、セットチェンジの過程でステージのセンターにあるのは舵輪に変わる。
船の外から船長KAT-TUNを見ていたはずが気がついたら我々観客も船に乗り込んでいるのだ。
 
数字の話は少し下世話だけれども、担当文化があるジャニーズはグループより個人につくファンの方が多いんだと思う。
箱推しという状態だって最初から箱として推すんじゃなくて誰か好きな人を見ているうちに全員を好きになったから箱推しになるケースの方が多分多い(Twitterなどの体感)
嵐やSMAPKinKi Kidsのような人気や知名度がバケモノみたいなユニットを除くと、FCの会員数は大体メンバーの数に比例する。
期限切れた会員番号は欠番になるからグループやファンクラブの設立時期もパラメータの1つにはなるけど。
メンバーが船を降りても船に乗り続けたファンもいるし、途中から航海に加わるファンもいる、でも、単純に3人になってしまったKAT-TUNはファンの総数という意味では不利だ。
事実、次に3人揃うのがいつどこになるかわからないからオーラスのチケットはほとんど出回ってなかったけど、全ステする熱心なファンも沢山いる中4/29と4/30は一般販売でも買えるくらいに余っていた。
元来、FCだけで売り切れてしまって一般販売が空売り同然でちょっと興味のある人が気軽に手を出せず、ファンの中だけでチケットが動くジャニーズのチケット文化はいかがなものかと思ってるので個人的には好ましい状況ではあるものの、デビューシングルでミリオンヒットを飛ばし、東西ドーム連続8日公演をやったユニットが東名阪5公演を十二分に埋められない事実。
聞くところによれば所謂不滅コンも余りに余って半額以下でチケットの譲りがあったとも聞くので不滅コンも適正なキャパ及びスケジュールではなかったのだろうけれども。
 
KAT-TUNと一緒に常時船に乗り、旅に出る船員の数は確かに減ってしまったのだろう。
でも、KAT-TUNのすごいところは、港に海賊船を見に来た人達を船に招き入れてしまうことだ。
はてブロにも◯◯担が10ksに行ってきた話というフォーマットの記事が溢れかえっていたし、もちろんこの記事もたぐちくんを掛け持とうかと考えたこともあったよこやま担が10ksに行ってきた話なんだけど、他担が10ksに行ってきた話の記事は人数が減ってしまった寂しさや悲しさに言及することはあっても、どれもこれも3人のパフォーマンスと演出に魅せられてこれからの彼らの活動を期待するものだった。
 
勿論、私もその一人だ。
3人でも凄かった。
MCで3人の立ち位置に慣れないという話はしていたけれども、たぐちくんの存在を思い出さないくらい3人のパフォーマンスに圧倒された。
人数が少なくなったからパワーダウン?そんなことは全くなかった。
 
ただ1曲、Peaceful Daysを除いては。
去年のドームの天井から見たたぐちくんのことを思い出さずにはいられなかった。
8×24の双眼鏡を覗いても表情なんてわからなかった。
でも、彼がとても楽しそうに恵まれた体格でぴょんぴょん飛び跳ねるたぐちくんの姿を思い出した。
双眼鏡を外しても、ダイナミックに飛び跳ねてることがよくわかる、身体全身で曲を、コンサートを楽しんでいたたぐちくんがいない。
 
春にステージを去ると告げた赤いコート姿も、
タメ旅で春にいなくなることをいじられる姿も
カウントダウンコンサートで歌う姿も、
最後にReal Faceを歌ってその先に伸びる光の道を進まなかったことも、
悲しいと思ったけど、寂しいと思ったのは初めてだった。
あなたがいた場所にあなたがいない。
 
