ジッケンノート

社会人を目前に初めてジャニーズに落ちた人間がどのような経過を辿るのか記録する

担増宣言〜藤原丈一郎くん担当始めました〜

  • 本記事の主題

色々要約すると140字で収まってしまうことだが、どう考えたってすでに担当してますよね?的な周囲のツッコミも踏まえてこのツイートに至るまでの経緯だったり、担当を名乗る決断をした今、彼に願っていることだったりを認めることにする。

丈くんを初めて知ったのは関ジャニズムのレポだったように思う。

クリパ期間中の松竹座をよこやまさんが訪ねたらお小遣いどころか直接的にプリペイドカードをねだられたと。

大先輩よこやまさんにたかるなんて最近の若者は!と誰がそんなことを言ったのかまでは分からなかったけど不躾な子供がいるもんだとよこやまさんに対するモンペ気質を発動していた矢先、京セラの見学にiTunesカードくださいと書いたうちわを持って現れた男の子がいるというレポが回ってきた。

よこやまさんにたかったのはお前かー!とモンペスイッチが入りかけた時に彼がExcite!でまるちゃんにギャグを授けられているショタと同一人物であると知った。

正直、Jr.なんて全然興味のなかった時期だが、8歳からジャニーズでエイトがデビューする前から共に松竹座に立っている男の子が今でもJr.として頑張っていて、純粋培養のキラキラのアイドルかと思えばジャニオタみたいなうちわを作ってくるおかしな子と来たら興味を持たずにはいられなかった。

幸か不幸かフォローしていた方からのステマツイートで丈くんの尊敬する先輩がよこやまさんであることや、お笑いが大好きでネタ帳を持ち歩いてカフェでネタを書くというどこかの若手芸人のようなエピソードなど彼の存在が日増しに大きくなっていった。

https://twitter.com/h4d44/status/691106624539197441

https://twitter.com/h4d44/status/691106624539197441

https://twitter.com/h4d44/status/691106624539197441

 

動く姿を見たことがなくても日増しに丈くんのことが気になるようになる中、とっつー主演の寝盗られ宗介に丈くんが出るということを知り、遠征をせずに関ジュ、それも尊敬する先輩として我らがよこやまさんを挙げている子を見ることができる、そして、新橋演舞場、B席は死角も多いが3000円代でチケットが買えると言うこともあり、軽い気持ちで新橋演舞場に向かってあっさり推し宣言。

以下、感想ツイートとツイートまとめたブログ

laboratorynote.hatenablog.com

 

  • そして、松竹座へ

下記ブログに詳細な経緯は記載したが、エイト担かつ関ジュ担のフォロワーさんにお誘いいただいていたので寝盗られ観劇前に『当たったら』一緒にと申し込んでいた夏の松竹座ANOTHERが当たり、色々理由をつけて松竹座遠征をすることに。

laboratorynote.hatenablog.com

 

  • 推しだが担当にできなかった理由

エイトの歩みを学ぶための遠征とかこつけて松竹座に向かったものの、寝盗られの比ではない勢いで丈くんを好きになり、10月の梅芸ジャニフワ、12月のクリパと2016年のうちに彼のために2回も大阪遠征をすることになった。

東京新大阪間は新幹線で3時間足らず日帰りが十分可能な距離とはいえ、東京から大阪は多くのジャニヲタが遠征と称する距離。

フォロワーさんから担降りや担増しと、この時点で言われていても、よこやまさんに落ちた時と同じ状況であることを認識しながらも、担当を名乗ることは頑なに避け続けた。

今や、デビュー組は安泰なんて言えないが、デビュー組はやむなく解散や脱退となった時に公式からきちんとお知らせしてもらえる。

もちろんコンサートがなければ最後の姿を直に見ることはできないけれど、Jr.はお知らせすらしてもらえない。

現場で見かけなくなって、雑誌に載らなくなってもわからない。

ジャニーズウェブに載っていたプロフィールがいつのまにか消えて、もしかして○○くん辞めたのかもしれないとなるか、所属タレントは禁止されているSNSを始めてそこで本人が退所を伝えるか、だいたいどちらかだ。

