ジッケンノート

社会人を目前に初めてジャニーズに落ちた人間がどのような経過を辿るのか記録する

2016年現場まとめ

『Jr.沼に足を取られるなんて思わなかったぞー!!!』

とこの一言で2016年が総括できるんですが、

備忘録を兼ねて今年もまとめ記事をば。

 

1月

  • Johnny’s world

 Jr.沼の始まりはこれでした。
昨年同様事務所沼の道先案内人のフォロワーさん(2015年に初めてかつんに連れてってくれた方)に誘ってもらい、のこのこ人生初の帝国劇場に。
詳細はこちら。

laboratorynote.hatenablog.comそして、リニューアルされた情報局・・・

f:id:h4d44:20160622075338j:image

 とらんぴーくんとよこやまさんなんかで絡んだら面白いのになと思ったらRの法則で共演し、その後一緒にトランペットやってるみたいでなんだかほっこり。 今年は相葉ちゃんを通じてなのかふぉ〜ゆ〜とも交流を持っているよこやまさんですが比較的年の近い黄金期からいるようなJr.だけじゃなくてまだ10代のJr.とも交流が出来て勝手に萌えてます。

 

  • 元気が出るLIVE 1/16及び17

まさかの大倉くん不在のオーラス。
賛否両論あったし、それが当たり前のことだと思うけれども、個人的見解としては彼らがこれから40代50代、おじいちゃんになってもアイドルをしていてくれるなら健康問題は切っても切れないことだし、模範解答とは思わないけどれも、公演を決行したこともそれを映像に残したことも一つの正解だったんだと思っています。お涙頂戴は好きじゃないんですが…

laboratorynote.hatenablog.com

 

2月

  • If or Ⅷ……

 自担以外はチケット取れたりお誘いいただいたりしたらお邪魔するけど多ステしないというマイルールがあるんですが、こればっかりはマイルール破るところだった。
今年のエイトコンも日替わり要素あるけれども、日替わりで歌って踊ってくれるのはたまんないですね。
センセイは去年に比べるとキレがイマイチかと……あんまりギリギリなところ踏み込むと他Gを敵に回すからあれくらいの方がいいのかもしれないけれども。
2017年どうするのか、ちょっと心配してます。

 

3月

去年のブルームーン以降観劇熱が高まって、キャラメルボックスを見に行ったという話をフォロワーさんにしたところ、劇団☆新感線をオススメされまして。
ちょうど2月に斗真くんがでるVBBのお知らせがあったんですが、斗真くん出るなら激戦だろうし、関ジャム支配人こと古田新太さんは出ないみたいだし、だったら、新太さんでる演目行こう!と思って観劇。

なんで、誰も、支配人あんなにかっこいいなんて教えてくれなかったんですか。
私の中で結婚したい男永遠のNo.1加藤浩次脅かす勢いだったんですよ。

顔認証導入でどうなることかと思われた本ツアー。
相方のすばる担の同行者として申し込ませてもらって現場へ。
直前、メンバーの発言にもやもやすることがあって、「箱推しであるべき」みたいなお笑いオタク時代からの10年以上オタクでいる為の軸にしていることがブレてこのままオタクやめられたら楽なのになあと一瞬アカウント消したんですけど元気ツアーでやらなかったアルバム曲歌うすばるくんの姿と歌声に、この曲全員でやってもらうまではオタクやめたくないなあとあっという間にツイッターに復活。

す担じゃないけれどもすばるくんの歌に生かされてるオタクってたくさんいるんだろうなあ。

 

昨年のドリフェスで存在を知ったキュウソネコカミ
ワンマン観たいなあと思って、現場へ。

laboratorynote.hatenablog.com

 

4月

小学生のときにブルーハーツの曲を聴いて14年。
ようやく神様に会えた。

laboratorynote.hatenablog.com

 

quarterから約1年。

またライブがあったら行きたいなあと思わせてくれた田口くんがいないなんて冗談キツい。

laboratorynote.hatenablog.com

でも、充電完了したらまた行きたいです。

 

5月

  • 寝盗られ宗介

Jr.沼に本格的に足を引っ張られた案件がこちら。

ジャニワに誘ってくれたフォロワーさんはえび担でもあって、チケット余ってるからおいでよー。と誘われて、とっつー好きだし、今年のジャニーズJr.カレンダーで唯一よこやまさんを尊敬する先輩に挙げていた藤原丈一郎くんを東京で観られるとのことで、仕事終わりに開演には遅刻しつついそいそ新橋演舞場へ。

舞台の感想はそこそこに丈くんに関するツイートまとめました。

laboratorynote.hatenablog.com

6月

 2015年にブルームーンで高まった観劇熱で一番最初に行ったのが従姉が好きでよく話を聞いていたキャラメルボックス
冬・春の公演はジャニオタモードが忙しかったこともあり見送ったものの、この時期は時間に余裕もあり、何よりこの演目は従姉のおすすめということもあり、観劇。
ダブルキャストで演じられていた演目で、当初は一公演に済ませる予定がもう一方の公演も増やしてしまったという、後悔はしていない。

 

寝盗られ同様また前述のフォロワーさんに誘われて。
鍛えられたはしふみの肉体はとても舞台映えしますね。
個人的な見解ですが、ジャンプ以降のデビュー組で40代になったときに表現者として一番強いのはえびちゃんだと思ってます。

 

7月

マクベスについて観劇した後にすごく疑問に残った点が上のツイート。
レノックスは足を引きずっていて、明らかにハンデキャップを背負っているのは明確だったけれども、原作の戯曲にはそのような表現は一切ない。
傷痍軍人ということも考えてみたものの、手にも麻痺があるような演技だったので先天的なハンデキャップだとしたらどんな意図なんだろうと。
一緒に観劇した妹は発声・発音に関係した勉強をしていることもあって、魔物の三兄弟と暗殺者の中に吃音の話し方をしている人がいることが気になったと。
酸素と水分と糖分を補給するために立ち寄った喫茶店であーでもないこーでもないと話していたんですが、千秋楽後、演出家の鈴木さんが質問に答えてくださるということで、さっそく質問。

四肢麻痺について

 吃音について

 ハンデキャップのあるように演出をつけるのに何にも意図がないはずがないというのは妹との共通認識だったんだけれども、回答いただけてスッキリ。
せっかくだからブルームーンで気になることも聞けばよかったなあとかちょっぴり思った。

 

  • サマステ!ジャニーズキングダム KING公演

 ジャニワぶりの瑞稀くんの現場!KING/HiHi Jet/Classmate J表記だったんですが、実際にはKING公演メインバックHiHiみたいな公演でした。
ただ、瑞稀くんにはソロパートもあって。

 この辺りから掛け持ちという言葉が脳裏を駆け巡るようになるんですが、まだ、掛け持ちではないつもり・・・

 

8月

 秋のえび座はめちゃイケからも来ていた。

 

  • ANOTHER

 自ユニ以外で遠征しないルールを掲げていたはずなのに・・・

laboratorynote.hatenablog.com

埼玉公演の日曜夜に入りました。覚えている方も多いと思いますが、土曜、日付変わって日曜日1:00にSMAPの解散報道があり、スマオタじゃなくてもどんなテンションであの事務所にいる人たちを応援すればいいんだみたいな、そんな気分のまま現場へ。

事務所に対する不信感・嫌悪感というのは完全になくなった訳じゃないけど、だからと言って、この数年ここまでのめりこんだ関ジャニ∞から離れる気もなく、つまるところ、彼らがアイドルでいることを肯定してくれる限りはついていこうと思っています。

 

  • サマステ!ジャニーズキングダム(トラスト)

 

  • Vamp Bamboo Burn~ヴァン・バン・バーン

生田斗真君が歌って踊る姿を生で見れることに最大の価値があった。


9月

 その後のジャニフワ遠征と50shades!において文ちゃんがつかみどころのない人というのは確信した。デビュー路線からは外れたのかもしれないけど彼は大物になりそう。

 

 これも従姉一押しの演目。キャラメルも行くたびに推し俳優さんできるの多分まずい、破産する。

 

  • pnish「サムライモード」

お笑いの自担こと、ライセンス藤原氏が8年振りにお芝居の客演としてお呼ばれしまして、8年前は大学受験真っ最中で泣く泣く舞台を諦めたので新喜劇以外の彼の生のお芝居を見るのはまるっと9年振り。

笑いどころを一手に任されていて、「あー、やっぱり、この人好きなんだよなあ」って思ったんですけど、まあ、いろいろあってライセンスオタ降りました。

さよなら、大好きな人。

 

ライブはいる前から全力で湿っぽくて重いオタク。

laboratorynote.hatenablog.com

 ジャニオタだろうとお笑いオタだろうと最前入るときは死にそうになるんですよ・・・

 11歳からずっと好きな人とステージと観客席越しとはいえ会話してしまった・・・死んだ。
「いくつから待っててくれてたの?」という加藤浩次の父性溢れる声のトーンを皆さんと共有できないことだけが残念。
あんなん惚れ直す以外に何ができようか。

 

  • リサイタル新潟

リサイタルのいいところは土地土地のおいしいものたべられるとこだと思う…賛否両論あるけどこのままリサイタルフェードアウトだったらちょっと残念。

 

10月

  • ジャニーズフューチャーワールド

 あっれー?エイト以外は遠征しないんじゃなかったのかな?ANOTHERはかつてエイトがやった演目だからまだいいとして、今回エイト関係なくない?
ジャニフワ遠征を決めた後からは実質Jr.担掛け持ち状態に入った自覚はしています、ただ担当を名乗るかは気持ちの問題だからー!!!
ジャニフワに入って、念願の丈くんの書いたネタを観れたことには満足しているけど、同時に関西Jr.が背負わされる「笑い」についてもやもやしているところ。

 

  • えび座

五関様、桂馬様。
えび座映像化はよ!!!
あらんくんいないのは寂しかったけど、トラジャのダンスを座ってゆっくり眺めることができて大満足。

 

  •  ドリフェス(22日、23日)

 去年エイトが出るって決まってチケット取れなくて胃がキリキリしたのと、X JAPANさんなど錚々たるアーティストのパフォーマンスに心奪われたこともあって、最速先行で土日のチケットを確保。
最速先行の時点でエイトが出なくても観てみたいアーティストさんがいた上に、土曜日は我らが高橋優くんの出演も決定。

