ジッケンノート

社会人を目前に初めてジャニーズに落ちた人間がどのような経過を辿るのか記録する

14年かけて神様に会ってきた話

ジャニオタが○○した話というタイトルがテンプレートになってきているので関ジャニ∞オタがクロマニヨンズのライブに行ってきた話というタイトルで書こうと思ったのですが、そもそも10周年出の新規でジャニオタの着眼点何一つ持ってないことに気付きました\(^o^)/
何より関ジャニ∞好きになる前からヒロトマーシーが好きで、むしろ、ブルーハーツ好きが関ジャニ∞に転んだ話の方が時系列的には正しいからタイトルに偽りありになってしまうので、タイトルに偽りなくヒロトマーシーの存在を知ってから14年、初めてライブに行ってきた話をします。

ちょっとすばるくんの話もするけどジャニーズと関ジャニ∞はほぼほぼ関係ない話です。
忘れたくないから、記憶の整理をしたいから書きます。
というか、多分、ただのポエムになる。
一種の宗教だから仕方ない。

ブルーハーツを初めて知ったのは2002年冬。小学校5年生、まだ10歳のとき。
香取慎吾くん主演の月9ドラマ「人にやさしく」のオープニング曲がTHE BLUE HEARTSの「夢」
TVから流れてきた曲を聞いた時、身体中を電気が走る抜けるような衝撃が走ったのは今でも忘れられない。

たてまえでも本音でも
本気でも うそっぱちでも
限られた時間のなかで
借りものの時間のなかで
本物の夢を見るんだ
本物の夢を見るんだ

テレビの映像には歌ってる人の姿はない。
のちに知ったことだが香取くん始めドラマの主要登場人物4人がTHE BLUE HEARTSの夢のPVをオマージュしたモノクロの映像が流れているだけ。

ただ、この曲好きだ。そう強く思ったことだけは鮮明に覚えている。



時が少し進んで2003年春、中学生になった。
遅ればせながら我が家にインターネットが通って、少しお小遣いがアップした。
でも、その頃は好きだったコンビ、雨上がり決死隊極楽とんぼのファンサイトを巡ったり、ラジオの書き起こしを読んだりするのに熱心だった。
もともと音楽を好き好んで聞くわけではなかったからあの日感じた衝撃も少しずつ薄れていった。

もう一度THE BLUE HEARTSに出会うのは中学2年生の冬。
雨上がり決死隊極楽とんぼのような当時から中堅芸人と言われていたコンビではなくて芸歴10年未満の若手芸人に興味の対象が移って、そのとき好きだったのが麒麟だった。
まだホームレス中学生が出る前。
麒麟の田村さんが好きな音楽として挙げていたのがTHE BLUE HEARTSの情熱の薔薇。
レンタルショップで情熱の薔薇が入っているBUST WASTE UPと夢が入っているSTICK OUTを借りた。あと、他の曲も聴いてみたいなと思って、ベストアルバムのSUPER BESTを借りた。

ろくすぽ音楽も聞かないのにラジオを予約録音するためだけにテストの点数と引き換えに買ってもらったちょっといいコンポに初めてCDを入れた。

CMで聞いたことがあったリンダ リンダやTRAIN-TRAINを初めて通して聴いた。
もう一度身体に電流が走ったのを覚えている。

レンタルショップで残りのアルバムを全部借りた。
登下校のときに録音したラジオを聞くためにかってもらったMDウォークマン
ラジオのMDはダビングしたTHE BLUE HEARTSのMDに変わった。

後期の楽曲はそれほど好みだったわけじゃないけどTHE BLUE HEARTSの歌は聖書みたいなものだった。

パソコンでもう解散してしまった彼らのことを調べたとき、THE HIGH-LOWSヒロトマーシーの今のバンドだと知った。
ダウンタウンの松本さんが好きな日曜日よりの使者を歌うTHE HIGH-LOWSヒロトマーシーのバンドであることを初めて知った。

THE HIGH-LOWSのアルバムも借りた。
THE BLUE HEARTSの楽曲も後期はそこまで好みじゃなかったから正直なところあまりハマらなかった。
そして、程なくTHE HIGH-LOWSは活動を休止した。

2006年、当時一番好きだった、今でもお笑いコンビの中では一番好きなコンビのライセンスの月1ライブのオープニングが「殺しのライセンス」になった。
彼らのコンビ名は辞書を開いて目に付いた単語に由来するのだけれども、彼らがTHE BLUE HEARTS世代ということが、私は世代じゃないのに嬉しくて嬉しくて、大好きな劇場で大好きな彼らを見るときに大好きなTHE BLUE HEARTSの歌声で幕をあけるというのが堪らなくて、大好きな曲になった。

2006年秋、ザ・クロマニヨンズが結成された。
Mステでヒロトマーシーのパフォーマンスを見た。
動画サイトで見る昔の映像ではない、今のヒロトマーシーを見るのは初めてだった。

THE HIGH-LOWSよりは好き、でも、夢を初めて聞いたとき以上の衝撃は無くて、私はTHE BLUE HEARTSヒロトマーシーを神格化した。

でも、もうTHE BLUE HEARTSは解散した。
ヒロトマーシーは今も歌っているけれど、私が好きになったTHE BLUE HEARTSはもういない。
もう決して増えることのないTHE BLUE HEARTS名義の曲を何度も何度も繰り返し聞いた。

クラスメイトに馬鹿にされたとき、ダンス・ナンバーを聴いた。
成績が伸び悩んでいたとき、夢を聴いた。
親や学校の先生に対する行き場のない反抗心を抱えたときは少年の詩を聴いた。
偏差値60そこそこの中堅進学校でガリ勉している自分に嫌気がさしたときは情熱の薔薇を聴いた。
それでも大した取り柄がないから勉強するしかなくてテスト勉強、受験勉強のときはひとにやさしくを聴いた。


そうして、大学生になった。
初めて「夢」を聞いたとき抱いていた夢はかなえられなかったけど、親元を離れて、地方の大学に進んで、関東ローカルの壁に敗れて思うようにお笑いも追いかけられなくなって、ちょっとだけ真面目に人間関係にも取り組んだ。

18年間人間関係の構築をおろそかにしすぎたせいでうまくいかないことも多くて、学科、サークル、アルバイト、いつも何かトラブルを抱えてた。

高校3年間困ったときに聴くのはTHE BLUE HEARTSだったから大学生になってもいつも聴いていた。
2010年に25周年を記念したベストアルバムが出たときは喜び勇んで買った。

クロマニヨンズ名義でデビューしてシングルやアルバムがリリースされるとレンタルショップに入っていたけれどもCDを手元に残しておきたいとは思わなかった。
でも、全部聞いたことがある曲でもTHE BLUE HEARTSは特別だから手元に残しておきたかった。