SNSを始めなければ辞めたかどうか結局わからない。

私は曖昧なものが苦手で、終わりをはっきりさせてもらえないJr.の担当を名乗る気持ちにどうしてもなれなかった。

担当は名乗らない。でも、彼が好きだし、彼を観たいから、せっせと大阪に足を運ぶようになった。

 

  • 推し時代(16年ジャニフワ梅芸〜17年クリパ)

16年10月ジャニフワ

博多座の幕が上がって、関ジュ組の出番が多いことを知って慌てて探したジャニフワ。

梅芸から大吾くん、流星くん、文一くんが合流するから博多から参加していた丈くん、リチャ、大橋くんの出番は合流組にスライドするのではないかと言われていたけれども出番自体はほとんど変わらず、丈くんの書いた漫才を見ることも出来たし、年明けに帝劇で見たジャニアイの楽曲を踊る丈くんを見ることができて遠征した甲斐があった現場だった。

でも、どんなに出番が多くても最後までステージに残るのはいわゆるメインと呼ばれる括りの子達で、関ジュの序列を初めて目の当たりにした私は非常にもどかしい感情を覚えた。

 

16年12月松竹クリパ

Excite!の丈くんを見てから松竹座で10年後の今日の日もを観て泣かないオタクがいるだろうか。

10年どころか12年後も彼は松竹座で同じ曲を歌い続けていたのだった。10代の全てをジャニーズとして生きてくれた彼は誰よりも幸せになってくれなきゃ嫌だと強く思った瞬間で、ただ丈くんがかっこいいから、おもしろいから、かわいいから、彼を観に行くのではなく、彼を応援したいから行くに変わった瞬間でもあった。

 

WESTツアーバック時期

バック目当てでコンサートに入るなんてと思っていたはずなのに遠征せずに丈くんに会える、うちわ禁止の松竹座とは異なり彼のうちわが持てるということに浮かれてWEST担のフォロワーさんに連れてってもらったなうぇすとで金髪の丈くんに浮かれたり、やっと揃ったところを見れたFunky8にテンションが上がったり、でもメインに近いところで輝く丈くんを知っているだけに少し複雑な気持ちで8人を観ていた。

 

17年3月春松竹

幕が上がるまで担当がいるかいないかわからないJr.現場というのを初めて経験することになった春松竹。

正確には、私が入ったのは夜公演だったので大阪に向かう新幹線の中で昼公演のレポが回ってきて彼がいることはわかっていたのだけれども、新幹線に乗る段階でいるかいないかわからない現場に行くのは中々勇気がいることだった。

17年の春松竹は室龍太くんが滝沢歌舞伎出演のため不在で、Funky8の括りも半分がWESTのツアーに帯同していて、深刻なツッコミ不足。

メイン括りの康二くんがボケ気質ということも踏まえて、丈くんだけでもメイン括りに上がれるとしたら康二くんに対するツッコミポジしかないと元々思っていて、公演中のコントコーナーでも普段のボケポジションを手放してツッコミとして奮闘している様子がレポとしてツイッターに流れてきたので新幹線の中で本職の芸人さんを引き合いに出して丈くんにツッコミ頑張ってと手紙を書いた。

例えツッコミとして押しも押されもせぬフットボールアワーの後藤さんが元々シュールなコントをするコンビのボケだったこと、お笑いが大好きな丈くんなら勿論知っていると思うけれどと前置きをして、ツッコミはボケに比べると地味だけれどもボケを活かすも殺すもツッコミ次第、ちょっとしたボケをツッコミの技量次第で大きな笑いにできるポジションでもあるからやっぱりボケがいいなんて、今は思わないでどうかツッコミを頑張ってほしいとジャニーズ事務所の男の子に対する手紙なのだろうかあと心の片隅の中で思いながら歌もダンスもなんだって出来る丈くんがメインに行くにはメインには居ない、もしくはメインのメンバーでは弱いツッコミポジションで切り込んで行くしかないと信じてそんなことを書いた。