 そして、今年のジャニ枠はV6兄やん。

フェスの会場でコンパクトな形とはいえいつも通りのコンサートのフォーマットに従ったものを見せたV6に対して前年度バンドスタイル一本で押し切った関ジャニ∞
エイトファンからすると関ジャニ∞もアイドルだってところを見せて欲しかったなんて感想も少なくはなかったみたいだけれども、単純にデビュー21年目と当時12年目の違いもあるし、エイトにとっての同世代男性が多い会場で、エイトがアイドルを全うしても響くかどうかわからないけど、その世代は学校へ行こう!を見ていた訳だからテレビでよく知ってるV6がキラキラアイドルになることに圧倒されたのかもしれない。
反対にいえばV6には前年度エイトがやったように、音楽が大好きな同世代男性に対して「僕らも楽器やるんです、バンド好きなんです」って同じ立場でアプローチすることは難しい訳だから各々がそれぞれ手持ちのカードを最大限上手く使ったなというのが感じられて、V6にも勿論感動したし、1年越しでエイトへの愛もさらに深まった。

 

11月

 全国懺悔ツアーの千秋楽。
前日19日17時過ぎにアメリカから帰ってきて24時間たらず絶賛時差ぼけの中現場へ。
2016年1週間に4公演(全て別の演目)入るとかそこそこスケジュール的に無茶したけど一番無茶だったのはこの日程かもしれない。
沖縄出張から戻ってきた2日後に札幌行く予定が遂行できてたらクレイジースケジュール1位タイだったんだけど。

千秋楽の東京公演は追加公演で、それ以外地方公演はすべて一般、チケットぴあだけだったんですが、東京公演は吉本のチケットシステム、チケットよしもとでの先行もありまして。
これは吉本復帰ある!って確信してたんだけど加藤浩次の言葉でそれを聞けたのは嬉しかったなあ。
福島公演の時とコントのオチが1つ変わってたのにびっくりした。
今回のライブはゆかりのある作家さんがそれぞれ書いているはずで、尚且つ平日はスッキリとレギュラーの収録、空いている土日でツアーを回っていた加藤さんがもっとよくしようとネタに修正を加える訳だからもうたまらん。
相方と舞台に立つことが目標じゃなくて、相方といっぱい笑いを取ることが目標だったってわかって嬉しかった。

 

  • 50shades

 新宿Faceがお芝居やコンサートに使われていることは知りつつも格闘技モードのFaceしか知らないのでFaceでお芝居やる時ってどんなんなのかなあと思ったのとジャニーズがR-15指定のお芝居ってどうなるんだろうという興味で参戦。ゲスくてえろーい笑い大好きだし。

こんな下ネタ、ゴールデンどころかテレ東の深夜帯でも流さないんじゃないかと思うほどの下ネタのオンパレード。でも文ちゃんのお顔がノーブルなのと女優さんが小柄で可憐で内容ドギツイのにどこか品が残る。新宿Faceでジャニーズがお芝居!?と思ったけど歌舞伎町の雑踏を抜けて会場へ向かって見る演目として最高だった。

12月

  • クリパ 

フォロワーさんにお誘いいただいた日に会議が入って死にそうになりながら改めてチケット探して2度目の松竹座へ。
ちなみに夏に松竹座入った時点でクリパにお誘いいただいていたんだけど当時の私、
「12月はエイトと丸かぶりだからまた松竹座お邪魔したいけど次は春っすかねえ〜」ってほざいてたんですよね。
何が春じゃ!秋に梅芸、冬に再びの松竹座決めてるじゃないか……

 夏のANOTHERはメインの龍太くんや流星くんよりセリフも見せ場も多かった。秋のジャニフワは大吾くんの映画仕事や流星くんの年齢の事情にせよ関西から博多座に出演する5人に選ばれて、梅芸に場所を移しても出番が削られることもなかった。屋良くんにつけてもらったFunky8という名前と仲間を大事にしていることは理解しつつも非公式ユニットでメインを支える縁の下の力持ちでいるくらいなら丈くんだけでもメインに食らいついてほしいって結構本気で思っていて、メインのバックで踊る丈くんをどう感じるのだろう、今のまま好きでいられるかなと少し不安だった。

 2017年、自担シアターコクーンで主演だし、10倍でよかったかもしれない……

 君がステージのどこにいても君を見つけるよ!例え君がステージを降りる選択をする日が来たとしても君が魅せてくれたキラキラをずっと大切にするよ(号泣)

お別れが言えないJr.を担当にするなんて絶対無理って思ってたんですけどデビューを願いつついつか来るかもしれないお別れも飲み込めたんで後はよこやまさんが絶対的1番なのに2番目の子を担当と呼んでいいのかというもう一つの自意識との戦いになったので掛け持ち宣言の日も近いと思います……

 掛け持ち問題完全解決してないのにさらに気になる子が増えて困ってます。晴ちゃんと奥村くんがきになる。

 

  • エイタメ×5

 本当は×6のはずだったのに……札幌、baby baby…亡霊になる。
10周年のニズムで象を聞いて、10周年新規は彼らのこれまでの10年はリアルタイムで見られなかったけどこれからの10年は好きでいられたらいいな、10年後に象、聴きたいなと思ったら2年で!?いいの!?喜んで聞くけど!!
なぐりガキBEATでよこやまさんがセンターになるところ何回見ても涙出る。好き。

すばるくんの衣装に歌や音楽の文字があって、よこやまさんの衣装は「役割を分担」って文字がデカデカとあって、よこやまさんには音楽関係のフレーズないのかよ!とツッコミ入れそうなりつつ防振で凝視したら「Singing a song」の文字も確認。今回のツアーは衣装は安田様プロデュースとのことですがこの曲も?気になっているので正解ください、やすくん。

 

  • ジャニアイ

 『Jr.の現場は多ステしない』がマイルールで、自名義で1月公演を確保していたのでみじゅきくん早く見たいけども!!と思っていたところフォロワーさんにお誘いいただいて。
キスマイさん12月公演とえびちゃん1月公演をそれぞれ1公演ってカウントしてもいいよね?と自分に言い訳をして帝国劇場へ。
「あっれ〜Jr.いっぱい出てはしりょちゃんもいるのに瑞稀いないな〜」と思ってたら変面瑞稀くんでめっちゃびっくりした。
瑞稀いないからJr.色々見よーって思ってる場合じゃなかった…
1月公演はしっかり見届けます。

ちなみに、デビュー組ガチャがすごい当たりくじだった。

 

 2016年現場納め!
まさか、2016年の現場納めが極楽とんぼになるとは。
2016年始まった時に誰が想像した?
先日のめちゃイケで中居くんを巻き込んだ喧嘩コントがあって、「インスタグラムから頑張っていこう」と言った加藤浩次の発言があったけど実際にこのトークライブでも言っていた話。
次回開催は未定だけれども、「来月か再来月にでも」って言葉も聞けて大満足。
2017年はオタ活縮小モードにする予定なんだけれども極楽がトークライブやるなら定期的に通う……

 

そんなこんなで2016年現場まとめでした。

2016年まとめる前から今年の夏の予定いっぱい決まってすでにプチパニック。

どうなる2017年。

 

2016.5.23 寝盗られ宗介(+丈くんについて) ツイートまとめ

観劇から時間が経ってしまったので、感想ではなく備忘録として関連ツイートを抜粋。

 

 -------------------------------------

丈くんについて

 ANOTHER観劇後

laboratorynote.hatenablog.com

 

在宅乃木坂オタクAround還暦の父の現場デビューに便乗してお笑い兼ジャニオタの娘も女子ドル現場デビューした話

ジャニ&お笑いオタの異文化体験ということで今回の現場は乃木坂46の全国握手会です。

Twitterでは予てより散々ネタにしているので、フォロワーさんはご存知の方をもいるかと思うのですが、我が家には在宅乃木坂オタク57歳の父がおりまして、その父と15thシングル裸足でsummerの全国握手会に行ってまいりました。

 

父が乃木坂オタクになった経緯を簡単に説明すると、5年くらい前に妹との共通の話題がないことに悩んだ父が当時妹が好きだったAKBを覚えだし、親子仲良く横山由依ちゃんを応援していました。
段々妹よりAKBに詳しくなる父を面白がった私が家族共通のハードディスクレコーダーにAKB派生グループ(SKE、NMB、HKT、乃木坂)の番組を一通り予約してみたところ、まんまと派生グループにも詳しくなって最終的に乃木坂に落ち着いたというところです。
(最近はAKBには全く興味を失っている様子、でも欅は好きらしい笑)

Around還暦、いわゆるアラカン世代で「娘と同じくらいかそれより若い子に握手しに行くってのはなあ…」と在宅宣言をしていたものの、これまた現場狂いのジャニオタの娘が「つれてってあげるから一回現場行こう!」とけしかけて本日、57歳初めての現場デビュー!!!

 

朝9時半頃に幕張メッセ到着。

すぐにミニライブの整理券に並び、10時半頃に会場入場。
入場時にブロック抽選があるのですが、幸いにも同じブロックだったので、父の初めてのコンサート体験を見届けてきました。

 25年、娘やってて、父が背伸びしてるところを初めて見ました笑
(オールアリーナスタンディングなので埋もれるw)
物販がお昼からだったのでコンサートに行くなら振ってみたいと言っていたペンライトは買えずじまいだったのですが握りこぶしを作って手を振って、声を出して応援して、こんなに楽しそうな父、初めて見たかもしれないくらい……

待機時間も含めて3時間ほど立ちっぱなしだったので腰にはきたようですが笑

 

 女子ドル現場検証がもうひとつの目的なので、もちろん周囲のオタク観察も忘れずに。

 

その後いったん会場を離れて腹ごしらえをして、握手会へ!


乃木坂箱推しの父は生駒ちゃんに会いたかったようなのですが舞台稽古のため握手会は不在。
また、父が一番に推していた深川麻衣(まいまい)ちゃんが前作で卒業してしまっていて、明確な推し不在の中、深川麻衣ちゃんと一番仲が良かったという衛藤美彩(みさみさ)ちゃんのレーンに並ぶこと1時間半。
さすがにアラカンの父に疲労の色が見える中、ようやく握手へ!