最後のMステで3人で歌うユメユメの映像に胸をえぐらる部分はあったけど、ユメユメはその日初めて見て、3人の曲だってわかってたから悲しいだけだった。
 
Peaceful Daysは6人の時の曲だけれども、私が初めてKAT-TUNのコンサートに行って、一番楽しかった曲だから、もちろん曲の素晴らしさは簡単に失われるわけじゃないけど、簡単に失われないからこそ、そこにたぐちくんがいないことがさみしかった。
 
コンサートが終わるとき、誰か、好きになって帰ってこれるかなと思っていた。
けれども、誰かに対して特別好きが大きくなることはなかった。
 
私は今はこの船に乗って新しく航海には出ない。
けれども、遠くて近い、近くて遠いところからKAT-TUN号の航海の行方を見ていたい。
ずっと一緒に旅はできないけれども、どこかの港でまた船に乗せてもらえるなら船に遊びに行きたいなと思う。
 
KAT-TUN号で旅を続ける3人と船を降りて新たな旅に出た3人、彼らの旅が希望の光で満ちたものになればいいなと思う。
特に、KAT-TUNも含めたエイト以外のジャニーズにこんなに好意的になれたのは、
やっぱりたぐちくんのおかげだから、どうか幸せに生きてほしい。
 
担当じゃないのにめっちゃ重い!
わたしに幸せをくれた人はわたしの100倍は幸せになってもらわなきゃ嫌なんだ!
 
以上、復活コンサート楽しみにしてるからね、KAT-TUN
 
 

14年かけて神様に会ってきた話

ジャニオタが○○した話というタイトルがテンプレートになってきているので関ジャニ∞オタがクロマニヨンズのライブに行ってきた話というタイトルで書こうと思ったのですが、そもそも10周年出の新規でジャニオタの着眼点何一つ持ってないことに気付きました\(^o^)/
何より関ジャニ∞好きになる前からヒロトマーシーが好きで、むしろ、ブルーハーツ好きが関ジャニ∞に転んだ話の方が時系列的には正しいからタイトルに偽りありになってしまうので、タイトルに偽りなくヒロトマーシーの存在を知ってから14年、初めてライブに行ってきた話をします。

ちょっとすばるくんの話もするけどジャニーズと関ジャニ∞はほぼほぼ関係ない話です。
忘れたくないから、記憶の整理をしたいから書きます。
というか、多分、ただのポエムになる。
一種の宗教だから仕方ない。

ブルーハーツを初めて知ったのは2002年冬。小学校5年生、まだ10歳のとき。
香取慎吾くん主演の月9ドラマ「人にやさしく」のオープニング曲がTHE BLUE HEARTSの「夢」
TVから流れてきた曲を聞いた時、身体中を電気が走る抜けるような衝撃が走ったのは今でも忘れられない。

たてまえでも本音でも
本気でも うそっぱちでも
限られた時間のなかで
借りものの時間のなかで
本物の夢を見るんだ
本物の夢を見るんだ

テレビの映像には歌ってる人の姿はない。
のちに知ったことだが香取くん始めドラマの主要登場人物4人がTHE BLUE HEARTSの夢のPVをオマージュしたモノクロの映像が流れているだけ。

ただ、この曲好きだ。そう強く思ったことだけは鮮明に覚えている。



時が少し進んで2003年春、中学生になった。
遅ればせながら我が家にインターネットが通って、少しお小遣いがアップした。
でも、その頃は好きだったコンビ、雨上がり決死隊極楽とんぼのファンサイトを巡ったり、ラジオの書き起こしを読んだりするのに熱心だった。
もともと音楽を好き好んで聞くわけではなかったからあの日感じた衝撃も少しずつ薄れていった。

もう一度THE BLUE HEARTSに出会うのは中学2年生の冬。
雨上がり決死隊極楽とんぼのような当時から中堅芸人と言われていたコンビではなくて芸歴10年未満の若手芸人に興味の対象が移って、そのとき好きだったのが麒麟だった。
まだホームレス中学生が出る前。
麒麟の田村さんが好きな音楽として挙げていたのがTHE BLUE HEARTSの情熱の薔薇。
レンタルショップで情熱の薔薇が入っているBUST WASTE UPと夢が入っているSTICK OUTを借りた。あと、他の曲も聴いてみたいなと思って、ベストアルバムのSUPER BESTを借りた。