何度か彼にお手紙を書いたことがあるけど、○○してほしいとオタクのエゴをぶつけたのは今のところツッコミ諦めないでほしいというこの一回だけ。

一回だけだけど、ヲタクのエゴを押し付けてしまったことを後悔している。

 

17年6月銀二貫

この日は昼間に丈くんを観て、夜によこやまさんのジレッタを観劇する黄金スケジュールで本当に幸せだった。

関ジュからは龍太くんを含めて4人が出演していて、丁稚衆の中でも丈くんはとびきりセリフも多くて寝盗られのように松竹主催公演にこうやって時々出るのが定番化すればいいなと思っていた。

17年7月-9月 関ジャニ∞LIVE Tour ジャム 

横山担として札幌初日に入っていたジャム。関ジュがバックに着くという噂は流れていたものの、いざバンド構成が終わって第2部に突入した時に可愛いセーラー服の関ジュくんたちがわらわら現れた時は絶叫せずにはいられなかった。

目印担当のリチャを見つけて、Funky5を見つける。夏松竹のポスターに写真のあったリチャがいるのだから丈くんもいるのではと自慢の12倍の防振双眼鏡で必死になって探したけど居なくて、少し残念で、でも、関ジュ2推しの奥村くんの姿を見つけて「おくむらくんいるー!!!」って叫んで事務所担のヲタ友はまだしもゆるいエイトファンの道産子の友人まで困惑させたくらいにはエイトのバックに関ジュが付いてくれたのが嬉しかった。

そして、東京公演初日。

札幌でも、大阪でも、名古屋でもなかった関ジュコーナーのテロップ。

ユニット紹介って文字の後Funky8って大きなモニターに映し出された時は今度こそ本当に絶叫して膝から崩れ落ちた。

但し、非公認って文字には笑って泣いた。エイトの愛あるいじりが嬉しかったし、5万人の前でFunky8って紹介してもらえるときに何で丈くんが居ないんだってこの時ばかりは松竹組が推されだとしても、関ジュが好きなリピーターばかりの松竹座より丈くんのことを知らない沢山のエイトファンや関係者の方に見つけてもらえたかもしれないドームツアーにいなかったことが心底悔しかった。

そして、夏松竹が終わった9月福岡公演には今江くん大橋くんと揃って見学に現れて、現場にいなかったけど丈くんもモニターに映るFunky8の文字を観たのだと思うと嬉しかった。

 

17年9月 関ジュ映画「お笑いスター誕生

春には主要キャストで出演することがわかっていた関ジュ映画が8月末に公開。

舞台挨拶で東京に来てくれて、正直チケット余りまくっていたのに出張でぶつかって、東京どころか日本にいない始末で映画関連の露出で直接姿を見ることはできなかったのだけれども、お笑いが大好きな丈くんが私も昔大好きだったお笑い芸人さんを演じるとあってたのしみでしかなかった。

 

作品に関する感想はこんなブログ記事を書いてみたけど、丈くんファンとしてはただ素直に喜べない作品でもあった「お笑いスター誕生

 

laboratorynote.hatenablog.com

 

日頃から龍太くんと漫才トリオを組んでいる丈くんとリチャが映画に抜擢されて、でも、普段ネタをやってるトリオから丈くんが抜かれて、康二くんが入る。

康二くんと大吾くんは誰もが認める関ジュのツートップ。だから、大吾くんのコンビ「エンドレス」と康二くんのトリオ「ピンクらくだ」のライバル物語になるのだと思っていたら「エンドレス」の成長物語で丈くんは準主役だった。

たくさんのシーンとセリフ、またお笑いヲタクの傷をえぐるものも多かったけど丈くんに沢山セリフがあるのが本当に嬉しくて嬉しくて、でも、エンディングのおみくじハッピーの歌割りはキャスト順通り4番手というか、流星くんも入って5番手だった。