 私も女子ドルの現場がどういうものか見てみたくて便乗して握手をしてきたんですが笑

「乃木坂ファンの父と一緒に来ました〜」と言いながらすぐ係りの人に剥がされそうになり、かろうじて後ろの父を指差して、父のターンへ。
「わあ、なかよし!」
とにこにこと私と父に笑いかけてくれて、父だけでなく、私までノックアウト。
本当フランス人形みたいに綺麗でまるで天使……

ほんと、ただただ、自慢だけど列の前の人一方的に話しかけて終わってたからみさみさから言葉引きだせただけで大勝利です。

 単純に親子っていう珍しさと女性ファンっていうあたりで反応しやすかったんじゃないかなと思うんですけどね。

男性アイドルに対して女性ファンも妄想のネタにすることはあるけど、女性アイドルにとって大抵の男性ファンに夜のおかずにされているだろうし、それぞれアイドルっていうのがそういう職業だと本人たちが割り切っていたとしてもそれ以外の視点で応援してくれている人の存在を実感できると安心するんだろうなとも。

自分たち向けられてる好意という感情の中にも様々な種類があるって実感できるのは現場だろうし。


イケメンもいいけど、美女もやっぱり目の保養。

慣れないイベント会場に疲れていたものの、「やっぱり生駒ちゃん会いにまた来たいし、今度こそペンライト振りたい」というので物販に行ってみたもののおめあてのライトと生駒ちゃんのグッズは売り切れということで、57歳父と25歳娘の乃木坂握手会デビューはこれにて終了となりました。

 握手会に味をしめてCD大量買いってことはなさそうだけど年に数回こうやってミニライブと握手を楽しむことになりそうです。
若い女の子の顔と名前覚えるんだからボケ防止にには良い趣味だと思うし笑

乃木坂のイベントはお笑いともジャニーズともやっぱり毛色が違うからオタク観察するのも楽しかったです。

 

と、いうレポを現場から約一か月放置していたら11月に新曲のリリースが決定したようで、次の握手会はいつになるのかなw
さあ、父は念願のサイリウムを振ることができるのか。
ラカン親父の乃木坂オタクへの道、自分のジャニオタ珍道中の片手間にこれからもゆる~く観察したりついていってみる予定です。

10年前女子高生だった極楽とんぼファン(吠え魂リスナー)が思うこれまでとこれからの話

春先以来久々のお笑いの話。

というか、煮詰まりすぎたので思ってることまとめる。

先日のめちゃイケを受けて、賛否両論出ることは予想していたし、やはり女性層からは特に反発が強いなと思ったので一ファンの私見に過ぎないけど、極楽とんぼの女性ファンとして、これまでのこと、これからのこと、まとめて残しておきたいなと思ったので、ブログに認める。

 

  • はじまり

今から14年前、2002年冬、SMAP香取慎吾くんの主演ドラマと同時期に放送されためちゃイケのSPがそもそものはじまり。

キレ芸と喧嘩コントの怖い荒々しい芸風の彼ら。

時々テレビで見掛けても怖いなと思ってあんまりちゃんと見ていなかった。

そもそも、まだお笑いオタクですらなかった。

めちゃイケ加藤浩次の結婚と奥様の出産に密着したSP。

24時間カメラを回すことでテレビの短い出演じゃわからない彼の人間くさくて誠実なところが沢山映っていた。

男らしく強く、でも真面目で優しい。

同時、まだ小学校5年生だった私はぼんやりこんな人と結婚できたら素敵だろうなと。

若手の頃は男前と言われたそれなりに整った顔と元女優の美人な奥様を見て、 加藤夫妻のファンになった。

じゃあ、その時、加藤浩次の相方のことをどう思っていたかと言えば、面白いけど好きでも嫌いでもなかった。

まだ、コンビのファンではなかった。

 

  • 吠え魂リスナーになった中学生

それから数ヶ月後、小学校6年生の夏休み。

暑さで寝苦しくて目が覚めて、中々再び眠りにつくことができなくて、本当何の気なしに滅多につけないラジカセをつけた。

いくつかチューニングをしているとどこかで聞いたことのある声がして、チューニングする手を止めた。

TBSラジオ 極楽とんぼの吠え魂だった。

テレビよりさらに自由で放送コードは多分ギリギリで、下ネタ全開で。

夜中に起きてこんな教育的には絶対悪いラジオを聴いていることにドキドキして、でもこんな教育的に悪そうで刺激的なものなんて普通に生活してたら出会えないから私はラジオに釘付けになった。

金曜日の深夜1時。小学生が起きて迎えるには少し時間が深くて毎回ちゃんと聞けたわけじゃないけど、私は彼らのラジオのリスナーになった。

それから、少しずつ他の芸人さんのラジオやテレビを見るようになって、私はお笑いオタクになった。

クレヨンしんちゃんすら観てはいけないと言われて漫画の類も10歳まで与えられずに育ったから、厳格な父は彼らの出るバラエティーにいい顔はしなかったけど、何度も何度も交渉してめちゃイケガキの使い(当時同じく好きになった雨上がりがよく出ていた)を見る権利を得た。

中学生になって夜ふかしすること自体はそんなに難しくなくなって、でも、土曜日に授業のある学校に進んだから金曜日に夜ふかしをすると土曜日の授業は半分以上船を漕いで過ごす。

土曜日の夜は天国でめちゃイケがあって、スーパーサッカーを見る、日曜日は朝からガッチリ マンデー。

金曜日の夜から週末は極楽とんぼ漬け。

一番極楽とんぼと深夜ラジオが好きだった時代で、吠え魂じゃなく、ニッポン放送の中高生向けラジオで上田晋也の知ってる!?24時という番組があって、期間限定コーナーではあったのだけれど、芸能人にラブレターをしたためる企画で加藤浩次宛に書いたラブレターが採用されたのは、ラジオに投稿したネタが初めて読まれたことと合わせて今でも当時のMDを捨てられないでいる。

思い立って聞き直すと大して面白くないのだけれども。

 

  • 2006年のあの日から

それから、数年の間に私のお笑いオタクは進行して若手芸人の何組かを応援するようになった。

これはジャニオタブログでもあるからジャニオタ的に言うと担降りみたいなものである。

でも、決して極楽とんぼが嫌いになったわけじゃなくてもっと応援したいと思う人ができてしまっただけで、でもめちゃイケと吠え魂だけは欠かさなかった。

2006年の春、スッキリが始まった。

スーパーサッカーやガッチリ・マンデーでキャスター業が増えていたとは言え、朝のニュースキャスターである。

今でこそバナナマンの設楽さんや一時はロンブーの淳さんもキャスター業をやっていたけれど、吉本の高卒芸人、それも本人たちが社会不適合者なんてタイトルをつけたDVDを発売していて、若手の頃には違法駐車の罰金を延滞し過ぎて捕まって留置所で2番と呼ばれた加藤浩次が朝の顔である。

ちょっとした事件だった。

毎日平日朝真面目に振るまわなくてはいけない反動か、2人の吠え魂の最後の時期だから記憶が相当美化されているかもしれないが、ラジオの下ネタや悪ふざけは一層ひどくなっていた気がする。

 

テレビでも極楽とんぼの面白くない方と言われると加藤浩次が爆裂お父さんでそのフラストレーションを昇華しようとしていたことも覚えている。それこそ、確か事件の週の前の放送か、2週間位前の放送内容だった。

芸人の活動だけにとどまらず、加藤浩次は前述のスーパーサッカー。相方は野球のラジオ。

お互いドラマにも出て、芸人としての活動に加えて幅の広い活動に一番脂の乗った時期だった。

朝いつものように起きるとあのニュースが報じられていた。

私が極楽とんぼのラジオを聴いていることを知っている両親は一応気を遣ったのが、彼のことを悪くは言わなかったけど「どうなっちゃうんだろうね」と言った。

私が一番知りたかった。

吉本を解雇される。

吉本の芸人さんを好きになってほぼ4年、解散や引退、芸人さんは社会生活を送る上でかなりギリギリのラインにいる人も多いから不祥事めいたこともなかったわけじゃないけど、解雇までされるというのは聞いたことがなかった。

前代未聞の非常事態。

動揺したまま高校に行って、家に帰ってきて、ネットニュースを見たら加藤浩次が号泣したことを知り、You Tubeでその動画を見た。

加藤浩次が泣いているのをそれまでに1度だけ見たことがある。

めちゃイケのSPで生まれたばかりの小羽ちゃんを抱いたとき、ポロリとこぼした嬉し涙だった。

でも、パソコンに映ったその姿は悔しくて悲しくて大号泣をしていた。

慣れないバラエティに出てメソメソ泣くアイドルにテレビは戦場だと容赦ない言葉を吐いて先陣を切るめちゃイケの若頭が泣いている。

異常事態だった。

吉本を解雇、事実上の解散。それ以上のことは何もわからなかった。

 

その週の極楽とんぼの吠え魂、事前に最終回になることは報じられていたと記憶している。

開始早々、事件について詫びて、相方には会っていないけれども、報道で伝えられているように相方が解雇になって事実上の解散と言われているがコンビの解散は「俺と相方が決めること」と強く宣言した声に救われたのを覚えている。

 

それから8ヶ月後、深夜金曜3時の時間帯に加藤浩次の吠え魂が帰ってきた。

冒頭と最後、必ず極楽とんぼ加藤浩次と名乗ること。

でも、相方と親交のあった後輩がそれとなく相方の話題を出すと話をそらしたり、話題の中で相方に会えばきっと殴ってしまうと言った発言もあった。

 

先日のめちゃイケめちゃイケメンバーの中には僅かながらに連絡を取ったことのあるメンバーがいたことが触れられているし、昨年加藤浩次が後輩たちと行ったイルネス製作所の最終公演を相方が見に来ていて、共演者の後輩芸人の働きかけにより最後に9年ぶりに同じ舞台に立ったこともニュースになっているけれども、それでも最初の数年は全く連絡を取っていなかったのだ、加藤浩次は。

それは、芸人人生をぶち壊した相方への怒りなのか、娘を持つ父として未成年淫行に及んだ相方への怒りなのか、そういうことは一切語らなかったけれども、この10年のうち5年くらいはいじられても頭を下げるばかりで、将来的なコンビでの活動について加藤浩次は触れることがなかった。

コンビとしての未練はずっとあったと思っている。

だから名乗る時は極楽とんぼ加藤浩次と名乗る。

でも、相方への怒りだったり、社会的な反応だったりそういうものから解散に踏み切ることも再結成のために周囲に働きかけることもできなかったのだろうなと勝手に思っている。

 