ろくすぽ音楽も聞かないのにラジオを予約録音するためだけにテストの点数と引き換えに買ってもらったちょっといいコンポに初めてCDを入れた。

CMで聞いたことがあったリンダ リンダやTRAIN-TRAINを初めて通して聴いた。
もう一度身体に電流が走ったのを覚えている。

レンタルショップで残りのアルバムを全部借りた。
登下校のときに録音したラジオを聞くためにかってもらったMDウォークマン
ラジオのMDはダビングしたTHE BLUE HEARTSのMDに変わった。

後期の楽曲はそれほど好みだったわけじゃないけどTHE BLUE HEARTSの歌は聖書みたいなものだった。

パソコンでもう解散してしまった彼らのことを調べたとき、THE HIGH-LOWSヒロトマーシーの今のバンドだと知った。
ダウンタウンの松本さんが好きな日曜日よりの使者を歌うTHE HIGH-LOWSヒロトマーシーのバンドであることを初めて知った。

THE HIGH-LOWSのアルバムも借りた。
THE BLUE HEARTSの楽曲も後期はそこまで好みじゃなかったから正直なところあまりハマらなかった。
そして、程なくTHE HIGH-LOWSは活動を休止した。

2006年、当時一番好きだった、今でもお笑いコンビの中では一番好きなコンビのライセンスの月1ライブのオープニングが「殺しのライセンス」になった。
彼らのコンビ名は辞書を開いて目に付いた単語に由来するのだけれども、彼らがTHE BLUE HEARTS世代ということが、私は世代じゃないのに嬉しくて嬉しくて、大好きな劇場で大好きな彼らを見るときに大好きなTHE BLUE HEARTSの歌声で幕をあけるというのが堪らなくて、大好きな曲になった。

2006年秋、ザ・クロマニヨンズが結成された。
Mステでヒロトマーシーのパフォーマンスを見た。
動画サイトで見る昔の映像ではない、今のヒロトマーシーを見るのは初めてだった。

THE HIGH-LOWSよりは好き、でも、夢を初めて聞いたとき以上の衝撃は無くて、私はTHE BLUE HEARTSヒロトマーシーを神格化した。

でも、もうTHE BLUE HEARTSは解散した。
ヒロトマーシーは今も歌っているけれど、私が好きになったTHE BLUE HEARTSはもういない。
もう決して増えることのないTHE BLUE HEARTS名義の曲を何度も何度も繰り返し聞いた。

クラスメイトに馬鹿にされたとき、ダンス・ナンバーを聴いた。
成績が伸び悩んでいたとき、夢を聴いた。
親や学校の先生に対する行き場のない反抗心を抱えたときは少年の詩を聴いた。
偏差値60そこそこの中堅進学校でガリ勉している自分に嫌気がさしたときは情熱の薔薇を聴いた。
それでも大した取り柄がないから勉強するしかなくてテスト勉強、受験勉強のときはひとにやさしくを聴いた。


そうして、大学生になった。
初めて「夢」を聞いたとき抱いていた夢はかなえられなかったけど、親元を離れて、地方の大学に進んで、関東ローカルの壁に敗れて思うようにお笑いも追いかけられなくなって、ちょっとだけ真面目に人間関係にも取り組んだ。

18年間人間関係の構築をおろそかにしすぎたせいでうまくいかないことも多くて、学科、サークル、アルバイト、いつも何かトラブルを抱えてた。

高校3年間困ったときに聴くのはTHE BLUE HEARTSだったから大学生になってもいつも聴いていた。
2010年に25周年を記念したベストアルバムが出たときは喜び勇んで買った。

