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ジッケンノート

社会人を目前に初めてジャニーズに落ちた人間がどのような経過を辿るのか記録する

14年かけて神様に会ってきた話

ジャニオタが○○した話というタイトルがテンプレートになってきているので関ジャニ∞オタがクロマニヨンズのライブに行ってきた話というタイトルで書こうと思ったのですが、そもそも10周年出の新規でジャニオタの着眼点何一つ持ってないことに気付きました\(^o^)/
何より関ジャニ∞好きになる前からヒロトマーシーが好きで、むしろ、ブルーハーツ好きが関ジャニ∞に転んだ話の方が時系列的には正しいからタイトルに偽りありになってしまうので、タイトルに偽りなくヒロトマーシーの存在を知ってから14年、初めてライブに行ってきた話をします。

ちょっとすばるくんの話もするけどジャニーズと関ジャニ∞はほぼほぼ関係ない話です。
忘れたくないから、記憶の整理をしたいから書きます。
というか、多分、ただのポエムになる。
一種の宗教だから仕方ない。

ブルーハーツを初めて知ったのは2002年冬。小学校5年生、まだ10歳のとき。
香取慎吾くん主演の月9ドラマ「人にやさしく」のオープニング曲がTHE BLUE HEARTSの「夢」
TVから流れてきた曲を聞いた時、身体中を電気が走る抜けるような衝撃が走ったのは今でも忘れられない。

たてまえでも本音でも
本気でも うそっぱちでも
限られた時間のなかで
借りものの時間のなかで
本物の夢を見るんだ
本物の夢を見るんだ

テレビの映像には歌ってる人の姿はない。
のちに知ったことだが香取くん始めドラマの主要登場人物4人がTHE BLUE HEARTSの夢のPVをオマージュしたモノクロの映像が流れているだけ。

ただ、この曲好きだ。そう強く思ったことだけは鮮明に覚えている。



時が少し進んで2003年春、中学生になった。
遅ればせながら我が家にインターネットが通って、少しお小遣いがアップした。
でも、その頃は好きだったコンビ、雨上がり決死隊極楽とんぼのファンサイトを巡ったり、ラジオの書き起こしを読んだりするのに熱心だった。
もともと音楽を好き好んで聞くわけではなかったからあの日感じた衝撃も少しずつ薄れていった。

もう一度THE BLUE HEARTSに出会うのは中学2年生の冬。
雨上がり決死隊極楽とんぼのような当時から中堅芸人と言われていたコンビではなくて芸歴10年未満の若手芸人に興味の対象が移って、そのとき好きだったのが麒麟だった。
まだホームレス中学生が出る前。
麒麟の田村さんが好きな音楽として挙げていたのがTHE BLUE HEARTSの情熱の薔薇。
レンタルショップで情熱の薔薇が入っているBUST WASTE UPと夢が入っているSTICK OUTを借りた。あと、他の曲も聴いてみたいなと思って、ベストアルバムのSUPER BESTを借りた。

ろくすぽ音楽も聞かないのにラジオを予約録音するためだけにテストの点数と引き換えに買ってもらったちょっといいコンポに初めてCDを入れた。

CMで聞いたことがあったリンダ リンダやTRAIN-TRAINを初めて通して聴いた。
もう一度身体に電流が走ったのを覚えている。

レンタルショップで残りのアルバムを全部借りた。
登下校のときに録音したラジオを聞くためにかってもらったMDウォークマン
ラジオのMDはダビングしたTHE BLUE HEARTSのMDに変わった。

後期の楽曲はそれほど好みだったわけじゃないけどTHE BLUE HEARTSの歌は聖書みたいなものだった。

パソコンでもう解散してしまった彼らのことを調べたとき、THE HIGH-LOWSヒロトマーシーの今のバンドだと知った。
ダウンタウンの松本さんが好きな日曜日よりの使者を歌うTHE HIGH-LOWSヒロトマーシーのバンドであることを初めて知った。

THE HIGH-LOWSのアルバムも借りた。
THE BLUE HEARTSの楽曲も後期はそこまで好みじゃなかったから正直なところあまりハマらなかった。
そして、程なくTHE HIGH-LOWSは活動を休止した。

2006年、当時一番好きだった、今でもお笑いコンビの中では一番好きなコンビのライセンスの月1ライブのオープニングが「殺しのライセンス」になった。
彼らのコンビ名は辞書を開いて目に付いた単語に由来するのだけれども、彼らがTHE BLUE HEARTS世代ということが、私は世代じゃないのに嬉しくて嬉しくて、大好きな劇場で大好きな彼らを見るときに大好きなTHE BLUE HEARTSの歌声で幕をあけるというのが堪らなくて、大好きな曲になった。

2006年秋、ザ・クロマニヨンズが結成された。
Mステでヒロトマーシーのパフォーマンスを見た。
動画サイトで見る昔の映像ではない、今のヒロトマーシーを見るのは初めてだった。

THE HIGH-LOWSよりは好き、でも、夢を初めて聞いたとき以上の衝撃は無くて、私はTHE BLUE HEARTSヒロトマーシーを神格化した。

でも、もうTHE BLUE HEARTSは解散した。
ヒロトマーシーは今も歌っているけれど、私が好きになったTHE BLUE HEARTSはもういない。
もう決して増えることのないTHE BLUE HEARTS名義の曲を何度も何度も繰り返し聞いた。

