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ジッケンノート

社会人を目前に初めてジャニーズに落ちた人間がどのような経過を辿るのか記録する

16.1.17の話

思考の整理を兼ねていつもの体験談を残します。
レポじゃなくて自分の目で見て感じたこと考えたこと
※メンバーの発言はニュアンスです。

1.17 元気が出るLIVEツアー オーラス公演。
いつもいろんな現場に連れてってくれるぱらちんのご友人の厚意で貴重なオーラスのチケットを譲ってもらって、京セラドームスタンド上段最後列から彼らが出てくるのを今か今かと待っていた。

ファンになって2年足らずの私は今回のツアーで初めて大阪の地に足を運び、前日の16日公演に入り、ホーム大阪がなせる雰囲気なのか、自由奔放すぎるMCにお腹抱えて笑って、ここ数年オーラスはなんらかの発表があったり、Wアンコの曲が違ったりとなんらかのサプライズがあって、このツアー一度もWアンコがなかったが今回は開演時間が早いこともあって、なんらかのサプライズがあることを確信して、それを楽しみにしていた。
長く彼らを応援している方からするとズッコケる方も多かったらしい去年のWアンコのall is wellだって、10周年ド新規の私は一度も生で聞いたことがなく、去年は自宅で修論に追われながら「all is wellを聞きたかった、大阪に行きたかった」と歯ぎしりしていた。
4万5000人がズッコケちゃうような曲でも私は楽しむ、楽しめると開演のその時を待っていた。

16:00になっても開演時間少し前に流れるアメコミ風の映像が流れず、押していることはわかっていた。ただ、オーラス公演で収録が入るというアナウンスがあったことから普段以上に機器のチェックなど最終確認に時間がかかるものだろと思っていた。

16:00を少し過ぎた時だと思う、黒いパーカー姿の人達がステージに現れた。
天井席から肉眼では誰なのかわからず、真っ黒い格好にスタッフかと思ったがアリーナがざわざわし始めて慌てて防振双眼鏡を構えたが、ピントがあっておらず、シルエットからエイトのようだということはすぐに察したが6人しかないこと、その不在の誰かがすぐにはわからず、
「誰かがいない!」と少し大きな声を出してしまった私に隣のぱらちんが、「金髪が居ないから大倉?」と言った。
双眼鏡のピントがようやくあった。
そこに、大倉忠義くんがおらず、何かあったことを察した。

遅刻?寝坊? いや、昨日のラジオは東京大阪の二元中継、他の6人と同様にホテルに泊まっているはず。
では、何で? 酔っ払って騒動でも起こした?

芸人オタク時代にいくつも経験した騒動や不祥事か頭の中を駆け巡った。

そこから、村上くんが重い口を開いて、大倉くんが腸閉塞になり、本人はステージに立ちたいと思っていたがドクターストップがかかったことを告げてくれた。
正直なところ、芸人さんの不祥事だと体調不良と言って仕事を休んでいたら不祥事謹慎だということがときどきあるので、腸閉塞という具体的な病名に本当っぽい?と思いつつ、完全に不祥事ではないという確信を持つことができなかった。大倉くん、ごめん。

よこやまさんは言った「ファンが許してくれるなら6人でLIVEをやりたい。このまま終わるのは大倉のためにもならない」と。
でも、すばるくんは「やるか、やらないか。皆さんと決めようと思って」と言った。

みんな、それぞれの担当に会いに来た。
大倉くんがいなくてもそこに担当がいれば担当が歌う姿が見たい人もいるだろうし、大倉くんが担当じゃなくてもそこにメンバーが揃ってなければ関ジャニ∞じゃないと思う人もいただろう。
勿論、大倉くんがいないことに耐えられない大倉担は沢山いただろうし、その反面大倉くんの分まで頑張る6人の姿を見たいと思う大倉担もいたと思う。

そして、よこやまさんはコンサートをやることが大倉のためにもなると言い切った。
けれども、大倉くんがいないコンサートが始まっても、大倉くんがいないからコンサートを中止しても、多分ステージに立てなかったということでは大倉くんの後悔は変わらないんじゃないかとステージのことは何もわからない私は思った。

ファンのために、大倉くんのために、コンサートを行っても、行わなくても、多分どちらも正解だった。
万人が納得する模範解答ではない。
でも、どちらも不正解でもなかった。

でも、やるかやらないか、決定はファンの手に委ねられているようで実は全くそんなことはなかったように感じる。

「覚悟を持ってやるので、やってもいいですか?」

もう決まっていたのだ、大倉くんとお揃いのパーカーを着てステージに立った時点で彼らは揃いも揃って覚悟を決めていた。
やって欲しくない人は少なからずいた、それ以上に、やって欲しいのかやめて欲しいのどちらが良いかわからないファンもいたと思う。

少なくとも私はよこやまさんを見たいけど、大倉くんのいない関ジャニ∞のパフォーマンスはそれは関ジャニ∞のコンサートを見たと言えるだろうかと思っていた。
どちらも正解だから迷っていた。

観客全員がブーイングをしたら「やらない」という選択肢が彼らの中になかったとは思わないけど、ただ、覚悟を持ってやりますという彼らの姿にどうしたらいいのかわからない状態のファンも覚悟を決めるしかなかったと思う。

彼らの覚悟はそこにお客さんがいたら、お客さんがどんな状態でも、彼ら自身がどんな状況でも楽しませてやる、そのためにステージに立ち続ける、そんな覚悟だ。

『ショーを続けるんだ!』

頭の中でほんの数日前に見たジャニーズワールドでの内くんのセリフが響いた。

私は常々関ジャニ∞はジャニーズらしくないからアンチジャニ気味の私でもこんなにハマれたのだと思っている。
よこやまさんがジャニーズであることを誇りであると口に出す人で、彼の言葉の意味を理解しようと他の現場に足を運ばなければ今もスマトキ関ジャニ∞以外に対してはアンチ気味だったと思う。

真っ黒なスタッフパーカー姿でも一月前に始まった元気が出るLIVEを完遂するためにオーラスのステージに立つことを決めた彼らはshow must go on!の精神を持つまぎれもないジャニーズのアイドルだった。



※続くかもしれないし続かないかもしれない。