それから、2014年、イルネス共和国の公演が発表された。

後輩たちとコントをするイルネス一座の旗揚げで、あの事件以来ネタをするのは初めてと報じられていた。

その前後からコンビ活動の再開を願っている発言も何度か聞くことがあった。

芸人人生をこれだけ振り回しておいてきっとまだ許していない部分はあると思う。

けれども、芸人としての加藤浩次が相方として道連れにするのは道連れになるのは山本圭一しかいないんだろうと思った。

 

  • 活動再開に思うこと

私が中学生高校生の時に好きだったもの。

お笑いとTHE BLUE HEARTS

どう考えても一般的な会社勤めは無理そうな態度だったり格好だったり、そういう大人が好きだった。

私は偏差値60くらいの中堅進学校の中で勉強が少しばかり出来るくらいで、取り柄もなくてアトピーで人とコミュニケーションをとるのがびっくりするくらい苦手で、アトピーバイキンといじめられることもあって、いじめられても周りの大人にに守ってもらえるように、大人が望む優等生を演じることが唯一の処世術だった。

その処世術を捨てて大人に反抗する勇気もなかったけれども、そんな処世術でしか学校という集団社会で生きていけない自分が情けなくて息が詰まってずっとずっと苦しかった。

だから、テレビやラジオの中とはいえ、社会的にギリギリな大人たちがふざけてギリギリのところで生きていることに救われていた。

大人の理想とか校則とかそういうものを捨てても生きていける彼らにずっと憧れていた。

 

社会的にギリギリセーフだから笑えていた彼ら。

相方1人とは言え、不起訴にはなったとは言え、社会的規範から外れてアウトになってしまった相方を持つコンビを見て、あの頃と同じように笑えるのか、本当はよくわからない。

 

10年前、女子高生という立場で感じた、自分と同じようなまだ未成年の女の子に手を出した行為に対する生理的嫌悪感も消えたわけじゃない。

本当に個人的な話だけれども、あの事件があった私が高校1年生だった時、しょうもない理想を押し付けてくる先生たちとは違った、恩師だと思っていた先生が、買春をして捕まったこともあって、男性の性的暴行の中でも特に未成年淫行には嫌悪感しかない。

先生の行為のせいで、中学時代にあったわずかばかりの楽しかった思い出だって、素直に良い思い出に出来ない。

相方という距離よりもずっとずっと遠いのに、私は先生のことを許せていない。

 

だけど、だから、うんと近いところにいて、もっともっと許せない気持ちを持ったはずの加藤浩次がそれでもコンビとして活動したいという思いの形を見てみたい。

先のめちゃイケで、「本当にどうしようもないやつだ」と言いながら、「それでももう一度やりたい」と泣きながら訴えるお笑いコンビという運命の相方に出会ってしまった奇跡を私はもう一度見たい。

 

女性ファンとして生理的嫌悪感は消えたわけじゃない。

あの頃と同じように笑えるとも思ってもいない。

でも、お笑いコンビが見せてくれる奇跡を私は信じたい。

 

開演まで1時間を切った今の心境。

いわきへ向かう特急の中から。

 

 

関ジャニ∞デビュー10周年新規が2016年夏松竹座でANOTHERを見てきた話

ど新規ジャニオタのジャニーズ研究フィールドワーク、今回の現場は大阪松竹座

関ジャニ∞ファンにとって聖地の中の聖地、大阪松竹座に行ってきました。

古参新規問わず関ジャニ∞ファンにおける大阪松竹座の存在は説明するまでも無いと思いますが、はてブロ「ジャニーズ」カテゴリでエイトにはそんなに興味の無い人も読んでくれているかもしれないし、今回親しいフォロワーさんに「松竹座行ってくるんですよ」とお話ししたら「いいなあ」とか「私も一度行ってみたい」などやはりエイトの原点、彼らがそこで活動していた頃をリアルタイムで知らない、しかも非関西圏のファンにとって憧れと幻想が詰まった場所のようになっているなと思ったので、今回の記事は松竹座とエイト及び関西ジャニーズ、そしてANOTHERの歴史について自分の勉強もかねてまとめつつ、私が関東から関西まで足を運んだ理由の彼について知ってもらえたら嬉しいなと思う。

 

1.松竹座とは

大阪松竹座は、大正12年(1923年)関西初の洋式劇場として誕生しました。

大林組の木村得三郎によって設計された正面の大アーチが特徴的なネオ・ルネッサンス様式の建築は、大阪の顔として親しまれました。開館は同年5月17日で、柿葺落し記念公演は、ドイツ映画『ファラオの恋』、松竹蒲田作品『母』、そして松竹楽劇部による実演『アルルの女』でした。

その後、松竹楽劇部(後のOSK)の本拠地となり、大正15年(1926年)4月には、以後恒例となるレビュー『春のおどり』の第一回公演が行われました。松竹楽劇部をメインに、海外の舞踊団、俳優による実演も行われ浪速の新しい文化の拠点となっていきました。

以後戦前は洋画を中心に、戦中と戦後すぐには邦画封切館として興行、そして、昭和27年(1952年)7月からは洋画封切館として再発足、数々の名作を上映し、平成6年(1994年)5月洋画封切館としての歴史の幕を閉じました。

公式サイトhttp://www.shochiku.co.jp/play/shochikuza/about/history.phpより

93年前に関西初の洋式劇場として建てられた大変由緒ある劇場。

14年前にエイトが初めてANOTHERをやったときですら建立79年。

よくエイトは松竹座の1000人のキャパが埋められなかったと苦労話を語りますが、松竹座の歴史に重きを置いてこの発言を見ると、まだデビューしてない子達がこの劇場使って一夏舞台やるってことの有り難みの方を感じなさいな!と思うほどの歴史。
もちろん、エイトの「埋められなかった」発言についてはタッキーがいるJr.全体のコンサートなら東京ドーム5万人埋められるのに関西Jr.だけじゃ1000人も埋められないということからくる発言によるのだけれどもエイトの発言だけ取ると松竹座が凄さが伝わらない部分もある。

立地もすごくよくて、なんば駅14番出口徒歩3分。
なんばがターミナル駅であることはわかるけどそんなん言われても非関西圏にはイメージしにくいとは思うのだが、非関西圏の方でも大阪の風景でイメージするものっていくつかあると思う。
ちなみに私は根っからのお笑いオタクなので千日前のNGKの前の風景。
そして、心斎橋のグリコの看板とかカニ料理屋さんの大きなカニ
松竹座は心斎橋筋道頓堀川を渡ってグリコの看板を通り過ぎたその裏にある。
はす向かいには前述のカニ料理屋さん。
おそらくは大阪なんばの一等地中の一等地。
ちなみにまるちゃんのサタプラの看板もこの近くにある。

f:id:h4d44:20160816124405j:image

左端に見切れているのが松竹座。
正面からみると、お城みたい。

f:id:h4d44:20160816124803j:image

ちなみに中も大層綺麗だった。

f:id:h4d44:20160816124842j:image

f:id:h4d44:20160816124849j:image f:id:h4d44:20160816124857j:image

写真撮っていいかわからなかったから公式サイト画像引用。

「埋められなかった」「ガラガラだった」って何度もぼやくから若手芸人が使うような古くてボロい劇場ですら埋まらなかったんだと思ってたけど行ってみてびっくり。
外観までは冬に大阪遠征した際に見ていて一等地じゃん?めちゃくちゃ立派じゃん?とびっくりしたんですが、中もめちゃくちゃきれい。
ちなみに、エイトメンバーが初めて松竹座を使用したのは2002年のANOTHERではなくその前に99年冬に関西Jr.コンサートをここでやっているようで、関西Jr.と松竹座の歴史はそこから始まっている模様。
確かジャニーズとしてはもっと前から使っているようなんだけど正確なことが見つけられなかったのでご存知の方はご一報ください。
99年冬コンから約2年半の年月を経て、一夏の長期公演をするようになったのが2002年夏の演目がANOTHERとなる。

 

2.ANOTHERとは

次に、ANOTHERとは。
初演は1993年、デビュー3年目のSMAPと当時ジャニーズJr.だったKinKi Kidsを中心に演じられたお芝居で、同じく当時ジャニーズJr.だったV6イノッチと森田くんも出演した勿論、ジャニーさん演出の舞台。
その後再演、再再演で少しずつ物語に変化はあるものの、大筋としては冒険旅行に出かけた少年たちの乗った船が難破し、無人島に漂着してしまう。無人島と思われた島には先住民がいて、よその世界からやってきた少年たちと対立をする。その対立を経て成長していく少年たちの物語。

初演の1993年、東京のアートスフィアと京都の南座を衛星中継し、二つの場面を同時進行させるという当時の技術の粋を集めたと言っても過言ではない演出があったとのこと。
さすがジャニーさん、23年前もぶっとんでらっしゃる。
ちなみに、フォロワーさんでこの23年前の演目を見られていた方がいて、ちょっとだけお話を聞くことができたのだけれど、今でもスポーツ中継で海外とつないだ際に上手く繋がらなくてスタジオに引き取る場合も珍しくなくて20年以上前は東京と京都だって不安定。
中継をつなぐシーンで上手く繋がらなくて、その間は演者のアドリブでつないでいたとのこと。

そして、前述の通り、それから約9年後、大阪松竹座で後の関ジャニ∞ととなる関西ジャニーズJr.によって再演されたのが2002年のANOTHER。
この舞台の中心人物だったメンバーを中心に関ジャニ∞が結成される。*1

2013年の夏に当時の関西ジャニーズJr.、現ジャニーズWESTのメンバーを中心に再再演。
ちなみに2013年に関しては東京の日生劇場でも上演され、こちらには東京のJr.も出演。

2002年の上演をきっかけに関ジャニ∞が結成され2004年デビュー。
2013年の中心メンバーたちが2014年にジャニーズWESTとしてデビュー。
どちらもデビューまでに紆余曲折あったものの*2関ジャニ∞の活躍は言うまでもなく、ジャニーズWESTも順調に活躍の幅を広げているように思う。

この舞台の中心メンバーが2度もデビューにたどり着いたこともあり、20年以上前に初演が上演されたという歴史も含めて関西Jr.のファンにとってはかなり特別な演目と捉えられている様子。
そして、この2016年夏現関西ジャニーズJr.により松竹座で3回目となる公演が行われた訳です。

 

3.SMAP版・エイト版・WEST版のキャストとあらすじ

年齢比較もしてみたかったので、当時の年齢も併記。公演中に誕生日を迎えるケースもあるので、原則公演年の8月末日の満年齢で。
一般人になっている方も多いので現在ジャニーズ事務所を退所されている人は記載しない方針。デビュー後退所された森さんは記載。