それからさらに数年紆余曲折を経て軽く毛嫌いしていたはずのジャニーズのグループ関ジャニ∞のファンになった。
一番好きなのは横山裕さんだけど、メンバーのことを知りたくてネットで調べたりラジオを聴くようになったら、メインボーカルのすばるくんが思春期にTHE BLUE HEARTSに多大なる影響を受けたことを知った。
すばるくんと私では8つ歳が違うのだけれど、8つ年上のすばるくんでさえTHE BLUE HEARTSがデビューしたときはまだ3歳で解散するときでようやく13歳。
多分お兄さんの影響もあったんじゃないかと思っているけれどもおそらく楽曲が発表されたときリアルタイムでは聞いていなかったはずで、それでも何かをきっかけにTHE BLUE HEARTSを聴いて心を掴まれてしまったということに勝手に親近感を覚えた。

ただ、違ったのはすばるくんはTHE BLUE HEARTSヒロトマーシーを神格化してるのではなくて、甲本ヒロト真島昌利を神格化していることだった。

昨年秋にヒロトマーシーがスバラジにゲストで来たときのテンションは誰がどう聞いてもオタクが自分の好きなもの憧れのものを真近にしたときのテンションそのものだった。
そして、フォロワーさんからすばるくんとクロマニヨンズが以前番組の企画でセッションしていたということを教えてもらってネットで探した。

ヒロトマーシーもすばるくんもみんなみんなかっこよかった。
ドキドキゾクゾクした。

THE BLUE HEARTSヒロトマーシーを神格化するんじゃなくて、今のヒロトマーシーを一度見に行ってみたいと思った。

発売されたばかりのアルバムJungle9を提げてツアーを回り始めたばかりのときで11月の赤坂はさすがにチケットがすでに売り切れていて、1月のZepp関ジャニ∞のツアーとだだ被りだった。

半年近く先の4月のチケットを買った。

2016年4月19日 中野サンプラザ
ステージに登場したヒロトマーシーは、何度も繰り返し見た当時のPVと比べておじさんになっていたけれど、紛れもなく10代の時の私の神様だった。

物凄い爆音の中、今このとき同じ時間をヒロトマーシーも生きていることに感謝した。
そして、ちょっとだけ泣いた。
東京ドームとかと比べたらめちゃくちゃ小さいし、バンドセットもこじんまりしてて、ステージから降りてくることもない。
せいぜいマーシーのギターのコードが伸びる範囲でステージの左右動いてピック投げるくらいのパフォーマンス。
ただ、生きてるだけでファンサというか、あのヒロトマーシーが作り出す音の中にいられただけで幸運だった。
THE BLUE HEARTSヒロトとかマーシーとか、冠に拘っていた自分の愚かさを恥じた。
ヒロトマーシーはずっとヒロトマーシーだった、きっとこれからも。
10歳の私の前に現れた神様は25歳の私にとっても変わらず神様だった。

また必ず神様に会いに行く。
今度はライブ用の耳栓着けて。

14年かけて神様に会いに行ったらロック難聴になっちゃったよ!!!
信仰も楽じゃないね。
一応回復傾向は見られるとのことなのでネタにしてますが、耳の蝸牛外有毛細胞は基本的に再生しないそうです。
6年も生物の勉強してたけど知らなかった!

すばるくんもクロマニヨンズに行くときは自分の耳は守ってね!
あと、す担はじめエイト担ですばるくんきっかけでクロマニヨンズ行くの絶対楽しいと思うけどライブ慣れしてない人は耳栓を用意することをオススメします。
耳を守って楽しいライブライフを!









25歳ジャニーズ初心者(ジャニオタ3年生)が2016年度やりたい10のこと。

2016年度の目標です。

今度の目標はジャニオタってことだけじゃなく25歳社会人としていい大人になるための目標も含みたいと思っています。
いかんせん、24歳まで学生やってたからまだまだ学生気分が抜けない。いよいよ後輩できるから少しはしっかりしないと。
 
まずは、去年達成できなかった目標で今年こそ達成したいことから
関ジャニ∞のCDシングル、アルバム、ツアーDVD・BDを全て集める。
→シングルは色違いミサンガで7形態あった関風といろはの全国デビューの初回プレス以外は集めた!
 
優先順位はアルバム通常盤>BD>DVD通常かな。
あと、関パニを実は持ってないのでバラエティオタクとして今年はちゃんと買う
関パニは観たくなったらレンタルできるからついつい後回しになってたので。
 
横山裕さんの(映像化されている)ドラマ・映画出演作品を全部見る
去年映像化されてる作品は全部見ると言ったもののあまり達成できなかったので今年こそ!
 
P.S. 元気です、俊平(TBS、1999年6月24日 - 9月16日) - 下川啓介 役
左目探偵EYE日本テレビ、2009年10月3日・2010年1月23日 - 3月13日)- 田中夢人 役
0号室の客(フジテレビ、2009年10月23日 - 2010年3月19日) - ストーリーテラー/ホテル支配人・椎名 役
13歳のハローワークテレビ朝日、2012年1月13日 - 3月9日)- 高野清文 役
 
関ジャニ∞メンバーのかつてのソロ仕事の映像をできるだけ見る
ファンになってからはごめんね青春にぬ〜べ〜、クローバーなど演技のお仕事はできるだけ追ってるし、チケットがあればすばるくんや村上くんのコンサートや舞台にもお邪魔させてもらってるんですが、リアルタイムでの露出が多すぎることもあり、担当のよこやまさんですらファンになる以前のお仕事は追いきれていない状況ではありますが、時間を見つけて少しずつ他ののお仕事も見ていきたいと思ってます。
元二宮担だった従妹からもう見ないからって理由で大奥のDVDもらったから手始めは大奥かな。
それ以外は主演作品から順々の予定。
 
④遠征をもっと楽しむ!
リサイタルで行った盛岡、じゃじゃ麺発祥のお店行ったらお盆でお休みだったし、札幌はきのとやのタルト売り切れてたし、名古屋でもエビフライサンド売り切れてたし、大阪はまだまだエイトゆかりの地があるので2泊くらいじゃダメだったw
今年も5大ドームなら福岡は行きたい。
年末年始の大型特番を終えたあとのコンサートMCが楽しそうで実家で地団駄踏んでた。
お正月はお店がいろいろしまってるとは聞くものの福岡グルメ美味しそうだから今年は福岡行きたい。
 
⑤ほかのジャニーズグループの映像作品を観たり縁があったら現場に行ったりする
「よこやまさんを最初で最後の担当にしたい」と言いつつ、お笑いオタクとしては吉本興業DD(吉本興業なら大体好き)という気質を持っているので現場に飛び出したら最後、順調に好きな人が増えています。
「担当って言いたいのも言えるのもよこやまさんだけ」とは思ってますが、今年もいろんなものを見て「好き」と思えるものが増えるといいな。
エイト以外は有給休暇使わない&遠征しない(関東以外は日帰りでも遠征とみなす)ルールだけ決めて後は運とご縁があったら何でも行きたいなと思ってますのでチケット余ってるなんて事態がございましたら声掛けていただけると嬉しいです。
 