演技班として重用してくれるのは嬉しかったけど使い勝手良く使われているようでとても腹立たしくもあった。

彼は大学4年生で、きっと周りの友人達は就活もしている。このままジャニーズとして生きるか、普通に就職するか、彼自身全く悩まなかったことはないと勝手に思っている。

大吾くんに並び立つ彼の演技力が今の関西ジャニーズJr.に必要ならばそれ相応の扱いをしてほしいと、大吾くんの隣が彼の居場所ではないのなら同じくらいの年恰好ダンススキルのFunky8をちゃんと公式化してほしい。

映画のあらすじも個人的にはなかなか辛かったけれども、彼の能力がいいように使われていることが何より辛かった。

 

17年12月冬松竹クリパ

後述の大きなお仕事が決まっていたとはいえ、クリパの時期はまだ「スタ誕」を引きずっていて、丈一郎くんを推すようになってから一番辛かった時期。

シンメとして活動することが多い大橋くんはソロ曲があって、丈くんはソロ曲はない。

大橋くんが歌が上手いのはもうわかっていたけれども、大吾くんよりも若い大橋くんはきっと丈くんよりメインに近い位置にいる。

Funky8が公式に認められてほしいと思う気持ちと、丈くんだけでもメインに上がってほしい気持ちと、丈くんのことを置いていかないでほしいと大橋くんに抱く気持ちと、とにかく矛盾する3つの気持ちでめちゃくちゃなのにオタク以外のこともトラブル続きで、関ジュでもエイトでもない沼に現実逃避を決め込んでいた。

 

  • 三列目の逆襲

2017年11月5日(日曜日)、ダメ社会人は10時過ぎまで惰眠を貪って、ようやく目が覚めて、真っ先にTwitterを開くと、シンメの大橋くんとW主演のミュージカルが決まっていた。

ちょうどその頃、東ジュの子達に次々舞台が決まっていくことが羨ましくて仕方なかったけど、関ジュの1.5軍ポジションの丈くんに主演舞台が舞い込んでくるなんてこと諦めていた。

幕が上がるまでは9割外部主演を喜びながら、公演時期が春松竹の時期に被ることから春松竹に出ないのではないか、このまま松竹公演から離れることになるのではないか、次世代が育ってきて、WESTバックに着くようになってから松竹公演に出なくなった何人かののように丈くんもバック組・舞台班になるんじゃないかと1割ほど危惧をしていた。

文ちゃんのように舞台班で東京に来てくれるようになる分には歓迎するけど、大人の事情で意図的に松竹外されるとしたらそれはやっぱり腹立たしい。

でも、それは杞憂に終わり、春松竹のポスターにはいつもと同じようにメインよりトリオより小さい丈くんの写真が載っていた。

出ないと思ってたから春松竹は申し込んでもいなかったし、これからも松竹公演と平行しながら関ジュの舞台班として活動していくんだろうと思っていた。

 

逆襲のはじまりの日

担当宣言をしてから早半年以上、この間にも表舞台を降りたJr.はいて、プロフィールが消えただなんだTwitter始めただなんだTLがざわざわするたびに、どうせJohnny's webのプロフィール消すならば「何月何日をもって、○○は退所いたしました。これまでのご声援ありがとうございました」と一ヶ月くらい表示してくれたっていいじゃないかと思う。辞めることを事前にお知らせした場合はファミクラとかにお問い合わせが殺到して通常業務どころじゃなくなるのかもしれないから事前にお知らせは難しいのかもしれないけれども、いつのまにかウェブのプロフィールが消えて、仲が良かった子達から名前が出ることがなくなってジャニーズとして頑張っていたことがなかったことにされる。