SMAP
1993年 東京のアートスフィア及び京都の南座

「少年の島」編 「沈黙の島」編

 

関ジャニ∞
2002年大阪松竹座

漂流者 先住民

 

ジャニーズWEST
2013年 大阪松竹座

漂流者 先住民

 SMAP版と関ジャニ∞版では流れ着いた島というのが、胎内被曝者が差別から逃れるためにやってきた島であることが、作中で言及されるので島の人間と言葉が通じるのは納得。
WEST版がわからないんだけど、2016年版は日本語が通じる理由が少し説明不足な気がした。
SMAP版は役名がついているけれども、関ジャニ∞版以降は基本演者の名前なので、それぞれどんな役かわかりにくいけれども、共通しているポイントがあって、途中でホームシックで心を病んで入水自殺を図ってしまう役が一人。
SMAP堂本剛関ジャニ∞錦戸亮、WEST版永瀬廉(敬称略)
ジャニーさんのスペオキの匂いがする。スペオキを芝居上とはいえ死なせるジャニーさんの性癖。
ちなみに、仲間が死んでしまったことに特に責任を感じるリーダー格がSMAP中居正広関ジャニ∞村上信五、WEST版桐山照史(敬称略)
桐山くんも後々はジャニーズを代表するMCの仲間入りをするのだろうか…(中居・村上の共通点MCくらいしか見つけられなかった。そもそも、村上くん高槻の木村拓哉だし…)

デビューしている、していないの違いは大きいけれども、SMAP版と関ジャニ∞版を比較すると演者の年齢は実は大差がない。
SMAP版は年長者2TOPの中居くん・木村くんが21歳になる年で、関ジャニ∞版年長者三馬鹿も同じく21歳になる年。
SMAP最年少の香取くんも高校2年生。関ジャニ∞だと内くんが高校1年生の時。
前述の死んでしまうスペオキ枠は剛君中3で14歳、亮ちゃんが17歳、高校通ってれば3年生でちょっと開きがあるかなと思うけど、亮ちゃん小さかった時期長かったし...
WEST版はやっぱり兄組は24、25でこの時点で三馬鹿のデビュー時より年上だけれども、弟組は小瀧くんを除いて20歳前後、SMAP年長組、三馬鹿がANOTHERやった時とほぼ同じくらいなんだなあとか、この比較に特に意味はないけどちょっと面白かった。

 

4.2016年夏、デビュー10周年新規が何故松竹座に向かったか

Anotherの歴史はこれくらいにして、以降は感想中心。
このブログは元々は「関ジャニ∞はジャニーズっぽくないから好き」と言っていたエイトオンリー担がご縁があって他の現場に連れて行ってもらって「他のジャニーズも結構面白いんじゃないか?」と思ったことと、人生最初で最後(予定)の担当様こと横山裕さんが「なんでもやれるジャニーズであることが誇り」と発言したことにより「よこやまさんが誇りに思うジャニーズとは何か」とよこやまさんとエイトへの愛を深めつつ、他のジャニーズに対しても見識を広めていく過程を記録しようとして始めたものである。

周りの関ジャニ∞と掛け持ちのフォロワーさんからえびだったりセクゾンだったりいろいろ教えていただいているのですが、その中に関西Jr.と掛け持ちをしているフォロワーさんがいらっしゃって今年の春の段階で、エイトの聖地でエイトの後輩を見に行きませんかと春松竹のお誘いを受け、当たればフォロワーさんのお役に立てるしと軽い気持ちで試しに申し込んだチケットは外れてしまい、フォロワーさんからは譲りを探すので一緒に行きませんかとも仰っていただいたもののの関東住まいのため松竹座にいくことは所謂遠征になるのでそこまでしなくてもいいやと春松竹は見送った経緯があります。

その春松竹のオーラスにて夏の演目がANOTHERであることが発表された。関西ジャニーズJr.だった今のエイトの面々が関ジャニ∞になったきっかけの舞台。
またフォロワーさんに申し込み協力して当たったら……なんてことを口走り、まあ、でも、まだ悩まなかった訳ではなく。
大阪松竹座の中には入ってみたいけどエイト以外で遠征しだしたらきりがないぞと。
今年の春先のブログではエイト以外は有休使わない、遠征しないルールでオタ活するって宣言もしてましたので。
その後、今年の5月にA.B.C-Z戸塚祥太くんが主演する舞台は席種を選ばなければ公演直前でもチケットが手に入り、えび担のフォロワーさんに良かったら行ってきてと言われたこと、そして、この舞台に自担横山裕さんを尊敬する先輩に挙げている関西Jr.の藤原丈一郎くんが出演するということ、遠征をせずとも関西の子が観れる機会は逃してはならぬとチケットを確保した数日後、ANOTHERの申し込みが始まり、とりあえず、フォロワーさんに協力という体で申し込み、そうこうしているうちに寝盗られ観劇の日になり。
そしたら、丈くんめちゃくちゃ可愛かったんですよ。
あと、アドリブっぽいところがあってそのシーンでの頭の回転が見事で、お顔が綺麗でボケれてツッコめる人が好きなので好きにならないはずがない。
丈くんをホームの松竹座で見てみたい!よっしゃ、松竹座に行こう!と覚悟が決まったところでANOTHERのチケットが当たり、「エイト以外で遠征しないルール? いやいや、これはエイトの道のりを学ぶための遠征、エイト遠征と言っても過言ではない」と言い訳をしつつ、大阪松竹座に足を運ぶこととなった訳。
劇場に足を踏み入れた感想は冒頭の通り。

 

 5.松竹座で2016年関ジュ版ANOTHERを見て

2016年関西ジャニーズJr.版配役

漂流者 先住民

 
2016年関ジュ版は今まで言及した枠でいうと、リーダー格が向井康二くんで、死んでしまう役が高橋恭平くん。
康二くんは何年も関ジュのメインを張っているので言うまでもないけれども過去の例を踏まえると恭平くんは同じラインの道枝くん・長尾くんと比べてもこれからの注目株なんだろうなと。
道枝くんは3年前の大西流星くんと同じ役どころなので、充分注目枠だけれども。
ただ、関ジャニ∞版や松竹WEST版とは異なって、2016年関ジュ版は島の別のところに流された西畑大吾くんがいて、2年前に漂流して1人でサバイバルーを続ける藤原丈一郎くんと大吾くんが出会って、ともに島の住人と対立しながら仲間との合流、島からの脱出を図る。
大吾くん・丈くんペアと康二くんたちグループの2つの視点で話が進む。
2年前にも漂流者出してるってどんだけ不安定な海域なんだと思うけど、たぶんツッコんだら負け笑
一人別のところに流されてしまうのは、今回は言及しないけれども2013年に東京ジュニアも交えて日生劇場で上演されたバージョンと同じとのこと。*3 

日生版の話はおいておくとして印象に残っている場面や気になった子たちについて。 

 シーンとしては、流星くんが漂流する前の暮らしを回想するシーンで何故かオーディションを受けるシーンがある。
何の脈絡もないんだけれど、ダンススクールなり、芸能事務所なりに所属していたという設定だと飲み込むことにして、そのシーンには最近のオーディションで合格したばかりのジュニアが自己紹介と特技を披露したり、本編とは関係なくメインお芝居にも出ているジュニアがコントや漫才を披露したりする。
空席ばかりだったとされる関ジャニ∞時代だけでなく、即日完売満員御礼といわれるようになった現在でも関西の現場はリピーターに支えられているところが大きいようで、おそらくはリピーターに飽きられずに足を運んでもらうことと入ったばかりのジュニアを青田買いさせる目的のシーンだろう。*4 
オーディションなので審査員役を務めるジュニアがいる。

それが、康二くんと室龍太くん。
康二くんにいたっては『世界のコニー』という所属事務所社長を連想させるようなキャラで、本編が弟が死んでしまうシリアスな役なので反動かとにかくよくボケる、ボケる。
先日の少年倶楽部in大阪でも関西ジュニアにはツッコミが龍太くんしかいないと話題に上がっていたけれども、その龍太くんも根っからのツッコミ気質ではないようで、ツッコミが特別上手ではないように見えた。
しつこいくらいにボケる康二くんに対してはどうしてもツッコミが弱いこともあって、康二くんが一人で悪ふざけしているように見えてしまうのが少し残念だったなと思う。勿論、松竹座に来ているお客さんはほとんどが関西ジュニアのファンだからボケるのとふざけて見えることの違いなんて本人達が楽しそうなら気にはしないんだろうけども、そのままの空気でテレビに出ることがあれば損をすることになるんじゃないかなと思った次第。
康二くんの隣に少しキツいくらいのツッコミが出来る人材を置いてほしい。
去年の春までシンメだった彼を思い出してしまうから本人も周りの大人達も迂闊に康二くんの隣にツッコミを置けないんだろうけれども少なくともバラエティ面に関しては康二くんを活かす人材が必要だと思った。
舞台映えする細身だけれども長身の恵まれた体格、それを大胆かつしなやかなダンス、そして、物おじすることなくボケる度胸があるんだからもっとそれが活かされなきゃ勿体ない。
関西ジュニアの周りにいる大人たちがもっと使い方考えるべきジュニアNo.2だと個人的に思う。

 

関西ジュニアの周りにいる大人たちがもっと使い方考えるべきジュニアNo1が龍太くんなんだけれども、龍太くんは、島の長として、文一くん不在でステージ上に立つ関西ジュニア最年長として堂々たるパフォーマンスで、棒の上のアクションは本当に見事でした。ただ、前述のオーディションコーナー、最後にフレッシュジュニア達がCan do! Can go!を踊るのだけれど、世界のコニーに扮する康二くんも踊る中、龍太くんは一人手拍子をしていた。
勿論、フレッシュジュニアの見せ場で、最年長の彼の出番ではないのかもしれないけれども、干支一回りくらい違うであろう小さい子達のダンスに手拍子をする姿は保父さんみたいで、ちょっと切なささえ感じてしまった。
年長者として、後輩の手本になって後輩の指導をする役目と言うのは確かに必要だし、かつてのエイトがそうだったとジャニーズWESTや当時のエイトを知る関西ジュニアが証言をしている。
でも、エイトはその舞台のメインだった。主役として座長として後輩達の手本になる義務があったのだと思う。
龍太くんは今回の舞台でクリアファイルもパンフ撮影時のフォトセットもあるメイン4人ではあったけれども主役は明らかに大吾くんだったし、ショータイムを見ても中心は康二くん、流星くん、更には14年組と呼ばれる下の世代に移りつつある。
以前、レコメンにゲスト出演した際にデビューについてはかなり消極的な発言をしていたこともある。デビューが全てではないと元々がジャニオタではない私は簡単に思ってしまうのだけれども、デビューが全てでないからこそ、龍太くんにも文一くんのような次のステージに進む為のお仕事があればいいのになと思ってしまった。
舞台方面に舵を切ればアイドル然として歌い踊る機会は激減してしまう。
そのことを本人やファンがどう捉えるのか関西ジュニア担ですらない松竹座一見の勝手な感想なのだけれども、能力があるように見えるだけにその能力を後輩の指導だけに費やすことは本当にもったいないと思う。