⑥Jr.の推しの応援を通してジャニーズの楽曲を知る。
エイト以外のジャニーズについても知りたいなと思ったのは、よこやまさんがジャニーズに誇りを思ってることと、十祭でジャニオタ必修曲アンダルシアがわからなかったことから始まります。
ただ、テレビっ子だったので、アンダルシア以外は踊れないものの全部知ってる曲ではあったんです。
ジャニーズ露出多いから楽曲の勉強は簡単かなと思ってたんですよね。
そんなことなかった\(^o^)/
エイトを好きになってカップリングやアルバム収録曲にファン以外は知らない隠れた名曲が多いって知ったのに何故簡単だと思ったのか!!!
2月3月推しのJr.井上瑞稀くんが歌った曲、サビだけはわかる曲どころか曲名すら聞いたことなかった。
相変わらず興味の薄いJr.くんが歌ってる歌は右から左にすり抜けていくんですが推しが歌ってる曲だけでも出典とかタイアップとかその曲の歴史など色々確認にしていこうと思ってます。
 
⑦VHS再生環境を整備する。
今年こそ!
買ったはいいけど見れてない素顔見たいし、ちょい役らしいけど幼いころのエイトが出てるらしいKyo to Kyoもみたいと思ってるので。
あと、お笑いオタク時代のVHSにデビュー年にでためちゃイケ残ってることもあり、エイトが映ってるものは多分それくらいしかないんだろうけど捨てるに捨てられないVHS100本必要なものだけでも映像救出したい。
映像救出できたら捨てられるから部屋にスペース確保できるし一石二鳥。
収集癖のあるオタクを建売住宅一部屋で続けるのは中々至難の技だと思う。
 
⑧資格試験の勉強をする
2015年度社会人になって自由に使えるお金を手に入れたこともあって、遊びすぎたなと。
特に院生時代の2年間は朝8時に家を出て帰宅するの0時って生活を月〜土の週休1日で送ってて、趣味に時間割くどころか日々の生活もままならないくらい研究優先の毎日で、同じ理系の友人からも家畜以下の生活と言われるくらいの日々だったので自由に使えるお金以上に自由に使える時間の反動がすごかった。
だって、週休2日って、1日寝て過ごしてももう1日遊べるんですよ???
ただ、いろんな沼に頭から突っ込んではしゃぎ倒してこのまま過ごしていくことが少し怖くなり……
2〜3年くらい流行病みたいに急激に熱くなってシュンと冷めてオタ卒できるならそれはそれでいいんですけど、多分、ジャニオタはオタ卒できたとしても死ぬまで何かのオタクはしてると思うんですよ。
一生オタクなら後ろ指指されることがないようにオタク以外の場面もちゃんとせねば!と思ったので仕事につながる危険物取扱責任者とTOEIC(目標スコアは内緒)は取る。
 
⑨読書する。
目標は年間50冊、週1ペースで読めればいいかなと。
中学生くらいまではわりと読書好きで大衆文学と推理小説ばっかりだったけど、年間100冊は読んでた。
高校で物理選択して大学4年と修士課程2年と10代後半から20代前半を生物学に捧げる生活してたら目を通すものは本じゃなくてweb上の論文ばかり、本を読んでも関連する研究のさわりが書いてあるような新書とか、めっきり小説読まなくなっちゃったから読書も再開したい。
まずはよこやまさんが主演する破門。シリーズになってて一作目は読み終えたんだけどまだ2作目の上巻で止まってるw
 
⑩おしゃれに気をつかう
25歳にもなって何言ってたんだ?と思われるかもしれないけどボサボサ頭でメガネかけてチェックシャツ着てリュックしょってる典型的な理系オタクのイメージは男性だけじゃなく女性だって似たようなもん。
いや、人並み程度には美容やファッションに気を使う人もいるけど気を使わなくてもそれはそれで許される世界。
大学いた頃、スカート履いてくと実験させてもらえないんですよ。(ヒラヒラどっかに引っ掛けて試薬こぼしたり事故引き起こしたりするとダメだから)
ちなみに、実験一回でも欠席すると単位もらえず、実験の単位は進級必須だったりするから、うっかり服装間違えた日には即刻留年。
あと、スカートじゃなくてもショートパンツもダメ。タイツレベルじゃ試薬から身は守れない。
白衣着たって100%私服覆えるわけじゃないから試薬だったり、大腸菌培養した液だったり、動物の体液だったり飛んでくるわけで、配属先の研究室はスカートとか日々可愛い服で実験してる先輩もいたけど、どうせ汚れるなら安くて動きやすい服がいいとG.U信者。
化粧だって人並みに気を使ってる人は勿論いるけど世間的にはすっぴんで出歩いたらマナーがなってないとされる年齢層でもすっぴんで出歩いてるのが研究室という魔境。
研究室にいた頃はおしゃれなんて面倒くさいし、しなくたって生きていけるならそれでいいって思ってたし、今でも面倒くさいって思ってる。
正直、就職先も研究職ではないけど理系の会社なのでおしゃれに気をつかう女性気を使わない女性の比率は学生時代とさほど変わらず、普通にすっぴんで会社来る人いるくらい。
ただジャニの現場はみんなめっちゃオシャレだから「死ぬ」って思う。ってか、現場とオタ会の度に「社会的に死んだ」って思う。
偏差値30の学校の勉強ができると偏差値70の学校の勉強ができるって違う。
ジャニの現場行くと私が知ってるオシャレに気をつかうの基準が偏差値30の基準だと思い知らされる。
25歳にもなって何言ってたんだってレベルだけど何とか人並みにファッションとメイクに気を遣えるようになりたい!!!
目指せオシャレ偏差値40くらい。

20代もとうとう折り返してしまったので20代後半戦後悔しないようにオタクに仕事に頑張るぞー!