クラスメイトに馬鹿にされたとき、ダンス・ナンバーを聴いた。
成績が伸び悩んでいたとき、夢を聴いた。
親や学校の先生に対する行き場のない反抗心を抱えたときは少年の詩を聴いた。
偏差値60そこそこの中堅進学校でガリ勉している自分に嫌気がさしたときは情熱の薔薇を聴いた。
それでも大した取り柄がないから勉強するしかなくてテスト勉強、受験勉強のときはひとにやさしくを聴いた。


そうして、大学生になった。
初めて「夢」を聞いたとき抱いていた夢はかなえられなかったけど、親元を離れて、地方の大学に進んで、関東ローカルの壁に敗れて思うようにお笑いも追いかけられなくなって、ちょっとだけ真面目に人間関係にも取り組んだ。

18年間人間関係の構築をおろそかにしすぎたせいでうまくいかないことも多くて、学科、サークル、アルバイト、いつも何かトラブルを抱えてた。

高校3年間困ったときに聴くのはTHE BLUE HEARTSだったから大学生になってもいつも聴いていた。
2010年に25周年を記念したベストアルバムが出たときは喜び勇んで買った。

クロマニヨンズ名義でデビューしてシングルやアルバムがリリースされるとレンタルショップに入っていたけれどもCDを手元に残しておきたいとは思わなかった。
でも、全部聞いたことがある曲でもTHE BLUE HEARTSは特別だから手元に残しておきたかった。

それからさらに数年紆余曲折を経て軽く毛嫌いしていたはずのジャニーズのグループ関ジャニ∞のファンになった。
一番好きなのは横山裕さんだけど、メンバーのことを知りたくてネットで調べたりラジオを聴くようになったら、メインボーカルのすばるくんが思春期にTHE BLUE HEARTSに多大なる影響を受けたことを知った。
すばるくんと私では8つ歳が違うのだけれど、8つ年上のすばるくんでさえTHE BLUE HEARTSがデビューしたときはまだ3歳で解散するときでようやく13歳。
多分お兄さんの影響もあったんじゃないかと思っているけれどもおそらく楽曲が発表されたときリアルタイムでは聞いていなかったはずで、それでも何かをきっかけにTHE BLUE HEARTSを聴いて心を掴まれてしまったということに勝手に親近感を覚えた。

ただ、違ったのはすばるくんはTHE BLUE HEARTSヒロトマーシーを神格化してるのではなくて、甲本ヒロト真島昌利を神格化していることだった。

昨年秋にヒロトマーシーがスバラジにゲストで来たときのテンションは誰がどう聞いてもオタクが自分の好きなもの憧れのものを真近にしたときのテンションそのものだった。
そして、フォロワーさんからすばるくんとクロマニヨンズが以前番組の企画でセッションしていたということを教えてもらってネットで探した。

ヒロトマーシーもすばるくんもみんなみんなかっこよかった。
ドキドキゾクゾクした。

THE BLUE HEARTSヒロトマーシーを神格化するんじゃなくて、今のヒロトマーシーを一度見に行ってみたいと思った。

発売されたばかりのアルバムJungle9を提げてツアーを回り始めたばかりのときで11月の赤坂はさすがにチケットがすでに売り切れていて、1月のZepp関ジャニ∞のツアーとだだ被りだった。

半年近く先の4月のチケットを買った。

2016年4月19日 中野サンプラザ
ステージに登場したヒロトマーシーは、何度も繰り返し見た当時のPVと比べておじさんになっていたけれど、紛れもなく10代の時の私の神様だった。

物凄い爆音の中、今このとき同じ時間をヒロトマーシーも生きていることに感謝した。
そして、ちょっとだけ泣いた。
東京ドームとかと比べたらめちゃくちゃ小さいし、バンドセットもこじんまりしてて、ステージから降りてくることもない。
せいぜいマーシーのギターのコードが伸びる範囲でステージの左右動いてピック投げるくらいのパフォーマンス。
ただ、生きてるだけでファンサというか、あのヒロトマーシーが作り出す音の中にいられただけで幸運だった。
THE BLUE HEARTSヒロトとかマーシーとか、冠に拘っていた自分の愚かさを恥じた。
ヒロトマーシーはずっとヒロトマーシーだった、きっとこれからも。
10歳の私の前に現れた神様は25歳の私にとっても変わらず神様だった。

また必ず神様に会いに行く。
今度はライブ用の耳栓着けて。

14年かけて神様に会いに行ったらロック難聴になっちゃったよ!!!
信仰も楽じゃないね。
一応回復傾向は見られるとのことなのでネタにしてますが、耳の蝸牛外有毛細胞は基本的に再生しないそうです。
6年も生物の勉強してたけど知らなかった!

すばるくんもクロマニヨンズに行くときは自分の耳は守ってね!
あと、す担はじめエイト担ですばるくんきっかけでクロマニヨンズ行くの絶対楽しいと思うけどライブ慣れしてない人は耳栓を用意することをオススメします。
耳を守って楽しいライブライフを!