 

主役の西畑大吾くんは朝ドラ2本、外部舞台の出演経験に映画の公開も2本控えているだけあって圧倒的な演技力の違いを感じた。
ショータイムで一人で歌うところなんて、他にも一人で歌ってる子もいたけど宝塚のトップスターのような名実ともにNo1のオーラを感じたくらい。

 

流星くんはアイドル性もスター性も申し分ないんだろうけど、今の年齢が関西ジュニアの中でとても中途半端なんだろうなと思ってしまった。

康二くんと赤名くんが揉める場面の仲裁では赤名くんとは学年1つしか違わないものの小柄だからここ3人が対等に見えないところがあったり、長尾くん恭平くんペアだったり、大橋くんリチャードくん朝田くんのトリオだったり、何となく括られてるグループもなく、かといって現在TOPの大吾くんがいるからセンター然となるわけでもない。
顕著だったのがショータイムのBrotherで兄側が大吾くん康二くん丈一郎くんなのだけれども、普段、関西ジュニアで大吾くん康二くんと括られることが多いのは勿論流星くん。
ただ、弟側の道枝くん恭平くん長尾くんと組ませることを考えると、背格好がほぼ一緒になってしまうからここに流星くんを持ってくることは出来なかったことがわかる。
龍太くんだと干支一回りくらい離れてしまうし、本編で重要な役回りで大吾くん康二くんとも年の近い丈一郎くんが抜擢されたのだと思う。
個人的には流星くんより丈一郎くんの方が見せ場も多かったように思えるのだけれども、関西ジュニアのメインどころとして何年も活躍している流星くんに丈一郎くんの役をやらせられなかった理由としては大吾くん達が漂流する前に漂流している必要があったから大吾くんより少なくとも3つは年下に見える流星くんにあの役はつけられなかったのだと思う。
屋良くんのオーディションを経ての優馬くんバックの経験や寝盗られ宗介での外部舞台の経験で丈一郎くんが確実に序列を上げていることは間違いないけれど流星くんの立ち位置の中途半端なところが今回のキャスティングに大きく関わっているように思える。

 

藤原丈一郎くんについて。
今回の松竹座遠征においては前述の通り、エイトの原点松竹座に行ってみたいという願望と丈一郎くんを松竹座で見てみたいという興味に基づいた遠征だったので、丈一郎の出番が多かったことは大変ラッキーだったなと思う。
元々記念にパンフは買うつもりでいたけどメインの4人しかフォトセットやクリアファイルがないことを残念に思っていたら遠征前日に丈一郎くんのフォトセットが発売されたので喜び勇んで観賞用保存用布教用に3セット買ってしまったくらい。
外部仕事の経験値は大吾くんに劣るとしてもジャニーズJr.歴12年の経験と直前の寝盗られでの経験もあってか、演技面でずば抜けていた大吾くんとの二人のシーンも大吾くんに負けず劣らずの熱演だったし、花道を走り抜けるシーンでの真剣なまなざしを花道横の席で半径1m足らずの距離で見てしまって完全に好きになってしまった。
尊敬する先輩がよこやまさんじゃなくなる時が来たとしても丈くんのことはこれからも応援したいし、幸せになってくれなきゃ私が勝手に困る枠*5に入っちゃった。

 

14年組トリオしかり、小島正門吉岡赤名のバンド組、本編ではバラバラだったFunky8にちびジュ達。
それぞれ言及するとキリがないけれど、グループ不在、メインはいるけどシンメはいない関西ジュニアの状況はすごく不安定で革命前夜のような静かだけれどもでも確実に何かが動いている、グループ乱立の東京ジュニアとは違う空気を感じた。

 

事前に関西ジュニアの予習はしていたのでこれまで丈くんが雑誌等に掲載されるときの括りのメンバーとはバラバラの活躍だったことはわかっている。

お笑いオタクのコンビ至上主義思想のもとジャニオタになって、時々メンバーのよこやまさんいじりに腹を立て、箱推し出来てないんじゃないかと悩みに悩みまくって血迷ってアカ消しをしたこともあって、どんなによこやまさんが好きでもメンバーに嫌いな人ができてしまったらジャニオタごと辞める覚悟の箱推し原理主義者なので、勿論丈くんのいるFunky8を応援したい。でも、たとえセンターじゃなくてももっとステージのいい位置で歌う、踊る丈くんを見てみたい。
もっとデビューに近いところで輝いてほしい。
今までの箱推しとは違う感情の芽生えを自覚せざるえなかった。

 

エイトが初めてANOTHERをやった時、マルちゃん、ヤスくん、内くんはV.WESTだった。
もう一人V.WESTだったメンバーはショータイムには出ていたが本編には出ていなかったそうだ。
その事情はわからないけれども同じグループが切り離されることにメンバーや当時ファンは何を思ったのだろうか。
東京で活躍していた三馬鹿と亮ちゃんが大阪に帰ってきて新しく括られることをどう思ったのだろうか。
大倉くんが最終的にドラムとして抜擢されたことに対しても同じ括りで活動してたメンバーに対する愛着を持っていたファンもいただろうし、関西ローカルとは言えレギュラー番組を持つユニットへの抜擢を喜んだファンもいたんだろうなと勝手に思う。

全部新規ファンの想像に過ぎないけれどもジュニアだったエイト本人達や辞めていったジュニア、そしてファンのいろんな思いを飲み込んで今の関ジャニ∞があるんだと思わずにはいられなくなった松竹座遠征。
ジュニアを知ればジャニーズの楽曲いろいろ勉強できるし、ジャニーズ勉強するには手っ取り早いんじゃないかと思って、担当とは別に軽率に何人か推しを作ってみたものの、ジャニーズジュニアを応援するっていうことの難しさを考えずにはいられなくなった夏*6となった

 

それでも、エイトの日程とチケット運次第ですが丈くん見にクリパに行くことを画策している、だって好きになっちゃったんだもーん*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 

おしまい。

 


 

 

*1:大倉くんが加わることになった経緯は関ジャニ∞史においては重要だけれども今回はANOTHERの話なので割愛

*2:NEWSのデビューとかWEST4についてはこれまたANOTHER史からは逸れるので割愛

*3:ちなみにこのとき、一人はぐれてしまったのは中山優馬くん。これまた、スペオキ。

*4: そういう意図が客にバレバレなつくりをしているのはいかがなものかとは思う

*5:ジャニーズだろうがなかろうがこの人たちが幸せじゃなかったら勝手につらくなる;よこやまさん・みずき・みやちかくん・じょうくん

*6:HiHiJetの編成やら、Travis Japanの8人編成やら推しジュニアのユニットの編成が不安定

〜元気が出るLIVE 映像化からアイドルの健康及び死について考える〜

いやあ、荒れに荒れましたね。元気が出るLIVE映像化。

否定的な意見もわかるし、肯定的な意見もよくわかる。

個人的にはいいところも悪いところもある作品だったと思っているのでスケープゴートみたいにインフィニティが袋叩きになってるのが見ていられなかったり……

基本的に根がいじめられっ子体質なのと、5年くらい前にジャニオタに推し芸人怒涛のごとく叩かれたことがあるので、ジャニオタが束になって1つの欠点を叩く風潮がジャニオタ3年目でもまだ苦手です。

インフィニティは会社だけど、その会社を構成してるのは一人一人の人間なんだから対人間に発してる言葉であることは自覚したほうがいいんじゃないの?窓口ないから人間に届いてるかどうかわからないけどw

ファンのことみんなブス、ブスって連発してて、確かに泣き顔映すインフィニティはセンス悪いなって思ったけど、何かを作るって背景には全部作者の意図があるわけだから、作者の意図を想像して好意的に物事解釈すればいいのに。

文系って作者の意図を考えるのが仕事でしょ?  あれ?私のタイムラインみんな理系だったかな?理系ならよこやまさんの美しさについて遺伝子学の見地から一緒に語り合おうよ!物理学専攻なら音響設備としても視覚的配慮の見地から見ても一番効果的な音響設備との配置について見解をきかせてほしい。(理系ブラックジョーク)

大喜利的に面白いブスいじりもあったけど感情的なブスという言葉が並ぶタイムラインを見て、私はみんなバカだなあと思ったり。

ブスもバカもあたまごなしに人を貶してる言葉なので私も同じ穴のムジナではあるのですけどね。

 

さてさて、原稿用紙1枚以上も前置きしましたが本題です。

学級会のように議論が紛糾した今回の作品ですが、個人的にはファンを映すか映さないかだけじゃなくてもっと考えるべきことがあったかなと思ったのにツイッターでも考察が大好きなはてブロですら言及している記事を見つけられなかったので発売から2週間以上がたったけどこうしてブログを書くことにしました。

否定的な意見も肯定的な意見もいっぱいあるし、人と同じことしてもつまんないし。

 

議題:アイドルの健康と死について。

ジャニオタ3年生の若輩者が調べた限りですが、元気が出るLIVEはジャニーズにおいてメンバーが病欠したLIVEを映像化した唯一の映像作品です。

メンバーが病欠したライブという条件にすると一昨年のタッキー&翼のライブについてはライブ前に翼くんがメニエール症候群を発症したことでタッキーだけのライブにはなったようですがこちらは映像化されていません。

ツアー帯同してたJr.が怪我や病気で戦線離脱したケースはあるかもしれないけど、今回はメインのデビュー組に限って話を進めます。

 

前述のタッキー&翼のライブは本来翼くんがいるはずのポジションにライトが当たるなどの演出がされ、いないけど翼くんの存在を感じる、タッキーのソロコンではないタッキー&翼のコンサートだったと当時ツイッター等のレポを見ました。