 

24歳ジャニーズ初心者新社会人が2015年度実行したい10のコト:達成度確認編

目標を立てたら到達度を確認しましょうということで、2015年度のまとめです。

 
社会人ももうすぐ2年目になって年度意識するのは少しずつ減っていくんでしょうが、人よりちょっと長めに学生してたのと誕生日が3月末なので誕生日迎えて新しい一年のスタートと言いますか、1月より1年の節目は4月始まりの方が個人的にはしっくりきます。
 
10のコト、正確にはおまけも入りますが昨年末立てた目標は次の通り。

laboratorynote.hatenablog.com

 

関ジャニ∞のCDシングル、アルバム、ツアーDVD・BDを全て集める。
→シングルは全部集めました!
(色違いミサンガで7形態あった関風といろはの全国デビューの初回プレスは除く。初回プレス某中古店で見かけたけど買うメリットが見つからなかった…)
 
あとアルバムはズッコケ、Fightと8ESTの通常。
映像はエキサイトの初回と47〜JBの通常とFightコン〜JBのBD。
残りはゆるゆる2016年度あつめていければいいかなあと。
 
 
②BDレコーダーを購入する
トリプル録画買っちゃったぜー!
パナソニック 1TB 3チューナー ブルーレイレコーダー 4Kアップコンバート対応 DIGA DMR-BRZ1000
 ファンになってから初めて新番組が始って、新規なりにせめてこれから始まる番組くらいは最初から高画質で保存したい。という目標は叶えられております。
関ジャニ∞クロニクル初回からDRで全部残してるから容量食ってしょうがないけどw
 
③WSのチェックを完璧にする
BDレコーダーを購入した暁には、WSのチェックに挑戦したい。
と言っていたものの結局無理だった。
パズルみたいにWSの時間組み合わせて予約して毎日チェックして必要なとこ残す習慣がつかなかった。
あと、これは、掛け持ちとか事務所担で毎日誰かしら好きな人がWSでる人じゃないと続かない気がする。
引き続き事前に情報が分かってるものとか、出そうだなって日は頑張ってやってます。でも、多分これ以上は頑張らない。向いてない。以上。
 
④VHS再生環境を整備する。
これが後回しになっておりまして。
もう普通のお店じゃ手に入らない以上ヤフオクとか使うしかないんですがジャンク品掴まされるのが怖くてなかなか踏み切れず。
部屋のデッキ色々置いてるスペースにVHSプレーヤーを置くスペースはあるのであとは思い切りだけかな。
 
⑤防振双眼鏡を買う。
買ったし、こんな記事も書いた。

laboratorynote.hatenablog.com

laboratorynote.hatenablog.com

 

 

札幌初日を終えたあとこんなことを呟いていて、フォロワーさんにもう防振双眼鏡のないライブには戻れないとリプライしてたにもかかわらず、この時既に札幌ドームに防振双眼鏡(お値段10万円)を忘れるという担タレ、発見されるまで生きた心地がしなかった。
よこやまさんのこと好きだけど、忘れ物の担タレはやりたくない。
でも、ケータイ落としてなくしたことあるし、家の鍵も2回くらい落としてるし、ATMでお金下ろしたのにお金取るの忘れたり、あと、お金は取ったけどカード取るの忘れたりしてるから本当どうにかしたい。
もう防振双眼鏡なくすのが怖かったのでGPSをつけました。(真顔)
横山裕さんの(映像化されている)ドラマ・映画出演作品を全部見る
担当を名乗るからにはこれまでの演技の作品も全部見たいと思って、せめて映像化されているものだけでもと思っていたけど、今年度見れたのは、新宿少年探偵団のみとなりました。
近くのレンタルショップになくて購入する必要があることと今年度はよこやまさんのソロ仕事より関ジャニ∞のシングルなどを集めることに注力したので、予算的に仕方ないかなとは思ってるんですが、これは引き続き来年の課題。
 
P.S. 元気です、俊平(TBS、1999年6月24日 - 9月16日) - 下川啓介 役
左目探偵EYE日本テレビ、2009年10月3日・2010年1月23日 - 3月13日)- 田中夢人 役
0号室の客(フジテレビ、2009年10月23日 - 2010年3月19日) - ストーリーテラー/ホテル支配人・椎名 役
13歳のハローワークテレビ朝日、2012年1月13日 - 3月9日)- 高野清文 役
 
 
⑦ほかのジャニーズグループの映像作品を積極的に見る。
コンサートDVDで見たのはトニセン、嵐、KAT-TUN
あと、アルバムやCD特典だったらキンキとセクゾンも。
でも、映像見るより現場に行った方が楽しいことを覚えてしまった!
映像を見るということからは少し逸れたが他グループを知るという目的は当初想定した以上に達成できたと思う。
多分現場に行った分のお金使えばよこやまさんのソロ仕事の映像作品見れた気がするけど、現場の楽しさには変えられないので無理のはない範囲でこれも引き続き継続予定。
クリエに行きたい。
 
少年倶楽部を見て過去の楽曲を知る。
十祭のジャニーズメドレーでアンダルシアがわからず会場の盛り上がりについていけなかったことが悔しかったので毎週の少年倶楽部のチェックを習慣にすることを目標にしていた。
これは無事クリア。
リアルタイム視聴は叶わないことが多いがとりあえず水曜日は帰ったら録画見る。
お陰でえびとセクゾンだいぶ詳しくなった。
 
⑧'ジャニーズJr.に推しを作る
⑧のおまけ。
この記事でも報告してますが、井上瑞稀くんを好きになりました。

laboratorynote.hatenablog.com

 記事の漢字間違ってるあたりが勢いで書いたことがよくわかる。

⑧で少年倶楽部見るようにはなったんですけど、全然エイトの曲ないじゃないですか、正直顔もよくわからない子たちが知らない歌歌って踊ってても右から左へすり抜けていってたんですよね。
だから正直2015年12月までは少クラの内容あんまり覚えてないしJr.覚える作業も捗ってた訳ではないです。
本当に年明けてからこの数ヶ月。
瑞稀くんとシンメの橋本涼くん、HiHi JETの羽場友紀くんに猪狩蒼弥くんはちゃんと顔と学年は覚えましたー。
いまはクリエA公演一緒にやるClassmate Jをお勉強中。
クリエに行きたい(2度目)
 
⑨2015年バレーボールデビュー組に贔屓をつくる。
担当である横山さんの初主演舞台など、11周年目でもまだまだ楽しいこと新しいことはあったのですがデビューしたての若いグループの、関ジャニ∞はもう通り過ぎてしまった景色を見てみたいなと思ったので次のデビュー組のデビュー出の永遠の新規になってやろうと思っていたのですが、
www.oricon.co.jp
Sexy Zoneが続投し、結局2015年のデビュー組は誕生せず。
結果推しも作れず。
WESTの次にデビューするユニットがいたらゆるゆる応援する子は作りたいとは引き続き思ってます。
次にデビューするのがHiHi Jetだったらいうことないんですけどねー。
 
関ジャニ∞のツアー全ステしてみたい。 
全ステするには確実にファンクラブの名義が足りないのでこれは言うだけにはなりそうなんですが、全ステは無理でも入れるだけ入ってみたいし、今年も5大ドームなら福岡、大阪にも足を延ばして観光もしたい!と思っていた去年。
全ステは無理でした!社会人になってある程度お金の余裕はできたけど貯金がないのでさすがに厳しかったし大阪平日休みとるのは新入社員にはハードル高かった!
でも、ありがたいことに行きたかった大阪公演まさかのハプニングがあったけどオーラス入れたのはとってもありがたかった。
今年は全ステじゃなくても5大ドームなら5箇所、福岡にも行きたい。あと、やっぱりオーラス入れたら嬉しいなあとは思う。高望みはしないけど。
 