クロマニヨンズ名義でデビューしてシングルやアルバムがリリースされるとレンタルショップに入っていたけれどもCDを手元に残しておきたいとは思わなかった。
でも、全部聞いたことがある曲でもTHE BLUE HEARTSは特別だから手元に残しておきたかった。

それからさらに数年紆余曲折を経て軽く毛嫌いしていたはずのジャニーズのグループ関ジャニ∞のファンになった。
一番好きなのは横山裕さんだけど、メンバーのことを知りたくてネットで調べたりラジオを聴くようになったら、メインボーカルのすばるくんが思春期にTHE BLUE HEARTSに多大なる影響を受けたことを知った。
すばるくんと私では8つ歳が違うのだけれど、8つ年上のすばるくんでさえTHE BLUE HEARTSがデビューしたときはまだ3歳で解散するときでようやく13歳。
多分お兄さんの影響もあったんじゃないかと思っているけれどもおそらく楽曲が発表されたときリアルタイムでは聞いていなかったはずで、それでも何かをきっかけにTHE BLUE HEARTSを聴いて心を掴まれてしまったということに勝手に親近感を覚えた。

ただ、違ったのはすばるくんはTHE BLUE HEARTSヒロトマーシーを神格化してるのではなくて、甲本ヒロト真島昌利を神格化していることだった。

昨年秋にヒロトマーシーがスバラジにゲストで来たときのテンションは誰がどう聞いてもオタクが自分の好きなもの憧れのものを真近にしたときのテンションそのものだった。
そして、フォロワーさんからすばるくんとクロマニヨンズが以前番組の企画でセッションしていたということを教えてもらってネットで探した。

ヒロトマーシーもすばるくんもみんなみんなかっこよかった。
ドキドキゾクゾクした。

THE BLUE HEARTSヒロトマーシーを神格化するんじゃなくて、今のヒロトマーシーを一度見に行ってみたいと思った。

発売されたばかりのアルバムJungle9を提げてツアーを回り始めたばかりのときで11月の赤坂はさすがにチケットがすでに売り切れていて、1月のZepp関ジャニ∞のツアーとだだ被りだった。

半年近く先の4月のチケットを買った。

2016年4月19日 中野サンプラザ
ステージに登場したヒロトマーシーは、何度も繰り返し見た当時のPVと比べておじさんになっていたけれど、紛れもなく10代の時の私の神様だった。

物凄い爆音の中、今このとき同じ時間をヒロトマーシーも生きていることに感謝した。
そして、ちょっとだけ泣いた。
東京ドームとかと比べたらめちゃくちゃ小さいし、バンドセットもこじんまりしてて、ステージから降りてくることもない。
せいぜいマーシーのギターのコードが伸びる範囲でステージの左右動いてピック投げるくらいのパフォーマンス。
ただ、生きてるだけでファンサというか、あのヒロトマーシーが作り出す音の中にいられただけで幸運だった。
THE BLUE HEARTSヒロトとかマーシーとか、冠に拘っていた自分の愚かさを恥じた。
ヒロトマーシーはずっとヒロトマーシーだった、きっとこれからも。
10歳の私の前に現れた神様は25歳の私にとっても変わらず神様だった。

また必ず神様に会いに行く。
今度はライブ用の耳栓着けて。

14年かけて神様に会いに行ったらロック難聴になっちゃったよ!!!
信仰も楽じゃないね。
一応回復傾向は見られるとのことなのでネタにしてますが、耳の蝸牛外有毛細胞は基本的に再生しないそうです。
6年も生物の勉強してたけど知らなかった!

すばるくんもクロマニヨンズに行くときは自分の耳は守ってね!
あと、す担はじめエイト担ですばるくんきっかけでクロマニヨンズ行くの絶対楽しいと思うけどライブ慣れしてない人は耳栓を用意することをオススメします。
耳を守って楽しいライブライフを!