病気等で本人の意思と反して戦線離脱しなくてはいけなくなったメンバーが出た時、残されたメンバーはそれをどう受け入れて表現するか。

それは慢性疾患を患った翼くんと相棒タッキー、そしてそのファンだけが考える受け止めることじゃないんじゃないと個人的には思います。

今年頭、SMAPの解散騒動が世間を騒がしました。

事務所のお家騒動によって解散させられたり、活動を休止させられるような本人達の意思と反するような事態はあってはならないと思いますが、彼らに生涯アイドルを求める人達が圧倒的多数でありました。

その生涯アイドルを求める人達はアイドルがいつか死んでいくことをどこまで考えているのかなと思ったんです。

これも、新米ジャニオタが簡単に調べただけなので、誤りがあるかもしれませんが、ジャニーズのアイドルとして死んでいった人はまだ誰もいないんです。

フォーリーブスで再結成後にお亡くなりになられた方などはいますが、既にジャニーズ所属ではありませんでした。

アイドルに生涯アイドルを求めるならその人生の終わりである死から逃れることはできません。

人が死ぬことについて考えることは不謹慎だと思う人もいるでしょうが、死はどんなに愛されるアイドルにだって訪れます。

私がジャニーズの中で一番好きな関ジャニ∞は最年長が35歳で脂が乗ってきてむしろこれから!と思っておりますが、これくらいの歳で突然死する人だっているし、大病を患って長患いの末に亡くなる方だっています。

80代のおじいちゃんに比べたら明日いなくなってしまう可能性は低いわけですが突然腸閉塞になる可能性と変わらないくらいあるんじゃないかなと思う訳です。

 

今回オーラスの様子が映像化されていることに「撮影の予備日は作ってなかったのか?」だったり、「万が一に備えて次は予備日作って欲しい」だったりというような意見を沢山目にしました。

じゃあ、エイトの例年のツアースケジュールのちょうど真ん中の名古屋か機材設備のコスト削減で大都市東京で予備日を撮影するとして大阪オーラスまで3〜4週間しかないんですよね。

万が一、今度はツアー半ばで誰かが病欠したとしてそれが数週間以上の入院を余儀なくされるものだったら仮に予備日を用意できたとしても予備日前に入院が必要な病気を患ったら普通数週間でライブやれるほど回復するとは思えないんですね。

大倉くんの現場復帰は早かったですが、既にロケは終了してて座ってしゃべるスタジオ収録とラジオだけだったから早かったと思うわけです。

家庭の医学によると腸閉塞で入院すると2〜3週間は入院することが一般的なようですし、平均1ヶ月長くたって2ヶ月の短いツアー期間。

予備日を作ることは多少なりとも今回のような事態のリスク軽減にはなるんでしょうけど、ツアー中に誰かが病に倒れることに対してどこまでリスクを軽減できるかと考えた場合そこまで効果的な案とも思えないんですね。

 

タッキー&翼関ジャニ∞のようにツアー中もしくはツアースケジュール決定後(チケットの販売も済んでいる)場合、払い戻し対応等は行うでしょうが基本的にライブは行われる方針のようです。

払い戻しする以上にキャンセルしたほうが経費がかさむからだと思いますが、これは体調不良に限らず、不祥事の場合も多分これに準ずるんじゃないかと。

チケット発売終わってたら決行。

 

で、もう1つ考えたことがありまして、メンバーの誰かが無期限長期療養しなきゃいけない状況になったとき、果たしてそのユニットはライブツアーを行うのか?

 

その時期にメンバーが復活してるかどうか何もわからない状況で年間のスケジュールを組まなきゃいけなくなって、ツアーをやるのかどうか。

赤西くんの語学留学中に行ったKAT-TUNのコンサートについては映像化されてる回には赤西くん戻ってきてたみたいだけどWikipediaに企画段階で赤西くん不在だったためソロ曲なしというような記述があったので、おそらく5人での活動が決まってから発表されてツアー開始って解釈をしてるんですが、人数減ってもツアーやるんですよね。

KAT-TUN担の方に聞いたら5人が前提のライブだったのこと。赤西くん復帰で追加がかかったともおしえていただきました)

 

個人の意思で留学決めてグループ離れたメンバーと病気療養でステージに立ちたくても立てないメンバー(仮)を同じ土俵に挙げたらまずいですかね。

本当にそんな事態になったら「○○くんがかわいそうだからツアーなんてやらないで。・°°・(>_<)・°°・。」ってファンも溢れるんだろうなと思うんですけどね。

ひとりはみんなのために、みんなはひとりのためになんて耳障りのいい言葉がありますが、果たして誰かが病に倒れたときにツアーをやるかやらないか、これはファンの顔映すこと以上、腸閉塞以上に紛糾しそうだなと思うわけです。

 

病に倒れるのが自担でも自担じゃなくても絶対紛糾する。

自担のいないグループのライブなんで見たくないって考えを持ったら、今度は自担は元気なのにツアーやリリースがなくて活躍するところ見られないってことになるんですよ。

ソロ仕事は全くないわけじゃないけど人数が多いユニになればなるほどそのあたりのケアが十分とは言えないだろうし。

充電期間に入ったKAT-TUNを例に出すのはKAT-TUN担の傷を抉るようで少し申し訳ない気はするんですけど、亀梨くんには来年公開の映画が2本決まってるけど中丸くん上田くんは従来のソロでのレギュラーのみ。

もちろん、亀梨くんはKAT-TUNの旗頭だから充電期間に入る前からソロ仕事が多かったと言ってしまえば身も蓋もないのかもしれないけど、メンバー間の知名度や露出に多少格差があってもそれぞれのファンが同じように楽しめるのがシングルのリリースやコンサートなのにそれがなくなってしまうかもしれない。

 

こんなことをぽつぽつ通勤電車の中で打っていたらタイムリーなことにこの週末、スバラジですばるくんが元気が出るLIVEで6人でやったことに言及がありました。

そこでは、「1人でもやる」といった発言があったので、万が一、開演直前みんなが食中毒になっても誰かが大丈夫ならLIVEやってくれるんだなと思ったんです。

ただ、やっぱり、最初から参加出来るか不明な長期療養って形をとらなきゃいけなくなった時にコンサートをやるのというところまでは意識した発言ではなかったように感じられて。

 

よこやまさんは「こんなときやからコンサートやらなあかんのちゃう」って言いそうだけど、出られないのがすばるくんだったら「すばるがおらんのにやっても……」って言うんじゃないかなとか……

勝手なイメージであって、実際エイトがそんな場面に直面しないことが一番望ましいんですが、もしそうなったとき、彼らがどんな選択をしても受け止められるくらいの度量の深いオタクでありたいなと考えています。

 

 

あと、冒頭ジャニーズアイドルのまま死んでいった人は居ないと触れた件について。

 

ジャニーズのアイドルで前例はないけれども社会的に考えたとき一番近い例は誰かなと考えていたときに、フォロワーさんから教えていただいたのはX JAPANのHIDEさん。

私は当時小学校上がるか上がらなかったくらいなので個人の記憶としてはっきり覚えているわけではないのですが、当時は後追い自殺が社会的に問題になったようで。

熱愛報道だったり、脱退報道だったりでファンが「今日、会社(学校)やすみます」なんてことが多発するジャニオタの世界。

生きている人間はみんな当たり前に死んでいくのだけれどそれを理解して受け止めるだけの土壌があるのかと考えたら多分そうではない。

これだけ巨大エンターテイメント化しているジャニーズのアイドルとそれを取り巻くファンの世界。

 

やっぱり不謹慎なことを考えるな!って怒る人もたくさんいるだろうけれど、いつか起こりうる未来の出来事について考えても良いんじゃないかなと思うわけです。

勿論、その場面に直面したとき、どんな答えを出すのかは自分たちが応援しているアイドルにしかわからないことで、そのアイドルの出した答えに賛同するも反対するもファンの自由です。

ただ、賛成でも反対でも一ファンとしての考えは持っていてもいいんじゃないかなと思います。

そして、私はいろんな意見を聞いてみたいなと思います。

 

もし、あなたの大好きなアイドルが病気や怪我でユニットに参加できなくなったとき、死んでしまったとき、貴方は大好きなアイドルのいたグループを応援できますか?

 

 タラレバの話ばかりの記事ですがもしこんなことを考えてくれる人がいたら貴方の考えを聞かせてください。

 

あんまりまとまりのない記事になっちゃったけど罪と夏も出るし元気が出るLIVEの是非について問うのはもうおしまい!

初めてのジャニーズのコンサート 「十祭」に行った日

お題「初めて○○のコンサートに行った日」

たまには頑張ってまだ流行ってる内に書くぞ!と思ったけどだらだら書いてるうちにまたワンテンポ遅れた気がする。

でも、気にせず初めてコンサートに行った日について。

このブログを立ち上げた時にジャニオタになるまでということでざっくり初コンサートのことは書いているんですが。

2014.8.9 十祭 味の素スタジアムが初コンサートでした。

よこやまさんのトランペットをきっかけに関ジャニ∞に興味を持ったときはM1、大学院1年目の冬でして絶賛就活中。

理系の院生なんて大体研究室にこもってるからバイトもできないし時間もお金もないし、入会金込み5000円さえ躊躇せざるえない状態。

いや、でも、コンサート行きたいからファンクラブ入りたいし……、迷いに迷った挙句、志望度はともかくどっか一箇所内定もらうまでは我慢すると決めて、ファンクラブ入ることをモチベーションにして就活をしてました。 

冬のコンサートに間に合うまでには就職決まってないと社会的に困るなと、思いつつ同期が続々と内定貰ってく中、4月末にこれまでエントリーシート出してたところ全部落ちて手持ちゼロって悲惨な状況になり、5月に関ジャニ∞の会で十祭の開催が発表。

あ、これは間に合わんな、まあ、冬に間に合えばいいやと思った5月末に内定いただきまして、間に合えば御の字と郵便局駆け込んだ十祭申し込み間に合っちゃって、これまたダメで元々と申し込んだら当たっちゃった!ってな具合でど新規の癖にアニバーサリーイベント参戦決定。

いや、めっちゃ軽く書いたけど就活と研究室の両立で体壊して、GW明けにまとめて何社かエントリーしたところがダメなら就活スパッと諦めて資格取れる専門学校受け直せって家族に言われて模試も受けたような状況ではあったんですけどね。まあ、苦労話書いてもしょうがないし、ジャニオタと就活ブログも人気のあるテーマだけど理系修士の就活情報なんて需要もないから結果オーライってことで。

 

 

申し込み当時はまだ遠征に対してハードルが高かったのと、日曜日は前々から予定が決まってたので土曜日一本釣り。

一人で行くのが怖かったので、同じように就活で荒んだ心に関ジャニ∞が入り込んだ同じく10周年新規すばる担の学部生時代の友人と、テレビで見る分には関ジャニ∞好きだよー、見た目可愛くて実は男らしいヤスくんがタイプかなという妹と一緒に行くことに。

まあ、最初からそのつもりで3枚で申し込んだんだけど。

ちなみに、すばる担の友人も20歳を過ぎて初めてのジャニーズのコンサート。

妹は中学生の時に学校の友達にテゴマスコンにつれてってもらってからファンクラブには入らなかったけどしばらく手越くんのファンをしたので辛うじてジャニコン経験者だったので頼りにしてたんですが。

「お姉ちゃんたち初めてのジャニーズだからどうしたらいいかわからん、うちわどうしたらいい?双眼鏡って必須?」

「私つれてってもらっただけだからうちわ持たなかったもん。代々木スタンド前列だったからわかんない。必要だと思ったら必要なんじゃない? 」

「雨具ってどうすればいいかな?」

「だから、代々木だったから!」

バッサリ。

 

とりあえず、双眼鏡調べてた時に色々オススメされてる中で予算とフィットしたものを買い、研究室の中間発表で死んでた私に代わり、すばる担が作ってくれたうちわを持っていざ味の素スタジアムへ!