というわけで、アイドルじゃなくジャニーズだと思っているという横山さんの発言に*1、横山さんの世界を少しでも理解するために、関ジャニ∞だけじゃなくジャニーズ全体をお勉強を試みた2015年度、ときどきお笑いオタクの常識が通じなくて、ジャニーズとジャニオタ独特の雰囲気にのまれて「何これ、もうやだ!」と思ったことがないわけではないけれど、充実していたので2016年度も引き続きジャニーズ学の単位取れるように無理なく楽しく頑張ります。

*1:2015年2月28日サワコの朝

2016.3.19 キュウソネコカミ

15年のドリフェスでキュウソネコカミを見てどうしてもワンマンに言ってみたくなって、幕張に行った時のツイートまとめ。

 個人的に聞きたかった貧困ビジネスは聞けなかったんだけど、やっぱり曲もグループの雰囲気も好みだなあと実感。

バカみたいに悪ふざけしつつ楽曲はとても皮肉が聞いていて好き。

これからも楽曲はチェックするし、余裕があれば現場にもまた行きたい。

関ジャニ∞にジャムセッションしてほしいさだまさしさんの曲10選

突然ですが、私の好きなアーティストは関ジャニ∞THE BLUE HEARTSさだまさしです。

 
なんの統一性も一貫性もないラインナップですが、両親揃ってさだまさしさんのファンということもあり、胎教から洗脳が始まっていたといったところです。
 
すばるくんがヒロトマーシーの熱狂的なファンということもあり、いつかクロマニヨンズが来る心の準備はしていたわけですが、さださんはないわなあとのんべんだらりと構えていたら来週2/28放送分はさださんとセッションとの予告。
テレビ見ながら驚きで奇声をあげた次第です。
撮って出しでまだ収録メンバーも収録曲も発表されていないということで、おそらく明日2/23(火曜日)が収録。今日がリハーサルだと思うのですが、担当であるよこやまさんとさだまさしさんのコラボが見れるように六本木方面に念を送りながら関ジャニ∞に歌ってほしいさだまさしさんの曲についてブログを認めようと思います。
音楽的素養がないので演奏楽器という視点はありません、あしからず。
 
選ばれる可能性が比較的高いものをチョイスしようということで3年前に出たベストアルバムの中では最新版のこのアルバムの中から選んでいきます。
天晴~オールタイム・ベスト~

天晴~オールタイム・ベスト~

 

 

 ⚫︎大倉忠義:檸檬

www.kasi-time.com

歌ってほしいというか、この世界観に大倉くんを放り込みたかった。
湯島聖堂の白い石の階段に腰掛けて」檸檬かじる大倉くんは大層絵になるだろうなと
「食べかけの檸檬 聖橋から放る」のも然り。
お気付きの方もいるかもしれませんがこの曲は梶井基次郎の小説「檸檬」に着想を得た曲で、私は小説のイメージもあって出てくる君は男性なんですが女性をイメージする人も多いようです。
 
⚫︎錦戸亮:パンプキン・パイとシナモン・ティー
歌詞 http://j-lyric.net/artist/a0004ab/l0102a4.html
大学生が授業を抜け出して、行きつけの喫茶店のマスターと常連客のマドンナ「ミス・パンプキン」の恋路を見守る歌なんですが、奥手なマスターのためにと勝手にラブレターを渡したら……という歌です。
横山くんにちょっかいを出すりょうちゃんっぽいなあと。
「僕等男には理解できないが娘らはここのかぼちゃパイが美味しいという」から「この頃すこうし僕等にもかぼちゃパイの味がわかってきたところ」という成長も微笑ましい。
個人的にはこの曲のアンサーソング?続編のローズパイが好きです。
僕の娘さんとマスターの息子さんの恋の歌です。
2004年に発売されたアルバム「恋文」に収録されています。
ローズ・パイ

ローズ・パイ

 

恋文

恋文

 

 

 

⚫︎安田章大:いのちの理由

ヤスくんは性善説の人だと思っているので。
レンジャーや雑誌のインタビューっていうヤスくんのほんの一部分しか知らないけど皮肉らしい皮肉は見たことがない。
まっすぐで人を受け入れられる海のように深い心を持った人なので、歌詞もシンプルないのちの理由。
「私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため 
私が生まれてきた訳は 愛しいあなたを護るため」って優しくも凛々しく歌っていただきたい。

いのちの理由

いのちの理由

 
冒頭とサビの「笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために」をまるちゃんに微笑みながら歌ってほしい。
「せめて 笑顔が 救うのなら 僕は道化師になれるよ」
ファンの笑顔のためにギャグマシーンやファンサ王子になるまるちゃんにぴったりの曲かなと。
「笑ってよ 僕のために」はファンの笑顔がまるちゃんの力になっていたらいいなという願望も込めて。

道化師のソネット

道化師のソネット

 

⚫︎村上信五:関白宣言
古風な女性観を持つ村上くんにはやはりこの曲。
個人的なことを言えば、このご時世そんな女性はいないぞ、夢を見るなという意味で「関白失脚」歌わせたいところではありますが笑
この曲は先日音学完全燃showで若旦那さんがいろいろ解説してくださってるので深くは書きませんが、「関白宣言」だけでもとってもいい曲です。
「仕事もできない男に 家庭を守れる はずなどないってこと」って仕事のできる村上くんに酔いしれたいし、「俺の愛する女は生涯お前ひとり」って言われたい

関白宣言

関白宣言

 
⚫︎渋谷すばる:天然色の化石
「何故 恐竜たちは みんな同じように 淋しそうに 緑や黒に ぬられているのだろう ピンクや赤や黄色や トカゲのように虹色に光ったっていいと思わないか」
恐竜の色から人種差別まで歌い込むとてもメッセージ性のある曲です。
すばるくんに女性目線の曲を歌わせたい欲求でさだまさしさんが山口百恵さんに提供したことで有名な「秋桜」にするか迷ったけどすばるくんに皮肉の効いたフレーズを歌わせたい欲求の方が勝ちました。

天然色の化石

天然色の化石

 
⚫︎横山裕:親父の一番長い日
結婚する娘さんとそのお父さんのそれまでをお兄さん目線で歌った歌です。
生まれた日、小学校の運動会や学芸会、初恋、そして、バージンロードを歩くところまで、12分の超大作です。
娘さんのお相手が結婚のお願いに来たところで「わかった娘はくれてやる そのかわり一度でいい 奪っていく君を殴らせろ と言った」
娘の幸せを願いながらも手放したくない昭和のお父さんの切なさが印象的なフレーズです。
弟さんたちのいいお兄さんとして、そしてお父さん代わりを務めてきた横山さんに歌ってほしい。
妹の結婚の歌だけど、弟でも泣けるから。
涙腺潤ませて歌うよこやまさんの姿にファンの方が号泣する。
ママの一番長い日もあります。
以上、個人編。
 