事務所のJr.の扱い方は相変わらずで反吐がでる。

Jr.担を名乗ることは彼らをそんな雑な扱い方をすることに加担するようにも感じてどうにも二の足を踏んでいた。

いつか彼のプロフィールが消えた時、そして、いつまで経ってもSNSにも現れなかった時、私は何を思うのだろう。

事務所に怒るのだろうか、ステージを降りた彼を詰るのだろうか、ただ彼の姿を見ることができないということを嘆くのだろうか。本当はよこやまさんと同じように私にとってかけがえのない存在でジャニヲタで言うところの「担当」であることを自覚しながら彼を「推し」と都合よく呼ぶようになって1年半、しばしば彼がステージを降りたときのことを考えては答えが出なかった。

でも、この日、どんな終わりが来ても後悔しないと心から思った。

もしかしたら、あの公演無理してでもチケット探せば良かったとかは思うかもしれないけれども彼を好きになったことは絶対に後悔しない。

担当を名乗るか迷い続けた1年半、この日、彼を好きになって良かったと心の底から思った。そして、これからも彼がステージで輝く姿を見ていたいと思った。

そして、ステージを降りたら無かったことにされるかもしれない彼の輝きをせめてファンだけは覚えているために担当を名乗ろうと思った。

藤原丈一郎くんの初主演舞台の初日に立ち会えたこと本当に幸福に感じている。

そして、東京初日の囲み取材で三列目の逆襲というフレーズが飛び出てきて胸が張り裂けそうになった。

私が彼のファンになってからの立ち位置にいつもやきもきしていたけれども、そんなこと彼自身が一番わかっていたことで、そして、一列目に立つことを嬉しいと言っている姿に誰にも遮られることのない一列目からの景色をもっと観て欲しいと心から願った。

https://natalie.mu/stage/news/268537

22歳お誕生日公演

丈くんが好き勝手に振る舞える相手となるとリチャや今江くんなんだと思う。

天然の大橋くんといると丈くんはどうしてもツッコミ役だし、前述のように大橋くんは大吾くんや流星くんと仲が良くいつかひとりでもメイン括りに行ってしまいそうで丈橋で括られることが如何にもこうにも好きじゃなかった。

でも、高い能力はあるけれども決して天才肌ではなく努力を重ねてステージに上がる丈くんは明るいイメージとは裏腹に考え込んでしまうことも多々あるようでそんな時に少し天然で世話が焼けるけれどもおおらかで朗らかな大橋くんが隣にいることが丈くんにとって力になっているのだろうとインタビューの端々から感じることがあって、丈くんのかけがえのないシンメとして私にとっても大橋くんの存在は大きくなってきた。

そして、リューンで嬉しかったのはよこやまさんから楽屋暖簾が贈られていた。

慣習でお世話になっている人に楽屋暖簾を頼むらしいと知って、丈くんが横山さんにお願いしてくれないかなと思いつつ、W主演だから単独楽屋ではないだろうし難しいかなと思っていたら、丈くん以上によこやまさんと親しい真鳥くんが間に入ってくれて丈くんの好きなオリックスカラーの素敵な楽屋暖簾が横山さんから贈られていた。

そして、やっぱり単独楽屋ではなかったのに丈くんの楽屋暖簾を掛けさせてくれた大橋くんにと丈くんの関係性がいつのまにか愛おしく思えていた。

  • 担当として願うこと

担当宣言をしたとき、彼の夢がユニットデビューならそれを否定したり邪魔したりするつもりはないけど、現実的に今の立ち位置ではデビューは厳しいからとにかく事務所にいてもいなくても舞台人として生きていけるスキルと人脈を身につけてほしいと願っている。

私はミーハーな人間なので小劇場だろうと2.5次元だろうと俳優を続けるなら現場に行くし、今のジャニーズ兼業芸人から本当に芸人さんの事務所に行くならそれはそれで昔のようにお笑いの劇場に通うだけと覚悟も決めている。

その覚悟が決まったらスタ誕からクリパまでの少し辛かった気持ちも消えて、春松竹も御園座滝沢歌舞伎も行けなかったけど、5月から始まったラジオでだいたい最新の様子がわかるようになって、レギュラー番組があるうちは突然ステージを去ることはまずないだろうとちょっと安心して、これからも素敵なお仕事が続けば良いと思っている。