当日地方から上京してきた友人と新宿駅で落ち合って飛田給駅へ。

熱中症対策もバッチリだから!」と塩飴を取り出した友人。「しょっぱいもの食べると甘いもの欲しくなると思ってさ」と続けてドライフルーツの袋まで取り出して。

「でもね、さっき気がついたんだけどドライフルーツってカリウム含有量多いから」

『利尿作用あるからダメじゃん!』

理系女子、無い女子力を必死にかき集めて美容に良さそうな甘いものを用意したのが裏目に笑

 

初めてのグッズ列、日常生活での使い道など考えずにTシャツ買ったり法被買ったり。

浮かれてました。

もちろん、ポスター2枚と集合とよこやまさんのフォトセとetcetc

ボディーシールなんて貼っちゃったりして(人生初)

はしかとジャニーズは大人になってから罹ると重い。

 

そして、夕方開場して、席がこれまた、な、なんとアリーナだったんです。

初コンサート、初野外、初アリーナ。

初日だったので座席配列などの情報は一切なかったんですが、自分たちのブロックと後ろのブロックの間に少し広めの通路、これ、トロッコ通るんじゃない?3列後ろ、数メートル後ろをジャニーズ通るの?

運使いすぎでは???

初めてのコンサート思いの外良席のようで興奮するど新規ジャニオタ大学院生2人。

「お姉ちゃんたち、まだ関ジャニ∞出てきてないから落ち着いて」と妹に宥められつつ。

 

そして、開演。いろは節で出てくる関ジャニ∞さんたち!!

実在した〜!?!?生きてる!?!?

生きてるけど同じヒト科ヒト属Homo sapiens sapiensとは思えない美しさ!?!?

生物学の分類改めなくて大丈夫!?!?

絶対塩基配列違うから!!!

 

十祭の東京公演はよこやまさん、金髪だったんですよ、背中にペガサスが刺繍された法被羽織ってたんですけど見る角度によっては片側だけ後ろに縫い付けられた翼が肩越しに見えたんです。

その姿は片翼もがれた天使そのものでした。

美しすぎて人の心を誑かしてしまったから片翼もがれて堕天した天使様だったんですね。

人間、あまりに美しいものを見ると多分脳細胞破壊されるんでしょうね、語彙力の喪失。

白い 細い 神々しいの形容詞3点セットをずっと公演中うわ言のように言ってたそうです(妹談)

 

十祭を語る上で外せないジャニーズメドレー。

参戦時点では関ジャニ∞はジャニーズっぽくないから好きなんて言ってましたが、しかし!!!

基本的にテレビっ子なので知っている曲ばかり、関ジャニ∞のライブのはずなのに何でみんな踊れるの?と言った疑問はもちろんありましたが、曲は知ってるからリズムに乗って、周りの人見よう見まねで踊って。

 

事件はweeeekで起こりました。

よこやまさんの乗ったトロッコがこちらに近づいてくるではありませんか!

いや、うん、トロッコ通りそうだねって浮かれてたけどよこやまさん来るとか心の準備出来てない。

トロッコの上で飛び跳ねながら観客を煽るよこやまゆうさんがこちらに近づいてくる。

その距離、わずか3m弱。

 

生きてる〜!?!?

 

飛び跳ねた時にぶかぶかのTシャツがひらりとめくれて、素肌が露わになって。

 

白い〜 陶器で出来てる〜!?!?

 

白磁のような肌っていう比喩初めて心から納得した。

というか、白磁なんて比喩よこやまさん以外に使うことを禁ずる。

白磁 オブ 白磁

いや、白磁より白かった。

メラニン色素持ってます???メラノサイト仕事してる???

 

びっくりするくらい細くて、急激なダイエットしてた時期だったから病気なんじゃないかと思うほどで。

お腹いっぱいご飯食べさせてお天道様によく当てたふかふかの毛布でくるんで保護して、ユネスコ

世界遺産級の造形美だから!!!

 

ジャニーズメドレーにノリノリだったはずがもはや放心状態。

美しすぎるものは人をダメにする。

 

放心状態にぶっこまれたアンダルシア。

前にジャニオタになった経緯について記事あげた時にも書いたんですけど知らなかったんですよ。

ジャニオタ必修曲らしいけど、現役で事務所所属してたって活躍してたのが産まれる前で、親の年齢に近い方の曲なんてジャニオタじゃなきゃ知らんがな。

よくよく調べたら大好きなマーシーによる楽曲提供作品だったんですけど、そもそもヒロトマーシーもリアルタイム世代ではないのと、ブルーハーツ時代過剰信仰でハイロウズクロマニヨンズはざっくりしか聴いてない人間なので楽曲提供までは調べてなくて。

ど新規でもゆるおたでもここまでずっと楽しかったのに一気に包まれる疎外感。

周りめっちゃ盛り上がってるし、踊ってるし、え?そもそもこれ誰の何て曲よ???

帰りの電車の中でレポ探して調べましたけど。

ジャニーズについてあまりにも無知で知らないことがあると楽しめることが減るというこの経験がジャニーズ研究したほうがいいんじゃないかという考えになり、今や軽率に他ユニ現場に足を運ぶオタクに。

 

A・RA・SHIのスケスケ衣装見てこういうバカなことに全力なとこが映像見ててたまらなく好きだとおもったので大爆笑しながら曲に乗って。

 

 

そして、ハチフェス!

気まずいKicyu!!!

深夜履歴書書いてる時に眠気覚ましに踊ってた成果を発揮せんとノリノリで踊り。

後にすばる担に「すばる以外のユニットの踊りはさすがにノーマークだった、私も踊りたかった!」と言われてドヤ顔を決める。

 

ヨコヒナtorn!!!!

ジャニウェブでの投票の段階から人気No1と言っても過言ではなかった組み合わせかつ楽曲!

すばるくんが亮ちゃんとペアだったからヨコヒナ来る!!!と思ったけど本当にキター!!!

黒い衣装に風に吹かれる金糸のような髪が映える映える映える。

ヨコヒナがそれぞれ正統のアイドル曲踊ってるだけでもそれなりにテンション上がるのに向かい合ってる!手を組んでる!

oh ジーザス。

tornという曲を産み落としたキッカケのユニットの2人に感謝だし、作詞作曲してくださった方にも感謝だし、衣装作ってくれた方にも感謝。

ヨコヒナが共に生きるこの時代に感謝。

正直なところ、興奮しすぎてあんまり記憶ないんですけどね。

ヨコヒナが美しかった。美しいは正義。

 

村上担から賛否両論、否が多いのはわかってゆけどBabunだって、DVDので見ててシンゴー!ってやりたかったのやれて楽しかったし、エイト全員出てきたらみんなまよわずエイトー!って叫ぶのみんな訓練されすぎでは?と思ったけど楽しくて楽しくて。

エイトレンジャーやヘブンリとかこれまで繰り返しDVDで見たものが全部詰まってた。

 

純情恋花火が流れる中で打ち上がった花火の美しさと儚さ、夢のようなひとときだった。

 

最後の挨拶、横山さんが泣いてるのだけは見てて本当心配になったけど。

芸能人のファンは10年以上してたけど芸人さんは基本泣くことはないし、見たことあってもテレビの向こう側のことだからステージと客席で物理的距離はあるにしてもリアルタイムで好きな人が泣いてるのに出くわすの初めてで、でも何もできないの辛すぎた。

激やせしてた時期だから流れてた重病説鵜呑みにしかけたくらい。

テイチク移籍の涙だってわかるまでは病気なんじゃないかという本気で心配してた。

 

でも、関ジャニ∞が涙で終わるわけはなくて、さすがにファン3年目で何度も聞いてるよ!ってツッコミ入れたくなる定番曲だって初めて体験になるからアンコールだってめちゃくちゃ楽しくて。

 

アンコールの最後、みんなで手を繋ぐのもDVDで何度も見ていて。

勿論、その時点でファンクラブ入ってたし、会員証の裏のEIGHTER NAMEっていう字面を見て、自分は関ジャニ∞のファンなんだってニヤニヤしてたけど。家でテレビ越し応援するんじゃなくて、会場で何万人ものファンの1人として手をつないで、横山さんが言うところのひとつになったとき、とても幸せな気持ちになった。

ファンから見たアイドルは替えが効かないナンバーワンでオンリーワンの存在で、逆にアイドルから見たファンは集合体でしかないと思ってるけど、エイトが大切にしてるファンっていう集合体の1つになれたことにとにかく満ち足りた気持ちでいっぱいになった。

勿論、現場に行ける行けないはチケットの運とか遠征にかかる時間やお金、本人の経済事情や家庭環境も大いに影響するから一概にいわゆる茶の間ファンが悪いなんて言うつもりは毛頭ないけど、現場に行ってみたい気持ちがあって行ける環境にあるなら一度は絶対行ったほうがいい。

 

初めてのコンサート「十祭」に行ったら現場中毒になってその年のツアーは3会場多ステしてしまうようになっちゃいましたとさ。

上手く話のオチはつかなかったけど、以上初めてのコンサート体験記録でした。