残り三曲をグループ編で!
⚫︎雨やどり
雨やどりに出てくる男性は関ジャニ∞が歌うラブソングの男性に近いと思うのでラブソングならダントツで雨やどりを推します。
雨やどりをしていたら出会った笑顔の凛々しい男性、でも笑うとはっきりわかっちゃうような虫歯がある。
初詣で女性の晴れ着の裾踏んづけちゃう。
初めて訪ねた女性の家(実家)で靴下に穴が開いちゃう。
でも、爽やかさがとても素敵だわと家族に認められて調子に乗って「お嬢さんをお嫁にちょうだいませませ」といきなりプロポーズしちゃう。
馬鹿がつくくらいまっすぐでピュアな2人がとっても素敵な曲です。
これも「もうひとつの雨やどり」というアンサーソングがあります。

雨やどり

雨やどり

 

⚫︎長崎小夜曲'90
さださんは故郷長崎を歌った歌がとても多いです。
天晴に収録のされている曲だけでもこの曲以外に「精霊流し」も長崎が舞台。
他にもみんなのうたに採用された「がんばらんば」など。
大阪を歌ってきた関ジャニ∞ならさださんの故郷の思いも理解できるはず!ということで長崎小夜曲。
関ジャニ∞にも50とか60歳くらいになったら大阪に帰っておいでって迎え入れる歌、歌ってほしいですね。(生まれも育ちも関東)

長崎小夜曲'90

長崎小夜曲'90

精霊流し

精霊流し

 

⚫︎案山子
畑にぽつんと立っている案山子の姿に家を出た子供の姿を重ねて身を案じる歌です。
「元気でいるか 街には慣れたか 友達できたか」
さださんは小学校卒業と同時にヴァイオリンを学ぶために長崎から単身東京に。
関ジャニ∞は小・中学生の時から仕事で数週間、時には数ヶ月単位で親元を離れて東京で過ごしています。
この曲に出てくる子どもの立場だったかもしれないけどアラサーの今なら、1人親元を離れる若者の心細さに寄り添うようにこの曲を歌ってくれるはず!!
実際にはこの曲は、さださんが親の立場で歌ったのではなくてサッカー留学をされた弟さんのみを案じて作った曲なんですけどね

案山子

案山子

以上、グループ編含めて10曲でした。

天晴に入ってる曲でも「風に立つライオン」や「精霊流し」、「秋桜」に「償い」などなどもっと紹介したい曲があったり、天晴には入っていないけど「極光」や「療養所」などなどまだまだ名曲もあったり、あんまり知られていないけど修学旅行の学生の様子を歌った「昨日・京奈良、飛鳥・明後日」あたりは男子学生のわちゃわちゃした感じが関ジャニ∞にぴったりだと思いうんですよねー!
さださんの曲に暗いイメージがある人はぜひ一度天晴を聞いてみてください。
暗い曲もあるけど、暗いだけじゃなくて、喜怒哀楽、人生の機微がさだまさしさんの曲には詰まってるんだ!!!!
 
まず、2/28(日曜日)関ジャム見てください!!!!
 
 

お笑いコンビの解散と引退の話

たまにはお笑いの話。
※12月上旬のM-1で思うところがあり書きなぐっていたもののうまくまとまらなかったので放置してたものを思うところがあったのでサルベージ。

5年ぶりのM-1グランプリが終わった。
この5年間も局は違ってもTHE MANZAIという大型特番と関連した賞レースはあったけど、所詮M-1の二番煎じ。
M-1の緊張感は芸人さんたちにとっても、ファンにとっても特別だ。

M-1の発起人になった今は引退された芸人さんがとある事情で私は大嫌いなのだが、それでも15年前M-1を立ち上げてテレビバラエティの枠だけでは日の目を浴びれない面白い人たちを発掘するシステムを構築した功績にはぐうの音も出ない。
M-1はまだテレビに出ていない、ともすればキワモノに近い、昨日まで無名だったコンビが一躍有名になるかもしれない芸人さんたちにとっては一攫千金の大チャンス。
テレビだけを見ているとそう見えるシステムだ。
でも、M-1はそれだけじゃない。
引き際を考えるための賞レースでもある。
この発起人は10年やって準決勝に残れないならやめた方がいいという言葉を残している。
決勝のテレビでファイナリストとして漫才を披露するのは敗者復活戦の勝者を含めて9組、準決勝まで勝ち上がるコンビは年によって多少差はあるが30組から50組。
10年やって日本のお笑いコンビの50組に入れなかったらやめた方が良いということだ。
テレビで活躍する芸人さん以外にも劇場で漫才を披露することを中心に活動している人たちもいる。
50組に入れないということはテレビで生きていくことだけじゃなく、劇場芸人として生きていくことだって難しいのだからやめてしまえということ。
もちろん、M-1だけで括れないコンビもいるけれど、それでもM-1は大きな指標だ。

そして、M-1でファイナリストになったからと言ってテレビで成功することが保証されたわけじゃない。
2001年から2010年、その10年をM-1の第1章として、この第1章でファイナリストとして漫才を披露したコンビは48組(内1組はアマチュア)。
2015年現在、内2組が解散した。
3組がM-1出場時とは違った形で活動している。
43/48は生き残っている?5/48も居なくなった?

5/48これはテレビでネタをした人達だけの数字。
前述した準決勝には残り続けていたコンビで解散を決めたコンビはもっと多い。

お笑いコンビは基本2人組だ。
どちらかが継続の意思を失ってしまったらそのユニットは消えるしか道がない。
例外的にコンビ時代のコンビ名を掲げてピン活動する人もいるけど、少数だ。

解散の理由だって様々だ。
方向性の違い。
生活するには芸人を続けられない。
コンビとしての未来が見えない。
理由を言わずに解散するコンビだっている。

コンビを解散してM-1ファイナリストの肩書きを捨てて、きっぱり一般人になるのではなく、それでも芸人を続けるなんて、コンビ時代より先が見えない選択をするコンビもいる。

家庭もあるのにかえって仕事減らすような選択肢を選んで………

という記事をM-1でアンニュイになった12/7の朝会社に向かう電車の中で書いていた。
M-1の前に世間的には無名でもお笑いオタクにはいい意味でも悪い意味でも有名なあるコンビが解散を発表していて、たぐちくんの件と重ねて少し考え込んでいたから整理も兼ねて文章を打ち込んでいた。
月曜日仕事を終えて、Twitterを見るとジューシーズの解散が発表されていた。
正確には松橋さんが抜けてピン芸人になって、児玉さんと赤羽さんはコンビとして活動を続けるという。

関ジャニ∞のファン念願の音楽番組、関ジャム。
セッションパートは毎回素晴らしい選曲、パフォーマンスだが期待値の高さの割にメンバー全員揃わないことに加えて、エイトはもとよりゲストの話を引き出すことをそっちのけで若手芸人を起用している状況に不満を抱えているファンは多い。
番組が始まって半年、その不満が噴き出したのは11/8の放送で、ジューシーズ松橋さんの問題発言があったからで血気盛んな若いファンが直接本人のTwitterアカウントに苦情を送るような事態にもなっていた。