ジャニオタにとって担当を名乗ることは他のジャンルで「○○さんのファンなんです」と言うより何故か覚悟が必要になったり、周りから重く受け止められたりするように思う。

「○○担当」というのは一つのラベルのようなもので、担降りはラベルを張り替えること、張り替えこそしないが、担増しはラベルを一つ増やすことだと考えている。

ジャニーズに限ったことではないけれども、ジャニーズはファンクラブに入っていても自分一人で行きたい公演のチケットを手に入れることが特に難しい。また、ツアー前など各地のローカル番組に出ることもあるから人によっては各地のローカル番組を補完し合える相手が必要になることもある。

そういう点でファンを続ける中で他のジャンルよりファン同士の繋がりが強固になりやすい。

だから、担降りブログは同じラベルで繋がっていた人と関わりが変わるから一番好きなタレントが変わっただけなのにやたら重々しいブログになるところもあるのだと思う。

担増しはラベルが増えることだけど、Aというラベルで親しかった人がBというラベルのことをよく思っていないことだってある。貼ることで、今までの心地よいヲタク同士の関係が変わってしまうかもしれない。

それでも、その人を好きだという気持ちが抑えられないからヲタクは担降りしたり、担増ししたりするんだろう。

全国区で活躍するエイトに対して、関ジュは大阪松竹座での公演が基本で首都圏在住の私はどうしても遠征が必須になるけれども、時間的な問題だったり、経済的な問題だったり、担当を名乗っているくせに現場に行ってないとかそういう引け目も全くないわけではない。

担当を名乗ることで担当ゆえの悩みも生まれるけれども、彼が特別な存在と自覚しながら担当を名乗らなかったもやもやに比べたら大したことはないとも思う。

私にとって藤原丈一郎くんはステージで輝き続けていて欲しい人、ステージを降りても幸せで居続けて欲しい人。

藤原丈一郎くんは私の担当だ。

 

  • 余談:新ユニットについて

1.5軍的ポジションにもやもやしながらも関ジュの舞台班として1年に2回も東京でお芝居をする彼が観られるのだから、松竹座公演は自名義が当たった時で無理はしないと、この夏の松竹座を終えて、梅芸も落選して次に彼が観られるのはいつになるかと思っていた矢先にユニット結成のお知らせが飛び込んできた。

Funky8を公式化するか、丈くんをメインに括るか、丈くんに外部仕事よこすかと、この2年言い続けていたのでユニット入りを喜びつつ、困惑もしている。

グループがあるから安泰じゃないのは東京Jr.を何人か推しているから分かっている。

メインの子たちにあって、丈くんに足りないものは何なのかと勝手に悩んだこともある。

正直なところ、何かを手に入れたからユニット入り出来たとも思えない。

担当宣言をしたヲタクの立場としては、ユニット入りしたことで今まで以上に季節ごとの松竹座公演に重きが置かれるようになると外部舞台が難しくなるんじゃないかとか、ユニット入りをしたことを喜びたいと思いながら東京で彼を見る機会が減るのではないかという危惧もある。

Jr.の現場はチケット探すのがデビュー組より大変だと感じているので担当としてチケ業務どこまで頑張るべきなんだろうかとここ2週間結構な時間悩んでいる。

年齢も芸歴もバラエティに富んだユニット。従来の括りからの変化でメンバーは勿論ヲタクの感情も様々だ。

彼がジャニーズ事務所に所属して三列目の逆襲を果たすまでの14年。もしかしたらこれからそれ以上に険しいアイドル生活が待ち受けているのかもしれないと思う。

それでも、彼がステージに立ち続ける限り、私はひたすらに彼が幸せでいてくれることを担当として祈ろうと思う。

 

以上、チケットないけど梅芸前日のオタクの決意表明でした!!