関ジャムのバラエティに対するスタンス、芸人さんの起用方法については私も思うところがあり、ブログに記事を書いてみて、推敲添削したものを実際に番組公式フォームに送っている。

どっちも好きだから辛い。
ジューシーズは特別贔屓にしてるトリオではないけれども、私はお笑いに対してジャニオタでいう事務所担みたいなところがあって、吉本興業の芸人さんは東西若手ベテラン漫才コントの形式を問わず大好きだから。
あのまだ出来立ての建物の匂いがするすり鉢状のヨシモト∞ホールから、出来たばっかりの劇場でデビューしたばっかりの若手の荒削りな姿を見るのが好きだった。
1番好きなコンビはその時点で芸歴10年前後で、ジューシーズらと直接一緒にネタや企画をやることはなかったけど、若手ライブのMCをやることが多かったから、中々劇場に行くことはできなかったけど毎日のようにネット配信を食い入るように見てた。
わちゃわちゃしている芸人さんたちを見るのが好きだった。

そんな高校時代から約10年、生活環境や趣味嗜好の変化で昔ほど熱心にお笑いを見ることもなくなり、気がつけば知らない芸人さんの姿も増えている。
後で、吉本興業所属と知ってびっくりするようなことも増えた。
だけど、だから、あの頃大好きだった芸人さんたちの活躍はとても嬉しい。

去年、アームストロングが解散した。
10年前ライセンスのvol.ENJOYが始まったころ、前説をしていた姿をよく覚えている。
まだ、ヤスが痩せていて、少し太り始めた頃だったろうか。
オロナミンCのCMバトルでテレビに出てるようなコンビや先輩たちを征して優勝したのは2007年。
同じCMバトルに参加していたライセンスが俺らは負けてるのに前説やらせるのはおかしいとライブのレギュラーメンバーになって。
ライセンスのライブを支えてくれる大事な大事な後輩だった。
ノブシコブシにとっても一期後輩、双方北海道出身コンビということもあって、一緒に北海道ローカルでロケをやることもあった。
ノブシコブシに遅れること数年、ノブシコブシのテレビでのブレイクに先駆けて放送された「平成ノブシコブシのヨルオシ!」と同じ北海道テレビ放送HTB深夜開拓魂」の枠で漁師めしという期間限定とはいえメインの番組も務めて、これから全国に羽ばたいていくのだと信じていた。

だから、去年の春、解散の知らせを聞いたときは青天の霹靂だった。
吉村が最後のトークライブに乱入して解散をやめるように説得したけど変わらなかった。
クリさんは吉本をやめた、ヤスはピン芸人になって新しく芸名をつけた。
どう考えてもスベってる芸名だと思った。
解散なんかしなきゃよかったのに、解散するなら綺麗な思い出のまま引退してくれた方が良かったと思った。
去年の暮れ、少しずつヤスがテレビに出るようになった。
10年前に比べると随分と太っただるだるの体に花柄のパンツを1枚だけ履いて「安心してください」と言っていた。
去年の大晦日、10年前はアームストロングが前説をしていたライセンスの月一ライブが終わることになった。
ENJOYという彼らの代名詞でもあったライブ、恒例のカウントダウンライブ。
そこにアームストロングの名前は当然なくて、でも最後だから見に行った。
ヤスが出てくるはずだった。

「あのカッコで外ロケばっかりしとるからインフルエンザやねんて、折角年明けの特番色々決まっとったのになあ」とライセンスは後輩の不幸が面白いのかニヤニヤして笑った。
ちょっと横暴なライセンスとちょっと不憫な後輩たちの図は10年前と何も変わっていなかった。
でも、ラフコンと三ちゃんはいるけどカナリアがいない、アームがいない。
代わりにチョコプラが増えた。
チョコプラも知ってはいるし嫌いじゃないけど、ヨシモト∞ホールこけら落とし以降のデビュー組はどうしてもそれ以前のコンビと比べるとそれほど好きになれない。
オリラジ以前、オリラジ以後。
一緒に仕事する後輩が変わるってことに一つの時代の終わりを感じた。
長年続けてきたライブが終わることも仕方ないと思えた。
チョコプラの松尾さんがインフルに倒れたヤスのモノマネでパンツ一丁で出てきてスベっていた。
ヤスがいたらもう少し面白かったろうになと思った。
いきなり客席から怒鳴る声が聞こえて、何事かと思ったら、吉本を去ったはずのクリさんだった。
舞台に上がるやいなや、「コンビ解散した途端下ネタに走りやがって」ヤスの格好をしている松尾さんに向かってそう叫んで、客席はドッと笑った。

ヤスはインフルエンザでいなかったけど、きっとヤスがいても本人に向かって同じように言ったのだろう。
そこに恨みがましさみたいなものはなかったと信じている。
幼稚園からの幼馴染でコンビ仲の良いアームストロング。
仲がいいとか悪いとかではなくて、芸人という仕事を考えた時2人でいても未来は見えなかったのかもしれない。
ファンとしては寂しいし、再結成しますって言ってくれたら飛び上がって喜ぶけど。


と、言うことを書いていた。
ちょっとたぐちくんのことに絡めて書こうと思ったけど、何となく進まず2ヶ月放置していた文章。

昨日、目を疑うようなツイートを見た。
ハリガネロックの大上さんが芸人を引退する。
一昨年の2月、ハリガネロックが解散するという報せを受けた時もどうするんだろうと思った。
ここはジャニオタ経過観察記録ブログなので、ハリガネロックについて知らない人もいるかもしれないけれど、M-1 2001年準優勝コンビ、2002年のオンエアバトルチャンピオン大会では優勝もしている実力派コンビだ。
歴代チャンピオンには、アンジャッシュアンタッチャブルタカアンドトシNON STYLEなどがいる。
人気はここ数年パッとしなかったけど、実力があり、東京のルミネtheよしもとを拠点にする芸歴15年以上のコンビの仲では最もNGKのトリに近いコンビの一組であったことは間違いがない。

ハリガネロックが解散する、コンビ解散後はそれぞれピン芸人として活動するらしい。
確かに芸歴が20年を超えて同期のケンドーコバヤシ中川家がコンスタントにテレビに出ていることに比べたら劇場中心の活動で、テレビの世界で売れることはもう難しいと感じていたのかもしれない。
それでもよしもとは自社で劇場を持っているから中堅芸人以上はテレビに出なくても劇場の出番だけでそれなりに食べていけると聞く。
コンビを解散したらこれまで通り単価が比較的良いルミネやNGKの出番はなくなる、大上さんにいたってはまだ小さいお子さんいるのにどうするんだろうと思った。
コンビ解散からもうすぐ2年が経つ、アームストロングのようにどちらかが売れることもなく、大上さんは24年過ごした芸人の世界を去っていく。

芸人をやめてどうするのかはまだ明言されていない。
芸人としての人脈が活かせる裏方に回るのか、それとも全く違う業界で0からスタートするのか。

42歳、余計なお世話かもしれないけど芸人の世界しか知らない人がこれからどうするんだろうって昨日一報を聞いてからずっと考えてる。

もうお笑いの劇場に足を運ぶこともめっきりなくなった私が言うことではないけど、NGKでトリを務めるハリガネが見たかった。

別れと出会いの春が来る。
芸人をやめたりアイドルをやめたりする好きな人たちとの別れには納得できないことばかりだけど、それでも楽しい時間を作ってくれた彼らに新しい素敵な出会いが待っていることを願っている。

いや、でも、田口くんは「春カモン」はないんじゃないかな?
そんなロックなこと言うの、多分今のロック歌手にも芸人にも居ないと思う。
ロックすぎて笑った、ありがとう。



16.1.17の話

思考の整理を兼ねていつもの体験談を残します。
レポじゃなくて自分の目で見て感じたこと考えたこと
※メンバーの発言はニュアンスです。

1.17 元気が出るLIVEツアー オーラス公演。
いつもいろんな現場に連れてってくれるぱらちんのご友人の厚意で貴重なオーラスのチケットを譲ってもらって、京セラドームスタンド上段最後列から彼らが出てくるのを今か今かと待っていた。

ファンになって2年足らずの私は今回のツアーで初めて大阪の地に足を運び、前日の16日公演に入り、ホーム大阪がなせる雰囲気なのか、自由奔放すぎるMCにお腹抱えて笑って、ここ数年オーラスはなんらかの発表があったり、Wアンコの曲が違ったりとなんらかのサプライズがあって、このツアー一度もWアンコがなかったが今回は開演時間が早いこともあって、なんらかのサプライズがあることを確信して、それを楽しみにしていた。
長く彼らを応援している方からするとズッコケる方も多かったらしい去年のWアンコのall is wellだって、10周年ド新規の私は一度も生で聞いたことがなく、去年は自宅で修論に追われながら「all is wellを聞きたかった、大阪に行きたかった」と歯ぎしりしていた。
4万5000人がズッコケちゃうような曲でも私は楽しむ、楽しめると開演のその時を待っていた。

16:00になっても開演時間少し前に流れるアメコミ風の映像が流れず、押していることはわかっていた。ただ、オーラス公演で収録が入るというアナウンスがあったことから普段以上に機器のチェックなど最終確認に時間がかかるものだろと思っていた。

16:00を少し過ぎた時だと思う、黒いパーカー姿の人達がステージに現れた。
天井席から肉眼では誰なのかわからず、真っ黒い格好にスタッフかと思ったがアリーナがざわざわし始めて慌てて防振双眼鏡を構えたが、ピントがあっておらず、シルエットからエイトのようだということはすぐに察したが6人しかないこと、その不在の誰かがすぐにはわからず、
「誰かがいない!」と少し大きな声を出してしまった私に隣のぱらちんが、「金髪が居ないから大倉?」と言った。
双眼鏡のピントがようやくあった。
そこに、大倉忠義くんがおらず、何かあったことを察した。

遅刻?寝坊? いや、昨日のラジオは東京大阪の二元中継、他の6人と同様にホテルに泊まっているはず。
では、何で? 酔っ払って騒動でも起こした?

芸人オタク時代にいくつも経験した騒動や不祥事か頭の中を駆け巡った。

そこから、村上くんが重い口を開いて、大倉くんが腸閉塞になり、本人はステージに立ちたいと思っていたがドクターストップがかかったことを告げてくれた。
正直なところ、芸人さんの不祥事だと体調不良と言って仕事を休んでいたら不祥事謹慎だということがときどきあるので、腸閉塞という具体的な病名に本当っぽい?と思いつつ、完全に不祥事ではないという確信を持つことができなかった。大倉くん、ごめん。

よこやまさんは言った「ファンが許してくれるなら6人でLIVEをやりたい。このまま終わるのは大倉のためにもならない」と。
でも、すばるくんは「やるか、やらないか。皆さんと決めようと思って」と言った。

みんな、それぞれの担当に会いに来た。
大倉くんがいなくてもそこに担当がいれば担当が歌う姿が見たい人もいるだろうし、大倉くんが担当じゃなくてもそこにメンバーが揃ってなければ関ジャニ∞じゃないと思う人もいただろう。
勿論、大倉くんがいないことに耐えられない大倉担は沢山いただろうし、その反面大倉くんの分まで頑張る6人の姿を見たいと思う大倉担もいたと思う。

そして、よこやまさんはコンサートをやることが大倉のためにもなると言い切った。
けれども、大倉くんがいないコンサートが始まっても、大倉くんがいないからコンサートを中止しても、多分ステージに立てなかったということでは大倉くんの後悔は変わらないんじゃないかとステージのことは何もわからない私は思った。

ファンのために、大倉くんのために、コンサートを行っても、行わなくても、多分どちらも正解だった。
万人が納得する模範解答ではない。
でも、どちらも不正解でもなかった。

でも、やるかやらないか、決定はファンの手に委ねられているようで実は全くそんなことはなかったように感じる。

「覚悟を持ってやるので、やってもいいですか?」

もう決まっていたのだ、大倉くんとお揃いのパーカーを着てステージに立った時点で彼らは揃いも揃って覚悟を決めていた。
やって欲しくない人は少なからずいた、それ以上に、やって欲しいのかやめて欲しいのどちらが良いかわからないファンもいたと思う。

少なくとも私はよこやまさんを見たいけど、大倉くんのいない関ジャニ∞のパフォーマンスはそれは関ジャニ∞のコンサートを見たと言えるだろうかと思っていた。
どちらも正解だから迷っていた。

観客全員がブーイングをしたら「やらない」という選択肢が彼らの中になかったとは思わないけど、ただ、覚悟を持ってやりますという彼らの姿にどうしたらいいのかわからない状態のファンも覚悟を決めるしかなかったと思う。

彼らの覚悟はそこにお客さんがいたら、お客さんがどんな状態でも、彼ら自身がどんな状況でも楽しませてやる、そのためにステージに立ち続ける、そんな覚悟だ。

『ショーを続けるんだ!』

頭の中でほんの数日前に見たジャニーズワールドでの内くんのセリフが響いた。

私は常々関ジャニ∞はジャニーズらしくないからアンチジャニ気味の私でもこんなにハマれたのだと思っている。
よこやまさんがジャニーズであることを誇りであると口に出す人で、彼の言葉の意味を理解しようと他の現場に足を運ばなければ今もスマトキ関ジャニ∞以外に対してはアンチ気味だったと思う。

真っ黒なスタッフパーカー姿でも一月前に始まった元気が出るLIVEを完遂するためにオーラスのステージに立つことを決めた彼らはshow must go on!の精神を持つまぎれもないジャニーズのアイドルだった。



※続くかもしれないし続かないかもしれない。